レゴジャパンにも突撃取材だ!

 村田(仮)がアクティビジョンで取材をしていたころ、りえぽんはレゴブロックを輸入販売している「レゴ ジャパン」に取材に行っていた。那須の「レゴ (R) スター・ウォーズ(以下、レゴ スター・ウォーズ) ショップ」で見た大ディスプレイを見て、りえぽんが伝えたかったこととは?

りえぽん、レゴジャパンで大興奮

りえぽん:アクティビジョンには村田(仮)さんが行ってくれたので、
私は「レゴ ジャパン」に来てみました!
「レゴ スタジアム」や「レゴ スター・ウォーズ」シリーズのお話を伺いたいけれど、どなたに聞けばいいんだろう……。とりあえず、中に入ってみよう。あら、ちょうどいいところに受付の方が、すいませ~ん! ってあれ!?

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▲お馴染みのロゴの看板が目印の「レゴ ジャパン」へ。受付に人がいると思ったら、レゴブロックで作られたディスプレイでした! 入り口横にはレゴブロックの歴史が展示されています。

りえぽん:レゴブロックでできた受付! まさか、ここの人はみんなレゴブロックでできているんじゃ!?
???:そんな訳ないですよ。ちゃんと人はいますよ。
りえぽん:うわっ! こ、こんにちは。突然おじゃましてすいません。実は「レゴ スター・ウォーズ」シリーズについて、インタビューさせていただきたいのですが……。
小室 豪人氏(以下、小室氏):なるほど、わかりました! 僕は、レゴ ジャパン ブランドマネージャーの小室です。どうぞ、何でも聞いてください!
りえぽん:わぁ! ありがとうございます!
小室氏:受付前で立ち話もあれなんで、どうぞこちらへ。
りえぽん:(やっぱり受付なんだ、ここ……)

■「大人買い」をして名シーンを再現しよう!

りえぽん:早速なんですが、実は「那須ハイランドパーク」に新しくオープンした「レゴ スター・ウォーズ ショップ」へ行ってきたんです! 12平方メートルの巨大ディスプレイを見てきましたよ。
小室氏:遠いのに、わざわざ見に行ってくれたんですか! いかがでしたか? すごい迫力だったでしょう。
りえぽん:はい! 「クローン・ウォーズ」の情景が、目の前に広がりましたよ! あのディスプレイは、何体くらいの“ストームトルーパー”や“バトル・ドロイド”が並んでたんですか?
小室氏:ミニフィグ(レゴブロックのキャラクター)だけで1,500体ですね。「レゴモデルビルダー」の直江(レゴ ジャパンの社員)が製作指揮をしたのですが、それぞれの動きやビークルの配置などにもこだわりました。“バトル・ドロイド”の銃の構え方や、銃の角度まで演技をつけたんですよ。
りえぽん:えぇー、そんなところまで! うわーん、そこまでしっかり見ていませんでした(泣)。でも、両軍がぶつかりあっているところは、本当に動いているような迫力でした! こだわって作ったからこその迫力なんでしょうね。

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▲「レゴ スター・ウォーズ ショップ」内にある「クローン・ウォーズ」のディスプレイ。これだけ揃うと迫力が違います。

小室氏:ディスプレイだと見るだけで終わってしまいますが、実際に自分で触って遊んでみると、もっとそのシーンの迫力が伝わると思いますよ。さすがに1,500体揃えてくださいとは言えませんが、ぜひ同じキットをいくつか買っていただいて、自分の部屋で名シーンを再現してもらいたいです。
りえぽん:「大人買い」ってやつですね?
小室氏:えぇ(笑)。映画でも同じ量産型ビークルが並んで攻撃していたりするでしょう。やっぱりそれは、同じキットを揃えないと再現できません。そして「飾って終わり」ではなく、手に取って「ごっこ遊び」をしてみてください。ミサイルが発射されたり、ビークルの窓が開いたり、いろいろギミックが用意されているので、それで遊んでみるのもいいですね。
りえぽん:えぇ!? そうなんですか? レゴブロックで作ったものって「作って終わり」なイメージがありました。そんなギミックがあるなんて知りませんでしたよ。
小室氏:せっかくですので、発売中のシリーズを触ってみますか?
りえぽん:わぁ! いいんですか? お願いします!

■「7671 AT-APウォーカー TM」を触ってみた!

小室氏:これが、那須ハイランドパークの「クローン・ウォーズ」のディスプレイでも使われている「7671 AT-APウォーカー TM」です。
りえぽん:おぉー! 間近で見ると、細かいところまでしっかり作られているのがわかりますね。あら? “クローン・トルーパー”が変なところにぶら下がってますよ?
小室氏:そんな風に、自分で動きを作れるのも楽しみの1つです。これは、側面からコックピット部分が開閉できるようになっています。コックピットの中に“クローン・トルーパー”を座らせることもできますよ。
りえぽん:どれどれ……。うまくコックピットに座らせることができました。
小室氏:コックピットの後ろ側も開くことができます。ここから中を覗けば、パイロットの目線が楽しめますよ。正面に「ヘイルファイヤー・ドロイド TM」を置くと……。
りえぽん:おぉぉ! 実際に戦っているみたいになりますね! よーく狙いをつけて、ビーム発射!! ドーン!
小室氏:そんな感じで遊んでいただければうれしいです(笑)。

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▲上段は、2008年1月発売の「7671 AT-APウォーカー TM」。価格は8,400円(税込)。少々高めですが、「クローン・ウォーズ」を再現するために「大人買い」して揃えたい! 下段は正面に「ヘイルファイヤー・ドロイド TM」を置いて、コックピットから覗いてみた様子。自分がパイロットになった気分が味わえます。

■作る楽しさを味わってほしい

りえぽん:すっかり遊んでしまいました。そろそろ『レゴ スター・ウォーズ コンプリートサーガ(以下、レゴ SWCS)』のお話を聞かせてください。ゲームのムービーはご覧になりましたか?
小室氏:えぇ、もちろん! キャラクターに表情があったり、レゴブロックでできないことを、ゲームでやってくれていますよね。セリフはありませんが、だからこそ動きや表情に工夫ができる。これはレゴブロックにも言えることですが、制限の中で工夫するからこそ、よりクリエイティブなものが作れるんだと思います。
りえぽん:なるほど。
小室氏:それに、あの「スター・ウォーズ」がレゴブロックになっていて、しかもそれがゲームで遊べる! というのは、他にはないですよね。レゴブロックのカワイイキャラクターで、どなたにも抵抗なく楽しめると思います。『レゴ SWCS』をきっかけに、たくさんの方にレゴにも興味を持ってほしいです。そして、実際に購入して自分の手で作ってみてください。レゴは組み立てるのも難しくないので、女性でも楽しめますよ。
りえぽん:私もどれか1つ作ってみようかな。ゲームをプレイした方に、オススメの商品などはありますか?
小室氏:全部オススメしたいですが……。2008年1月発売の「7668 レベル・スカウト・リパルサー・ビークル TM」は、ゲームで先に登場して、後から「レゴ スター・ウォーズ」シリーズで発売されたんです。もしかしたら今後、そのような商品が増えるかもしれませんので、楽しみにしていてください。
りえぽん:『レゴ SWCS』のシーンを再現できたりもするんでしょうか?
小室氏:昔に発売されているキットは、すでに手に入らないものも多くあるんですが、先ほども言ったように今後シリーズが増える可能性もあります。『レゴ SWCS』で、キャラクターを操る楽しさを味わったら、「レゴ スター・ウォーズ」シリーズで作る楽しさも味わってほしいです。

■「レゴ インディ・ジョーンズ」シリーズ新情報!

りえぽん:そういえば、『レゴ SWCS』に“インディ・ジョーンズ”が登場するんですよ。「レゴ (R) インディ・ジョーンズ(以下、レゴ インディ・ジョーンズ)」シリーズについても、少し教えてください。
小室氏:“ハン・ソロ”と“インディ”が競演するんですよね! これも、他のゲームじゃ絶対に許可がおりにくいことですね。レゴブロックだからこそできた、いい意味で「悪ノリ」みたいな感じです。「スター・ウォーズ」シリーズだと、やっぱり“ハン・ソロ”が一番人気で、誰が操作するかで取り合いになるかと思うんです。
りえぽん:そうですよね。でも、“インディ”を使えば解決? みたいな(笑)。今年の6月に最新映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が公開されますが、「レゴ インディ・ジョーンズ」シリーズは新作が出るんでしょうか?
小室氏:はい、出ますよ! 映画の公開と合わせて、2008年6月に発売します。映画1作目の「レイダース/失われたアーク」から「クリスタル・スカルの王国」までを題材に、全部で7種類発売します。
りえぽん:映画と同時に、レゴブロックでも楽しめるんですね! どんなキットか簡単にご紹介をお願いします。
小室氏:今回発売されるもので1番のオススメは、「7627 クリスタル・スカルの魔宮」です。魔宮にはたくさんの罠が仕掛けられています。隠し階段があったり、崩れる階段があったり……。そこを“インディ”がどうやって冒険していくのか、映画と合わせて楽しんでほしいですね。
りえぽん:「レゴ インディ・ジョーンズ」シリーズにも、ギミックが用意されているんですね。
小室氏:それと、1作目「レイダース/失われたアーク」では、「7622 聖櫃(アーク)の奪回」がオススメです。アークを乗せた敵の軍用トラックを、“インディ”が馬で追いかけるシーンです。実は、実在した軍用トラックがレゴシリーズに登場したことは、今までになかったんです。
りえぽん:そうなんですか!? “インディ・ジョーンズ”ファンだけでなく、ミリタリーファンも注目ですね!

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▲こちらが2008年6月発売の、「レゴ インディー・ジョーンズ」シリーズ新製品。価格は2,100円(税込)から。「7627 クリスタル・スカルの魔宮」は16,800円(税込)、「7622 聖櫃(アーク)の奪回」は6,300円(税込)です。“インディ”の華麗な冒険がここに!

(その後も、実際にキットに触って遊ばせてもらったりえぽん)
りえぽん:すみません、夢中で楽しんでしまいました。
小室氏:いえいえ、楽しんでいただけて何よりです。今回ご紹介したシリーズは、どちらも大人の方でも楽しめると思いますので。りえぽんさんのように「子ども心」を持った大人に、昔を思い出して遊んでもらいたいです。
りえぽん:「ごっこ遊び」をするのも、楽しかったです(笑)。どうもありがとうございました!

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