■「真剣にパロディ」しているストーリーモード！

　ストーリーモードでは、映画のストーリーにそってゲームが進みます。各チャプターを始める時に簡単なストーリー紹介が入るのですが、このストーリー紹介が映画の例のアレ(宇宙を背景に黄色文字が斜めに流れていきます）。こんな細かいところも映画に忠実！　忠実なんだけど、ムービーの各所に少し笑えるアレンジがされているのが魅力です。まさに「真剣にパロディしている」という表現がぴったり。表情豊かに動くレゴキャラクターも、ゲームでしか見れないポイントです。
　ゲームの操作は、アクションが苦手なりえぽんにもやさしい簡単操作。「攻撃」、「防御」、「敵の攻撃を避ける」が□ボタン1つでできちゃいます。映画ファンだけどゲームは苦手……なんて人も、簡単にプレイできるのでオススメです。

▲エピソードIのオープニングです。宇宙を背景に宇宙船が飛ぶ、お馴染みのシーンからスタートします。レゴならではのアレンジも!?　オープニングで“オビ＝ワン”たちが乗ってきた「リパブリック・クルーザー」が破壊されてしまうシーンでは、パイロットたちがバラバラに壊れてしまいます。

■フォースを使って謎を解け！

　ゲーム中は常に2人、もしくはそれ以上のキャラクターが一緒に行動します。最初のステージ「交渉」では、“クワイ＝ガン・ジン”と“オビ＝ワン・ケノービ”、2人の「ジェダイの騎士」が登場。「ジェダイの騎士」である彼らの特殊能力は、もちろん「フォース」！　画面中に青く光っているオブジェクトがあったら、その近くで○ボタンを押してフォースを使うと、ブロックを動かしたり、敵を混乱させたり、仲間キャラを吹き飛ばしたりできます。また、キャラクターによって特殊能力は異なります。例えば“C-3PO”はアクセスパネルを操作して開かない扉を開けることができたり、“アミダラ姫”は特定の場所でロープを使った移動ができます。場所によって操作するキャラクターを切り替えながら進もう！

▲フォースを使えばオブジェクトが動かせます。中にはパズルのようにブロックを動かして足場を作る場面も。謎解き要素もたっぷりで、遊び応えもバツグンです。

■りえぽん、ポッドレースに苦戦する

　 　本作では、ビークル（乗り物）を操作するステージも登場します。エピソードI・チャプター4「モス・エスパのポッドレース」もビークルを操作するステージの1つ。“アナキン・スカイウォーカー”が「ポッドレーサー」に乗り込み、レースに挑戦するのですが……。スピードが！　速いです！　あまりの速さに、慣れるまで壁に激突ばかり。単にりえぽんがレースゲームも苦手なだけなんですが（泣）。なお、PS3版ではオプションでワイヤレスコントローラーのモーションセンサー機能でビークルを操作できるように変更できます。こっちのほうが直感的に操作できて、レースが苦手な人でも操作しやすいかと思います。りえぽんもモーションセンサーを使ってなんとかクリア、見事に体ごと動いて操作していたのは言うまでもありません……。

▲エピソードIではレースでしたが、他のエピソードでは、シューティングのように敵機を倒しながら進むビークルのステージも。シューティングも苦手なりえぽん。このステージでも苦戦しそうです。

■全エピソードをやり込みプレイできる！

　 　こんな感じで、苦戦したところもありましたが、アクション苦手なりえぽんでもエピソードIエンディングの「ナブー開放パレード」までたどり着けました。2人で協力プレイも可能なので、難しいところは2人で挑戦するのもいいですね。今回は村田（仮）がまったく手伝ってくれなかったので1人で頑張りましたが！
　映画のストーリーが体験できる「ストーリーモード」の他にも、自由にキャラクターを選んでプレイできる「フリーモード」や、制限時間内にアイテムを集める「チャレンジ」などのやり込み要素もたっぷりです。レゴや「スター・ウォーズ」のファンはもちろん、やり込み系アクションゲームが好きな人にもオススメ！

りえぽん：ふぅー、無事にエピソードIがクリアできたー！
村田(仮)：おめでとう、おめでとう。
りえぽん：うわ！　びっくりした！　まさかずっと後ろで見てたんですか!?　だったらポッドレースのステージ手伝ってくれればよかったのに！
村田(仮)：でも、これでアクションもレースも苦手でも、クリアできるのがわかったでしょう。
りえぽん：うっ、そうですけど～。
村田(仮)：もちろんそういったゲームが大得意だという人のために、難しいやり込み要素も用意されているのでたっぷり遊べますよー。
りえぽん：なんで村田（仮）さんが最後持って行っちゃうんですかー！