電撃ドットコム > 電撃オンライン > 『エイジ オブ エンパイア III : ザ ウォーチーフ』

『WC』で追加されたネイティブ・アメリカン3部族。ヨーロッパ諸国に勝るとも劣らない力を持つとされる文明たちだが、その実力は果たしてどれほどのものなのだろうか? そんなわけでDOLスタッフが先住民族たちを直撃レポート。彼らの生活と戦いの実情に迫る! 題して……

『WC』体験レポート 「ネイティブ・ライフ」

高貴なる歩兵文明に…
ライターは出会った。

クアウテモク

”落ちる鷲”。クアウテモクは奸智に長けた指導者だが、機嫌の良し悪しが瞬時に変化する。死すらも恐れぬアステカ軍と対峙するときは、敵の予期せぬ動きに警戒すること。

ライターA

ライターは基本的に仕事に対して消極的だ。仕事をないがしろにするわけではないが、自堕落な生活を信条とする。仕事を頼む際には予期せぬ逃亡に警戒すること。

さて、本日の滞在先はアステカ。大砲も火器も持たない未熟で野蛮な文明らしいけど、槍とか弓でヨーロッパの近代諸国に勝てるものなのかね~。

愚かな旅人よ。貴様の心臓をケツアルコアトルに捧げる日は近い。

わ、アステカの偉い人。だーって、主力ユニットのジャガー プロウルナイトですら武器は黒曜石の剣ですよ? マンモス狩るのかっての!

ヨーロッパ文明に毒された愚か者め。では、我が部族の戦いを見るがよい。

発見、探索の時代

初期ユニットは町の5人に戦士長、あとは戦闘神官? 近接攻撃25の戦うヒーラーかあ。まあ、初期戦力はほかの文明より有利ですね。

フフフ、それだけと思ったか…。我が戦士長の技能「自然との友好」を見るがよい。

お、お? 財宝の守り手が仲間に加わった!! コヨーテやグリズリーをどんどん従わせてる…。って、アウトロー騎手やアウトロー銃兵まで従わせられるんだ。

彼らの戦闘力は殖民の時代の兵にも匹敵する。この技能によってほとんどの財宝を容易に回収することができ、さらには動物+アウトロー軍団を作って序盤の牽制もできようぞ。

うお、経験値320の財宝も発見の時代にゲッツしてるし…。アステカ戦士長恐るべし!

「周囲の味方ユニットの獲得経験値上昇」効果も持っておるしな。序盤からカードを切りやすかろう。そうら、そうしてるうちにももう次の時代だ。



←見よ、このアステカ動物軍団。町の人に対する攻撃がやや弱いのが残念だが、宝集め+内政荒らし対策としては非常に優秀!

植民の時代

物資もたまってきたことだし、そろそろアレを作るかのう。そらそら、我が町の人たちよ「豊穣の踊り」を踊るがよい。

わ、これがネイティブ・アメリカン固有の建物ファイアピットかあ。資源は木100でいいんだ。

豊穣の踊りでは、町の人1人の踊りにつき、ユニット作成速度が10%アップするのだ。経験値獲得スピードをアップする「賜り物の踊り」や戦闘神官を生み出す「聖なる踊り」など、どれも役に立つ踊りばかりよ。ちなみにネイティブ・アメリカンのなかでも我が部族だけは戦闘神官をファイアピットで躍らせることができるのだ。その踊り効果は町の人の2倍!

うわー、踊ってる踊ってる。

さて、次は戦闘キャンプの作成といこうか。我が部族の戦闘キャンプはロシアのトーチカなるもの同様、建物そのものが遠隔攻撃を可能としておる。拠点として大いに役立つことだろう。

ヨーロッパ文明のユニットはマスケット銃兵やスカーミッシャーのように各文明共通のものが多かったけど、ネイティブ・アメリカン文明はそれぞれまったく違うユニットが作れるんすね。騎兵に強いピューマ槍兵に、重歩兵に強いマセワルティン、動きの速いコヨーテランナーかあ。

そらそら、ためたカードを使って植民の時代からラッシュを仕掛けることもできようぞ。我が戦士団よ、敵地に向かうがいい。

わー、コヨーテランナーで内政荒らしッスか…。クアウテモクさんエロいッス。

フフフ、それらは我が部族の中では下級の歩兵どもよ。高貴なる者たちは次なる要塞の時代にて誕生するのだ。



←ダンスダンス! とはいえ踊りに夢中になりすぎると、結果的に内政を遅らせてしまうことも……。

要塞の時代

クアウテモクさんとこは砦作れないんスね。大砲とか砦とか出てくる要塞の時代はキツいんじゃないですか? ほら、相手の砦ができちゃってますよ、プププ。

愚かな……。我が建物ノーブルハットから生み出される高貴なる者たちの姿を見るがよいわ!

んお、遠隔攻撃力60の建物ですね。これが砦代わり? って、何か高貴そうな人たちがどんどん出てきたYO!

フフフ、彼らが我が文明を代表するナイトたちよ。騎兵、重歩兵に強い近接歩兵ジャガー プロウルナイト、砲兵、建物に強い遠隔歩兵アロー ナイト、騎兵に強い遠隔歩兵イーグルランナー ナイトだ。

全部歩兵じゃないッスか!! これで大砲とか砦落とせるの??

そらそら、射程30を誇るアロー ナイトの一斉射撃の前に、砦も大砲もあっという間に崩れ落ちていくわ。

おわー! イギリスのロングボウも目じゃない射程だわ。しかも砲兵、建物ボーナスすげえ…。あ、相手も軍隊出してきたよ。騎兵にスカーミッシャー、ファルコン砲かあ。確か史実のアステカは馬を見たことが無くて、スペインの騎兵を半獣半人の神の使いとして崇めちゃったんだよね、プププ。

……我らが神ケツアルコアトルは白い顔を持つ神だ。白人たちをその使者と勘違いしたとしても、おかしくはなかろう。ぬ、敵が目の前か、貴様の処分は後回しだ。我が高貴なる戦士たちよ、出番ぞ。まずはアロー ナイトの長射程攻撃でファルコネット砲を狙い撃ちよ。

わ、歩兵の一番の天敵、ファルコネット砲が一瞬でスクラップだわさ。

続いてジャガー プロウルナイト、イーグルランナー ナイト出でませい。近接戦闘で彼らに敵う者などおらぬわ。

わ、騎兵を蹴散らして、スカーミッシャーも一掃してしもうた…。被害は出たけど、確かに強い!

これぞ我が部族が誇るナイト3種よ。ファルコネット砲の狙い撃ちには手動操作が必要だが、軍勢同士の戦いでほかの文明にひけをとることはない。さらにはジャガー プロウルナイトの忍び足で敵本拠地への奇襲も可能よ。



←高貴なるナイトたちはいずれもコスト1。食料と金が必要になるので、要塞の時代以降はその2つを大量に集める必要がある。

工業の時代以降

工業の時代以降はナイトたちのさらなる強化とともに、ファイアピットで「ガーランドの踊り」が可能となる。この踊りで生まれ出るナイトこそ、我が文明最強の戦士スカルナイトだ。

おお、さらに戦力UP。それにしても徹底的なまでの歩兵文明ッスね。ジャガー、アロー、イーグル、そしてスカル。

フフフ、高貴なる歩兵文明は伊達ではないのだ。弱点は、アロー ナイトを多めに用意しておかないと大砲に一掃される危険性があることかの。

あと海戦弱いッスよね。手漕ぎのカヌーでガレオン船に挑むっていくらなんでも無謀ッスよ! それと一か八かの革命を起こせないのも寂しいです。

まあ、海の多いマップや長期戦はやや苦手かもしれぬな。だが、序盤の戦士長の偉大さ、要塞の時代のナイトの強さは十分に理解できたことだろう。さて、そろそろ儀式の支度をするか。

はーい、って、もしかして…。

貴様の心臓をケツアルコアトルに捧げるのだ。

おわーーーー!



←工業の時代以降も3種のナイトが主力。大砲をずらり並べられると厳しいので、早期決着が望ましいか。

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