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業界の裏側が見える(かもしれない)!?
モンキーの北海道漫遊記!

担当:電撃オンライン モンキー

 もう1カ月近く前の話ですが、11月22〜25日の4日間、北海道へ行ってきました。主な目的は以下の通り。
 
・美少女ゲームメーカー・ブルーゲイルのトークショー取材
・キャラクターパーティ札幌取材
・人気音楽制作集団・I'veインタビュー

 
 3つも目的があれば建前としては十分……ゲフンゲフン!! いや、大マジメで仕事してきましたよ? 北海道へ行くのも飛行機へ乗るのも10数年ぶりなので、ちょろっと旅行記みたいなものを書いてみたいと思います。業界のとても偉い方々と急接近できた4日間でもあるので、もしかしたら裏側を垣間見るようなものになるかも? でも小心者なので、あんまりにもエグいことは書けないかも? ご用とお急ぎでない方は、お付き合いくださいませ。
 

【11月22日(土)】
・この日の目的……特になし(移動のみ)

 
 11月22日、天気は曇り(北海道は豪雪)。移動の初日に目的を詰め込みすぎるとロクなことがないので、昼くらいの飛行機で悠々と北海道へ向かいます。飛行機に乗るのは学生時代以来なので、フライトがちょっぴり怖かったり。最近の飛行機は、機首からの映像を機内のスクリーンに映すのですね。着陸の瞬間とか、まともに見れませんでしたよ(小心者)。

羽田から出発だ。デパーチャーッ!! たった1時間半で千歳へ到着。もはや北海道は近い。命を預けたJAL機よ、お疲れ様。

 千歳から札幌へは、「エアポート」という快速が30分ほどで結んでいます。この「エアポート」、千歳を出てしばらくは地下を走りますが、途中から地上を走る格好になっています。車窓が地下から地上の風景へと切り替わったまさに数秒後、猛烈な勢いで雪が降りはじめました。なんというタイミングの良さか! そういえば、せっかく北海道へ行くのだからと、愛用のプレイヤーに『オホーツクに消ゆ』(※1)の曲(CDで発売されたアレンジVer.のもの)を入れてきたんだっけ。頭出しでメインテーマ「オホーツクに消ゆ」を呼び出し、みるみる茶色から白へと変わっていく北海道の原野を眺めながら聴きました。車窓を流れる雪と、北海道の町並み、そして原野。
 
♪ラ〜ラ〜タタ〜ラ〜タラリラ〜(「オホーツクに消ゆ」らしい)
 
 ぬおおっ、臨場感抜群だ!! シュンスケ(※2)はどこだー!! 到着初日だというのに、興奮気味で札幌駅へ降り立ちます。さ……寒いッ!! 寒い寒い寒い!! この寒さどもは本気だ! 俺の毛根を殺す気だ!! 慌てて荷物から帽子を取り出し、装着。この日のために用意したゴツいコートと、ズボンの下にはく山岳用のタイツを着用していましたが、そういえば頭はむき出しでありました。道民の皆さまには11月下旬など寒いうちにも入らないのでしょうが、東京の冬に慣らされたモンキーは新鮮さすら感じたのであります。
 宿泊予定のホテルは札幌駅から地下鉄で数駅のところにあるので、特に寄り道もせずに移動。地下鉄の駅を出て歩いていると神社を見かけたので、明日の朝には地元の神さまにお参りをしておこうと誓いながらホテルへ向かう。なにげに信心深いモンキーなのだった。

札幌っていったら味噌ラーメンだよね〜。って「一平ち●ん」じゃねぇか! なんで北海道まで来てカップラーメン食ってんだ俺は!! いいけど。おいしかったから。

 特に寄り道もしなかったので、ホテル近くのコンビニで買ったカップラーメンで夕食を済ます。……微妙にもの悲しい……。そういえば、セイコーマートというコンビニは初めて見た気がします。あとで聞いた話によると、北海道ではかなり有力なチェーン店なのだとか。勉強になるなぁ。そんなこんなで、初日は終了。宿泊したホテルの部屋に加湿器が置いてあったので、室内の具合は上々でした。ただ窓ガラスが曇ったら、そのガラスの下の方に足あとがついているのが分かってビックリしましたけど。なんでこんなところに? 形からすると左足だし、けっこう小さいから女性のものだろうか。ここに左足をつくと、ウウム後方に人がちょうど1人立てるスペースができるな。でもこの部屋シングルだぞ? 前の宿泊客がホテトル嬢でも呼んだのだろうか。窓に片足つかせて後ろからとか? いいなぁ。そんなことを思ってモヤモヤしつつ、札幌の夜が更けていった。
 

【11月23日(日)】
・この日の目的……ブルーゲイルのトークショー取材
 
 11月23日、天気は曇りときどき雪。この日は夕方から、美少女ソフトメーカー・ブルーゲイル(※3)のトークショー「One Night "BLG" Carnival 〜ウホ!エエコトヤラナイカ〜」を取材する予定が入っています。が、日中はまるまる空いているので、せっかくだからと有名な観光地へ向かってみることにしました。とりあえず、クラーク像で知られる羊ヶ丘展望台だ! 昨日見かけた神社で地元の神さまにお参りしてから、地下鉄で羊ヶ丘の最寄駅へ。駅前でタクシーを拾って、サクッと到着。タクシーの運ちゃんが「この時間はヒマ」と言っていたので、帰りの足をお願いしてとりあえず見て回ります。さすがに眺めは、展望台というだけあってなかなかのもの。

なるほど納得の見晴らし、羊ヶ丘展望台。ときおり雪のちらつく天候ながら、札幌ドームまでを見下ろす景観を楽しませてもらいました。 うおー羊とかいるし! スゲー勢いで草食ってるし!! うまそうだ! いや、草がね。


 冷凍していないラム肉によるジンギスカン鍋を出す店もあったのですが、ホテルのバイキングでたらふく朝食をとってしまったため断念。ウウム、調子に乗ってガツガツ食うんじゃなかった……。羊ヶ丘展望台にはチャペルもあり、ちょうど新婚さんが式を挙げていました。雪がちらつく中の挙式でしたが、新婦さんがチャペルを出てくるときにはなぜか雲が途切れて陽が射したりして。2人を祝福するかのように大地を照らす陽光と、きらめく雪、雪、雪。ああ、幻想的だなぁ、幸せそうだなぁ。缶をガラガラ引きずるオープンカーって実物を見たのは初めてかもなぁ。1人で観光してる自分をさみしく思いながら、羊ヶ丘をあとにした。

クラーク像だ。「少年よ大志を抱け」……いい言葉ですね。モンキーが少年とか言ってたら、編集部で隣席のマツジュン♀さんから「どのツラ下げて少年かー!!」と拳でツッコミ入れられそうですが。ふッ。


 札幌駅周辺に戻って、さてどうしよう。そういえば、ニトロプラスの最凶広報・ジョイまっくす氏(※4)も北海道入りしているはず。とりあえず携帯に電話してみました。
 
ジョイ氏「あ、どぉもぉ〜」
 
 ステージやイベントでのジョイさんしか知らない人には意外かもしれませんが、普段のジョイさんは割とテンションも平常です(失礼)。昼飯がまだだということで、ブルーゲイルさんが経営しているメイド喫茶・プリムヴェール(※5)へ向かうことに。すすきの駅前のロビンソン(※6)で落ち合うと、なぜかジョイさんはユニクロの袋を下げていました。
 
ジョイ氏「いや、昨日会社から着の身着のままで来ちゃってさ……」
 
 ジョイ氏が札幌入りしたのは、モンキーと同じ22日。しかし、その前日21日に会社へ泊まり、会社から空港へ行ってそのまま札幌入りしたのだとか。
 
ジョイ氏「さすがに寒いし、着替えもないんで、買ってきちゃったのよ〜」
 
 相変わらず多忙そうなジョイ氏だった。そんなこんなで向かったプリムヴェールは、大型アーケード・狸小路(※7)を東へ抜けた先にあります。ジョイさんと、同行していたニトロプラス広報のニトロ君、そしてモンキーの3人で入店。ヒゲの良く似合う素敵なマスターが作ってくれる、おいしい料理に舌鼓を打ちました。しかし、ニトロ君はイマイチ冴えない様子。この寒いのに、アイスクリーム入りのクレープを注文してしまっていたのでした。
 
ニトロ君「おいしいけど、寒い……冷たい……」
 
 当たり前ですがな。
 
ニトロ君「いや、温かいクレープだと思ったんですよ!」
 
 見れば、セットのドリンクもよりによってアイスティを頼んでしまっています。そのうちニトロ君はとうとうガマンしきれなくなり、お冷やの氷をアイスティに移しはじめました。スプーンでせっせと。さらに、氷がなくなったお冷やのグラスを握って、ちょっとでもぬるくなるようがんばってます。
 
ジョイ氏「あほだねぇ〜」
モンキー「これで女の子なら、ドジッ娘ってことでかわいかったかもしれないけどね〜」
ニトロ君「……」
ジョイ氏「う、うまっ! ボクの頼んだホットコーヒー、激うまっ!」
モンキー「おや奇遇ですな! 私もホットコーヒーなんですよ!」
ニトロ君「……」
モンキー「でもジョイさん、知ってます? この中に、クソ寒いってのにアイスティ頼んだ方がいるらしいですよ?」
ジョイ氏「な、なんですって!? ニトロ君、そんな奇特ガイがいるって知ってた!?」
ニトロ君「そのクサい芝居を今すぐやめろーっ!!」

 
 その後は、凍えるニトロ君を尻目に好きな映画の話などで盛り上がりました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(ジョイさんのお気に入り)とか「ブラインド・フューリー」(モンキーのお気に入り)とか。一通りマッタリしたあと、ウエイトレスのメイドさんに興味津々のジョイさんを引きずって、とりあえず店を出ます。がしかし、ブルーゲイルのトークショーには、まだ数時間ありました。聞けばジョイさんは、このあとスロットを打ちに行くとか。
 
ジョイ氏「前に北海道へ来たとき、大当たりしたんだよねー」
 
 ならばとモンキーも付き合って、仕事のためにホテルへ戻るニトロ君を放置しつつスロットへ。ジョイさんと並んでスロットを打つという不思議な体験をさせてもらいました。モンキーは結局、1回当たってその後スッって3,000円ほどの負け。ジョイさんは一時的に数万の大負けを喫しましたが、盛り返してなんとか“ちょびっと負け”くらいには落ち着いたようです。仕事があるからとホテルへ戻るジョイさんと別れ、トークショーの舞台・ブルースアレイ(※8)へ。ここはちょっとオシャレな雰囲気の飲食店ですが、この日は業界人やファンがたくさん集まり、熱気ムンムンになっていました。
 イベント開始時間になると、店内に「戦闘メカ ザブングル」(※9)のテーマ曲「疾風ザブングル」が流れます。そういえば、歌詞に「ブルーゲイル 涙はらって ブルーゲイル きらめく力」という箇所がありましたっけ。ブルーゲイルのトークショーにはピッタリの歌ですね。ファンの前でマイクを握った名物社長のうさ氏(※10)は、司会のPCニュース編集長・今俊郎氏(※11)と軽快なトークを展開。サーカスのtororo団長(※12)や、エウシュリーの藤原組長(※13)なども参加して、さまざまな業界秘話を聞くことができました。いろんな意味でスレスレなので、ここでは紹介がはばかられる話題ばかりですけれども。聞いてみたい人は、今後も開催予定があるというブルーゲイルのトークショーをチェックしよう!
 トークの流れの中で、今氏から
 
今氏「そういえば、今日は電撃オンラインさんもいらしてるんですよ」
 
 などと振ってもらえることもあったのですが……その時モンキーは、少し離れた席に引っ込んでおりまして。
 
今氏「電撃さーん?」
モンキー「ゲラゲラゲラ、ゲラゲラゲラ」
土井MAD氏「だから俺はそこで、ジョージの奴に言ってやったのさ。お前さんのワイフには、お前さん自身の熱いキスが特効薬だってな!」
モンキー「ひゃっひゃっひゃっひゃ!」
今氏「だめだこりゃ。なんかメシ食ってやがる」

 
 すいません。テックジャイアンの土井MAD氏(※14)と楽しく談笑していました。でも、今さんがしゃべりすぎて雑誌社アピールの時間がなくなっちゃったし、これで1勝1敗ですよね!?

ブルースアレイ店内の様子。神奈川などの遠隔地から、北海道まで馳せ参じた勇者もいた模様……。 土井MAD氏(左)と並んでパチリ。業界の有力誌「テックジャイアン」の編集様にタバコつけさせるなんて……ッ!! あのときの俺はどうかしてたんだ! なお、撮影はブルーゲイルの美人スタッフさん。協力ありがとう!


 イベント後は、業界人の有志を募って打ち上げに。「お姉さんが隣についてくれるお店」などへ行きました。子供なモンキーはちょっとドキドキ! 途中から参加したbamboo氏(※15)が大いに盛り上がって、そのアオリでいつの間にか全員がアダルトビデオの撮影隊という設定にさせられ、あげくモンキーが男優扱いされてしまったのには少々困りましたが。

お姉さんが隣に来てくれるお店で、すっかり上機嫌のbamboo氏(手前)。奥はE-LOGiNのおのまちゃる編集長(※16・左)と、ブルーゲイルのうさ社長(右)。


 まぁそんな扱いは気にもせず、アボガドパワーズ(※17)のケン太氏と
 
ケン太氏「いやぁ、ボクは浴衣がとても好きでしてね」
モンキー「じゃあ次回作は、浴衣に特化したゲームですね! タイトルはズバリ『ゆかたマリッジ』!!」
2人「ゲラゲラゲラ、ゲラゲラゲラ」

 
 などと楽しくお話させてもらいながら過ごしました。お付き合いいただきましてありがとうございます。モンキーは2次会までで退散しましたが、一部の面々はその後も飲むと、夜のすすきのへ消えていきました……。明日はキャラクターパーティ札幌だっていうのに、みんな元気だなぁ。
 

【11月24日(月)】
・この日の目的……キャラクターパーティ札幌取材
 
 11月24日、この日の天気も曇り。いよいよ取材も本番、キャラクターパーティ札幌です。詳しいレポートは関連記事を参照してもらうとして、ここでは少々舞台裏などを。

会場となったアクセスサッポロ。「駅から微妙に遠くて、微妙に交通の便が悪いんだよねー。でも、そのおかげで我々はお客さんが拾えてありがたいんですけどね(笑)」とはタクシー運転手さんの談。 キャラパーティ札幌では、ステージイベントも開催。写真は、『あののの。』(Spirit Speak)のステージに立つプロデューサーのMOKA氏(※18・右)と、声優の新堂真弓さん(※19・左)。MOKA氏のキビシーイ突っ込みに耐えながら、けなげにトークを続ける新堂さんの姿が印象的だった(笑)。


 東京の各種イベントに比べて、なんとなーく和やかなムードの漂う会場内。昨日トークショーでマイクを握り、たくさんのメーカーさんをお相手していた、うさ氏の姿も見えます。笑みを絶やさず、訪れるファンとの会話を弾ませるうさ氏は本当にすごいなぁとか思いました。その後は、場内の写真を撮影しながらブースさんにご挨拶。なんと車で北海道まで来たとかで、微妙にグッタリしているすたじお緑茶さん(※20)ご一行が哀愁を誘っていました。がんばって!!
 取材がひと段落ついたので、一服しようと会場外のモールへ出てみると……ジョイさんが、コスプレのまま椅子に座って休憩していました。モンキーと目が合うや、その格好(下の写真参照)でガパリと股を広げるサービスつき。あのね、ジョイさん。そりゃ、女の子のパンツなら嬉しいですよ。モンキーも男だからさ。でも、さ。ねぇ。うえぇぇぇん。
 ジョイさんはさすがに目立つ格好なので、どうしても通り過ぎる一般客の視線を集めていました。でも、不思議とみなさん温かい眼差し(笑)なんですよね。あそこまで突き抜けていると「ああ、芸人さんかな」「ネタか」と理解してもらえるのでしょう。以前ジョイさんが言っていた、「中途半端なのが一番カッコ悪い」というセリフが思い出されました。

ジャンケン大会に集結したファンをバックに、ポーズを取るジョイまっくす氏。 サーカスのトークショーには、おなじみtororo団長とbamboo氏が出演。新作『ガッテーム&ジュテーム』(関連記事参照)などについて熱く語った。


 さて、キャラパーティも滞りなく終了。すすきのへ向かうタクシーに同乗させてもらったあと、せっかくなので付近を散策しました。

札幌つうたら市電ですがな。PSソフト『雪割りの花』(やるドラシリーズVol.4)にも出てきましたっけね。 雰囲気に酔いまくったカップルを大量生産中の大通公園も、1人で見てみたり。あははは、イルミネーションが綺麗だな、虚しいなー。後方はさっぽろテレビ塔。
札幌つうたらあれですよ、時計台も見とかないと(すっかり観光気分)。 別の角度からもう1枚。夜の写真ばかりですね。空き時間に大急ぎで回ったのがバレバレですね。

 その後、フラフラしてうどん食って「北海道は、うどんセットの丼モノも“づけマグロ丼”だったりするのかぁー」などと変なことに感心しつつ市内を漫遊。これまた市内漫遊中だったP-mateのマリオITO氏(※21)と合流し、回転寿司を食いに行く。モンキーはうどんを引っ掛けてしまったのであまり腹が減っていなかったんですが、マリオ氏は超空腹の様子。寿司をドガーッと食った上にシーフードカレー(なんで寿司屋にカレー?)まで平らげていました。よく入るなぁと、ここでも変なことに感心。回転寿司とはいえ、北海道というだけでネタが新鮮な気がして(いや実際新鮮だったのかもしれませんが)、とってもおいしく食べられました。
 夜がほどよく更けてきたところで、キャラクターパーティ後に焼肉やらビール園やらで飲んで食っていた皆さんと合流。次のお店を探す間、すすきの駅前のロッテリア(なぜか)で時間を潰します。サーカスのtororo団長が、ストローの運送経費削減などについて熱く語っていました(笑)。札幌のコミックとらのあなでサイン会を開いていたテリオスの皆さんや、テックアーツの方なども合流してきましたが、ここでモンキーは失礼させてもらいました。翌日は、午前中からブルーゲイルさんへご挨拶にうかがう予定だったので……。
 すすきのからなら、ホテルまでは歩ける距離なんですが、ポン引きが本気でウザかったのでタクシーを拾ってサッサと移動。2メーター程度の距離なのに……。市内をフラフラしているときにお土産を購入した関係で、ビニール袋をぶら下げながら歩いてたのがまずかったのでしょうか。すすきのへ出張かなんかで出てきて、「さー今夜はイカガワシイお店へ行っちゃうぞー!!」とか張り切ってるサラリーマンにでも見えたんじゃろか。ふん! ボクはそんな不埒なことはしないモン! ホテル帰って寝た。
 

【11月25日(火)】
・この日の目的……ブルーゲイルご挨拶、I'veインタビュー
 
 11月25日、この日の天気は雨。さて、北海道へ来たからには、ですよ。数々の美少女ゲームソングを手がけ、「おねがい☆ツインズ」などのアニメソングでも知られるI'veさん(※22)を取材しない手はありません。このインタビューの様子は、来週のリンクチェックで詳しくお伝えしますのでお楽しみに。I'veさんインタビューは午後からという予定だったので、その前にブルーゲイルさんへご挨拶へうかがうことにします。北海道滞在中は本当にお世話になったので、菓子折り下げて行ってきました。

ブルーゲイルを訪れるモンキー。どう見ても不審者だ。 社内では、ブルーゲイルの看板原画家(笑)、鋼丸氏が作業中だった。モザイクが入る前の無修正原画がそこら中にあって、子供なモンキーはちょっとドキドキ! それにしても凄い文字を背負った原画家だ。決意のほどが見てとれる。

 ブルーゲイル社内はとても片付いており、雰囲気も和やかで「理想的な会社像」といった感じ。そして、女性スタッフが多い! しかもみんなキレイ! ウーム、北海道は美人が多いと聞いていたが……。社長のうさ氏も隅に置けないなァ。

女性スタッフを発見するや、かまってほしくてちょっかいを出すモンキー。 サッパリ相手にされず、だんだんさみしくなってくるモンキー。OH……ケンモホロロネェ……。


 しばし談笑ののち、ブルーゲイルが経営しているメイド喫茶・プリムヴェールへ移動する。

ブルーゲイル社屋のまわりには、なぜか猫が多く見受けられた。路地裏のうらぶれた雰囲気と、うち捨てられた自転車や椅子が哀愁を誘う……。でも猫は人懐こかった。 プリムヴェール入り口。おいしい料理をメイドさんが運んでくれる、ジョキャニーナ(理想郷)のような店だ!


 実はこの日も、モンキーはホテルのバイキングでたらふく朝食をとってしまいました(貧乏性)。しかし、うさ氏が嬉しそうにオススメする「キッシュ」という料理が本当においしそうで……。正直食べきれるか自信がなかったのですが、つい注文してしまいました。ほどなく「キッシュ」が到着し、口へ運ぶと……ン、ンマ〜イ!! 藤子不二雄A風! おなか一杯のはずなのに、入る入る! 本気でおいしかったので、もしお店へ行ったらチェックしてみてください。

うさ氏のオススメ料理「キッシュ」。ジャガイモとモツァレラ・チーズと玉子、そして具材を合わせてオーブンで焼いたもの。温野菜とガーリックトースト、スープつき。ガーリックトーストを、スープにひたして食するのがこれまた美味! なんかヨイショしまくりですが本当においしかったんだって!


 その後、人気原画家・飛鳥ぴょん氏(※23)らを中心とするスタジオメビウス(※24)ご一行がプリムヴェールへと到着。この日の夕方に飛行機で大阪へ帰る強行軍ながら、プリムヴェールのあとに羊ヶ丘や支笏湖へ向かうのだとか。特製の巨大パフェを平らげ、メビウスの皆さんは観光へ(笑)向かいました。

メビウスさんが注文した、特製パフェを見つめるモンキー。おいしそうだが、さすがにもう入らない……。


 そうこうしているうちに、I'veさんインタビューの時間です。雨が降っていたため、うさ社長が車で送ってくださいました。なんていい人だ……。北海道は寒かったけど、住む人の心はポカポカだよ! などと、ありがちながらも心に響く感想を噛み締めつつI'veへ向かう。I'veのスタジオは、シックな作りの落ち着いた雰囲気でした。前述しましたが、インタビューの詳細は来週のリンクチェックで掲載します。ファンの方は楽しみにしていてくださいませ。インタビューが終わったあと、I'veの高瀬氏(※25)と、人気ボーカリストのKOTOKOさん(※26)から「スープカレーを食べに行こう」と誘われました。この「スープカレー」とは、札幌ではすでにおなじみで、サラサラのカレールーにライスをひたして食べる料理なのだとか。今度は高瀬さんが車を出してくれ、市内のお店へ向かいます。

高瀬氏、KOTOKOさん、C.G MIX氏にお話をうかがったI'veさんインタビュー中の様子。詳細は来週のリンクチェックを待て! 札幌名物と言っても過言ではない? スープカレー。カレールーがスープばりのサラサラで、そこへスプーンにのせたライスをひたして食べる……てな感じの料理。そしてこれも美味! 北海道はメシがうまい!!


 紹介してもらったお店で、「スープカレー」を食べます。料理自体がおいしいのはもちろんですが、同席してくれた皆さんが豪華すぎてなんともはや。ぜいたくな食事でありました……。

スープカレーにご満悦のKOTOKOさん。あのパワーボーカルが一体どこから? と思えるほど、キュートな方でした。 攻撃的でガンガンくる曲から、いわゆる電波系まで幅広く手がける高瀬氏。でもご本人は、とっても優しくて柔和なナイスガイ。北海道の人はみんな優しい気がする。


 3人で満腹になって店を出て、タクシーを拾って駅へ向かおうとすると、またしても高瀬氏が車を出すと申し出てくださいました。なんかもう面目なさすぎて萎縮。高瀬氏の車に揺られていると、後部座席からKOTOKOさんの苦しそうな声が……。
 
KOTOKOさん「高瀬さんの運転する車は酔うんです〜。ふひゃ〜」(ホントにこう言った)
 
 確かに高瀬氏は、加減速を的確に繰り出すドライビングをなさってました。よかった、ちょっと酔ったのはモンキーだけじゃなかったのね(笑)。
 
高瀬氏「うーん。なァんだろな」(高瀬氏の口ぐせ)
 
 そんなやりとりと、カーステレオから流れるI'veサウンドを聞きながら、車は一路札幌駅へ。そう、あと数時間後には千歳から飛び立たねばならないのです。楽しい時間は、あっという間に過ぎ去るのでありますね。折りしも、BGMは「悲しみの花」(※27)の切なげなメロディ。駆け足で過ごした4日間のことが思い出され、モンキーの心もちょっぴりセピア色(バカ?)。
 
 札幌駅まで送ってもらい、丁重にお礼をしたあとで、今度は逆方向の「エアポート」に揺られながら千歳へ。滞りなく搭乗手続きを済ませて、飛行機は千歳を飛び立ちました。眼下には、北海道の夜景。いろんな出来事、出会った人々、訪れた町並みが次々と脳裏をよぎります。窓から見える北の大地の灯火は、例えようもなく美しかった。滞在中は早く帰りたくて仕方なかったはずなのに、もうこんなにも北海道が恋しくなっている。また、折りを見て訪れたいな。そう思った、北海道取材でした。

★用語解説
※1【北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ】
1984年にPC版、1987年にファミコン版が発売された、主に北海道を舞台とするAVG。東京で起こった殺人事件を発端に、次々と起こる事件を追って北海道へと捜査の足を延ばしてゆく。名曲ぞろいのBGMでも知られ、廃盤となったアレンジ版CDの復刻希望が「たのみこむ.com」へ殺到。2002年1月に、めでたく復刻を果たした。
 
※2【シュンスケ】
『オホーツクに消ゆ』で、主人公の補佐を勤める若き刑事。頼りなさげな(失礼)ハンサム野郎ながら、ラスト付近の戦闘シーンでは大立ち回りを見せる活躍も。ここでかかるBGM「ファイティング シュンスケ」は、アバンギャルドな仕上がりがハートを熱くさせる名曲だ。
 
※3【ブルーゲイル】
北海道は札幌に居を構える美少女ソフトメーカー。名物社長・うさ氏の気さくな人柄と、ハード路線からコスプレ系まで幅広く網羅するラインナップが特徴。「Change my Style 〜あなた好みの私に〜 」や「You're my treasure 」など、I'veソングの中でも特に際立つ名曲をゲームの主題歌に採用していることでも知られる。
 
※4【ジョイまっくす】
『斬魔大聖デモンベイン』や『鬼哭街』など、独特のテイストを持つゲームを発表し続けている美少女ソフトメーカー・ニトロプラスの広報。髪型はボンバーアフロ、メイクは「勘違い系」(ジョイ氏談)、服装は自社ゲームに登場する女性キャラのコスプレと、素晴らしく立ったキャラクターが人気。実はシャイで涙もろく、ステージやイベントで見せる姿が彼の本性だと思ったら大間違い。そんながんばり屋さんなところも魅力の1つだったりして。
 
※5【プリムヴェール】
すすきのは狸小路に開店中のメイド喫茶。本格派シェフの料理と、かわいいメイドさんがもてなしてくれるお店だ。※3のブルーゲイルが経営しているだけあって、ファンの側に立った細やかなサービスが楽しめる。メイドさんのスカートの丈が“長すぎず短すぎず”だったため、ジョイまっくす氏がいろんな意味で悶えていたのはヒミツ。
 
※6【ロビンソン】
すすきの駅前にドデンとそびえる百貨店。余談だが、ジョイまっくす氏は最初これのことを「コロンブス」と間違えていた。「ロ」と「ン」しか合ってないじゃん。
 
※7【狸小路】
すすきの駅から札幌駅方面へ少々歩いたところで、東西に大きく広がっているアーケード商店街。メイド喫茶・プリムヴェールは東の端に位置している。
 
※8【ブルースアレイ】
札幌市内の飲食店。これまでにもブルーゲイルのトークショーが幾度か開催されており、ファンにはおなじみの場所となっている。
 
※9【戦闘メカ ザブングル】
1982年に放映されたTVアニメ。製作はサンライズ。荒野を舞台とする物語や、油の臭いがぷんぷんしそうなウォーカー・マシンなど、独特の設定でファンを魅了した。なお、主題歌「疾風ザブングル」を唄うは、実力派の串田アキラ氏。
 
※10【うさ社長】
ブルーゲイルの社長さん。笑顔を絶やさない、若き実業家だ。しかし、プリムヴェールで同席したときには経営者としての「前向きな厳しさ」も見せ、なるほど社長とはこういう人物が務めるものなのだな、と唸らされた。
 
※11【今俊郎】
美少女ゲームの業界誌「PCニュース」編集長。媒体関係者でありながら、マイクを握らせると快活なトーク力を発揮する。各種メーカーの有名人を招いて、今氏の司会で実施されるCURE MAID CAFE(東京・秋葉原)のトークショーは1年にわたって継続中。現在もオファーがあとを絶たない。
 
※12【tororo団長】
『水夏』や『D.C. 〜ダ・カーポ〜』などの有名タイトルを続々と発表した、人気ブランド・サーカスの代表。学生時代はドラマーとしてならし、作詞と作曲にも才能を発揮する。多くの野望をその胸に秘めた、小粋な暴れん坊だ。
 
※13【藤原組長】
美少女ものとしての出来はもちろん、純粋に“ゲーム”としてハイクオリティな作品を提供し続けているブランド・エウシュリーのとても偉い人。最新作『幻燐の姫将軍2』も先日マスターアップし、あとは12月19日の発売を待つばかり。
 
※14【土井MAD】
美少女ゲーム誌「テックジャイアン」編集部に在籍する編集者。スラッとした長身のイイ男で、空手有段者。服装のセンスも抜群で、すすきののキャバ嬢にもモテモテだった。ちくせう。悔しいが羨ましい。
 
※15【bamboo】
ゲームのプロデューサーから作詞作曲、ボーカルまでと多彩な才能を発揮する業界の風雲児。音楽集団・Milktub主宰。『グリーングリーン』『Kissing!!』などを製作したのち、会社を飛び出してこの冬から無職に。今後の動向が注目される熱きクリエイターだ。
 
※16【おのまちゃる】
惜しまれつつ休刊となった美少女ゲーム誌、「E-LOGiN」の編集長。口数は多くないが、時折放つ的確なツッコミで周囲を楽しませる。
 
※17【アボガドパワーズ】
『とびでばいん』や『終末の過ごし方』、『エム M×S エス』などで知られる美少女ソフトメーカー。2003年の正月に社屋2Fの水道管が破裂し、社屋1Fが大洪水に飲み込まれて開発断念の危機に直面したことでも有名。重要なデータやメインサーバが無事だったため、どうにか最悪の事態は乗り切った。この悲劇を紹介した映画予告風のムービーを自ら製作し、「不死鳥」と称えられたことも記憶に新しい。
 
※18【MOKA】
2003年12月12日発売の新作ソフト『あののの。』でデビューする、新生ブランドSpirit Speakのプロデューサー。とっても柔らかな笑顔で、エッチなトークに花咲かせるのが得意技。
 
※19【新堂真弓】
『あののの。』のヒロイン・遠山ココロ役でデビューする、新生ブランドにふさわしい新人声優。MOKA氏から「バラエティ担当」などと愛あるイジメ(笑)を受けながら、今日もがんばるけなげさん。高熱を押してイベントに出演するなど、卓越した根性の持ち主でもある。
 
※20【すたじお緑茶】
『夏日』などを発表した美少女ソフトメーカー。現在は新作『巫女さん細腕繁盛記』を鋭意製作中。北海道へは、はるばる車でやってきたとか……。
 
※21【マリオITO】
美少女ゲーム誌「P-mate」の編集者。関東在住のはずだが、なぜか札幌やすすきのの裏事情に詳しい。今度じっくりご教授願います。アーケードゲーム『WCCF』に熱く打ち込んでおり、仕事にできないかと密かに画策しているとか。
 
※22【I've】
膨大な数の美少女ゲームへ楽曲を提供し、不動の人気を築いた音楽集団。近年はアニメの「おねがい☆ティーチャー」や「おねがい☆ツインズ」などでも音楽を制作し、「Second Flight」(「おねがい☆ツインズ」OP)はオリコン総合15位と幅広い層からの支持を獲得した。
 
※23【飛鳥ぴょん】
スタジオメビウスを代表する原画家。代表作は、コンシューマにも移植された人気作『SNOW』。
 
※24【スタジオメビウス】
『SNOW』などで知られる、美少女ソフトメーカー。『ななみとこのみのおしえてA・B・C』でデビューする姉妹ブランド・Studio Ringを創設するなど、活発なアプローチが注目を集めている。
 
※25【高瀬一矢】
※22のI'veを代表するコンポーザー。数え切れないほどの楽曲を創り上げ、現在も多忙な日々を送る。「スターウォーズ」をはじめとするSF映画好きで、スタジオには映画関連のフィギュアやトイグッズがいろいろと置かれていた。口ぐせは「うーん。なァんだろな」。
 
※26【KOTOKO】
I'veのボーカリスト。個性的な歌声と、作詞や作曲もこなす多彩な活動でファンの人気を集めている。来年にはメジャーデビューも決定しており、いっそうの飛躍が期待できそうだ。
 
※27【悲しみの花】
2001年に発売された『復讐 〜凌辱の刃〜』(CROWD)の楽曲。悲しげなメロディを、ボーカルのMELLさんが切々と唄い上げている。


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