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タイトル |
気持ちよさ連鎖パズル トリオンキューブ |
レビュアー |
いぐちじゅんや |
簡単って、素晴らしい!!
簡単って、気持ちいい!!
落ちモノパズルゲームの醍醐味といえば、誰がなんといようと「連鎖」なわけで、大連鎖が決まったときの爽快感!! この気持ちよさにト・リ・コなんて人も少なくないでしょう。かくいう私もそんな1人で、高校時代に某落ちモノパズルゲームで「ばよえ~ん」と12連鎖を決めたときに全身を突き抜けた快感は、オトナになった今でも忘れることができやしません。たぶん一生忘れることはないでしょうね。ただ、この連鎖。連鎖が組める技術があることはもちろん、運よく対戦相手の攻撃がこない、落ちてくるブロックが狙い通りにくる、そして運などなど……、ざまざまな要素が相まって、どうにか決めることができるシロモノ。「連鎖が気持ちいいって聞いたけど、その連鎖がオレには組めねーっての!」なんて苦虫をかみつぶす思いをしている人も多いハズかと。で、この『気持ちよさ連鎖パズル トリオンキューブ』なんですが、ルールが超×10シンプルで、とにかく連鎖が簡単に出せるわけで、さしずめ「連鎖の万国博覧会やー」(どこかで聞いたことがあるとか言わないでね)といった感じです。たぶん、ゲームが初めてという人でも連鎖がすぐにできるんじゃないでしょうか。それぐらい簡単なんですよ、このゲームのルールは。
ちょっとシステマチックな話になりますが、ここで簡単にルールの説明をば。ゲームでは、3マスで構成されたブロックが落ちてきます。そのブロックを積み重ねて、3×3マスのかたまりを作ると連鎖スタート。あとは新しい3×3マスのかたまりを絶やさず連続に作っていけば、ドンドン連鎖していきます。ブロックの色が違うと消えないなどといったことは一切なく、特別ないわゆる「ネタ」というモノを組んでおく必要がないので、最短で3つのブロックで連鎖ができちゃったりします。例を挙げますと、横一直線のブロックがあります。これを縦にスキマなく3つ並べれば、連鎖スタート。さらにその横に同じ形のブロックを並べれば連鎖となるわけです。操作に慣れれば、2~3秒で連鎖することも可能なわけですよ。(活字でいまいちルールがわからないという人は、『気持ちよさ連鎖パズル トリオンキューブ』公式サイトで体験版が遊べるので、ぜひ!)
さてさてルールを読んで「えっ? 簡単過ぎでつまらなさそー」って思った人もいるでしょう。私も最初そう思いました。実際、横一直線のブロックやカギ型のブロックだけが落ちてくるステージは、ものすごく簡単で、画面いっぱいまで連鎖がすんなりできたりします。でも、将棋の桂馬の動きを表したような形のブロックや、山型のブロックなど(ブロックの具体的な形は脇の※の部分を見てください)、スキマの空いたブロックもあり(『テトリス』のようにブロックは置いても形は変わりません。つまり、スキマはスキマとして残るわけです)、これらのブロックが絡んでくると、かなり連鎖は難しくなってきます。とくに山型のブロック。こいつが曲者で、連続でワラワラ落ちてきたりすると、ブロックがまさに山積みになってみたりして、連鎖させることすら難しかったり……。これまでの大半の落ちモノパズルゲームでは、ブロックをできるだけキレイに組んだほうが連鎖を多く決めやすいというセオリーみたいなモノがあったりしますが、このゲームではキレイに組むと、3×3がうまくできないことが多いです。なので、ついついブロックをデッパリがなくなるようにキレイに組んでいっちゃうような、落ちモノパズルゲーム上級者だと逆にすぐに連鎖が途切れてしまったりすることも。そんなわけで対戦だと、全然ゲームをやらない人の方が5連勝なんてことも余裕でありえます。ゲーム上級者としてはイカントモシガタイことですが、初めての人でもすんなり勝てるというところは、かなりステキポイントなのではないでしょうか。「連鎖を組むのが難しそう」というイメージから、落ちモノパズルゲームを敬遠していた人に、ぜひぜひ遊んでもらいたいですね。あと、落ちモノパズルゲームに食傷気味って人なんかにもかなりオススメかな。
最後にこのゲーム、世界観がかなりフシギです。物語はさらわれたお姫さまを助けるというベタベタなプロローグなんですが、エピローグではとんでもないことになっちゃったりします。どんでん返しというレベルじゃないです。あと登場人物も見た目はみんなかわいいのですが、中身が……。その中で私のお気に入りは冥王。フォルムもさることながら、とにかくオコトバがステキ過ぎるので、一部掲載しちゃいます。あぁ、最後のオコトバは耳が、耳が痛過ぎる……。
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