|
タイトル |
音をつなごう!グンペイりば~す♪ |
レビュアー |
ショウスケ |
Simple is Best!
これぞ携帯パズルゲームの王道!!
『音をつなごう!グンペイりば~す♪』は、1999年にワンダースワンで発売された『GUNPEY』をリニューアルしたもの。そう、『GUNPEY』といえば、タテ10マス×ヨコ5マスのフィールド内にラインの描かれたパネルが出現して、そのラインを左右の壁につなげて消す……という単純明快なルールがウケて、大ヒットした超有名なパズルゲーム。このゲームを『ルミネス』や『メテオス』でおなじみのキューエンタテインメントが制作を担当しているから、ゲーム性はだけじゃなく、音とのコラボレーションも期待度大! あと、『音をつなごう!グンペイりば~す♪』の第一印象は「かわいらしさ」重点のモノかな、と。まぁ、実際にプレイしてみたらカワイイふりして中身は……って感じだったけど(笑)。ワンダースワン版で遊んだときから数えて7年間のブランクがあるとはいえ、なかなか歯ごたえがあって楽しかった~。いや、ホントはかなり苦労したんですけどネ。思った以上に自分の頭は固くなってて、柔軟性ゼロって感じ。でも、プレイし続けていくうちに慣れてきて、徐々に連鎖とかも考えられるようになってきたんですよ。そういえば、テレビでも考える能力は左脳、空間把握能力は右脳が担当しているって言ってたなぁ……。このゲームも、連鎖を考えることとパネルの位置を把握することを同時に行ってる。……つまり、このゲームは今ハヤリの脳トレと同じ効果を持ってるってコトだよね? なんかトクした気分ですわ~(笑)。
●1人用でも遊び応え十分の「グンペイ」モード
1人用の「グンペイ」モードには、キャラクターを選択してライバルたちを撃破していく「フロンティア」、ひたすらパネルを消していく「エンドレス」、30秒、60秒、90秒という制限時間内の得点を競う「タイムアタック」、決められた数のパネルを消しながらステージをクリアしていく「面クリ」と、ゲームの種類が豊富にあってイイ感じ。特に「フロンティア」は、キャラクターごとに異なる必殺技が用意されていて、これが戦いにかなり影響してくる。特定のパネル数を一気に消し去ると発動するんだけど、パネルを右端に強制的に追いやったり、パネルを全体的に3段持ち上げたりと、厄介な必殺技のオンパレード。なかでもキツかったのが、“ハンク”と“トーマス”の2人。“ハンク”の必殺技は、パネルの位置を上下逆転させるもので、パネルを出現させた瞬間に発動されて一気にピンチに! もちろん、ゲームオーバーになりましたよ……(泣)。“トーマス”は、フィールド全体を網の目状に黒く塗りつぶす必殺技を使ってくるんだけど、これが凶悪!! フィールド全体のパネルのカタチなんて、覚えきれませんがな……。でも、この必殺技を繰り出すための連鎖を考えるのは、ホントに楽しいッス。初めはパネルを消すのに必死で、その場しのぎのアドリブで連鎖を組んでたけど、これって効率がすんごく悪い。一度プレイを止めて、頭の中でパネルを多く消すためのカタチとかを考えた方が、スムーズにパネル数を稼ぐことができるんだよねぇ。これに加えて、ジグザグや全消し、後付けといった、パネルを消すためのテクニックを覚えると、いっそう楽しさが増すんですわ。上の部分でラインを消した直後に、下の部分で新たにラインを消してコンボをつなげるテクニックとかを見つけたときは、思わず口から「これだ!」って出ちゃった(笑)。ブレイクルールでプレイしたときは連鎖を狙うこともできるから、よりパズルゲーム的な感覚を強く感じたし。あと、タッチペンで操作できるってところもポイントが高い。画面を見て、ダイレクトに動かしたいパネルを移動させることができるから、ストレスなくプレイできるんだよね。これはホント、イケてる。だから、プレイはもっぱらタッチペンオンリーですよ。
●激アツ! の「たいせん」モード
このモードは、DS本体に搭載されているワイヤレス通信機能に対応してて、最大10メートル離れた相手と対戦できるんです。で、対戦前にまずキャラクターを選択。それぞれの必殺技の性質を考慮する必要があるから、キャラクター選択の時点ですでに戦いは始まってるって感じ。これが対戦を盛り上げる要因のひとつですね。あとは、対戦相手の様子が上画面に表示されるから、相手の状況を確認しつつ、大連鎖を組まれる前に先制攻撃を仕掛けたり、あせっている相手をさらに苦しめるような連鎖を狙ったりと、駆け引きしながらプレイできるのがポイント高いですね。まあ、一番楽しいのは、悔しがっている相手を目の前で見られることかも。……悪趣味だけどね、コレ。でも、これがあるからこそ燃えるワケですよ。「コイツだけには負けたくない」……とは、対戦してくれたライター“傭兵さん”のコメントですが(笑)。
●意外とハマる?「おまけ」モード
このモードには、ソフトを持っていない友だちに「エンドレス」の「ダブル」を配信する「おためしばんダウンロード」や、プレイ終了後に出現する不思議な妖精・ガンピーの動きを楽しめる「ガンピーギャラリー」といった、オマケ的な要素が満載。でも、オマケ要素の域を超えたモノがあったんですよ。それが、オリジナルサウンドの曲作りが楽しめる「音のおもちゃばこ」。カントリーやポップ、サンバといったジャンルのなかからサウンドを組み合わせられるほか、セットしたサウンドの音階や音の種類、ボリュームなどを自由に変更して、自分だけのメロディラインを作っていくというモノ。最初にプレイしたときは説明書を読んでなかったんで、何が何だか……って感じだったけど(←オイ)、一通り内容を把握してからは楽しくて楽しくて。同一ジャンルのメロディで統一するのもいいけど、異なるジャンルのサウンドをイロイロ組み合わせていって、意外な発見ができたときの感動がたまらないわ、コレ。そういえば、ホームページ上でWebピコピコマシーン体験版があって曲の投稿や、視聴ができるって話。他の人が作ったメロディを早く聞きたい欲求が、日に日に強く……。いや~、音楽最高!
●最後に……
携帯アプリでも『グンペイ』が遊べるみたいだけど、やはりDSのタッチペンを使った操作方法は他の追随を許さないほどのデキ映えかと。単純だけどサクサクプレイできるから、気が付いたら無言で熱中してるんだよね~。「遊んでもいい?」って聞いてきたライターさんや編集さんを見てると、まさにこの状態なんですよ(笑)。操作の手軽さとストレスを感じることなく遊べることが、この熱中……いや、中毒性を生み出しているんだろうなぁ。ただ、携帯ゲーム機として、この中毒性は大丈夫なのか? という不安も。だって、電車などの移動時にプレイしていたら降りる駅を通りすぎちゃうんじゃない? 一応、スタートボタンでプレイを中断できるけど、再開するタイミングがすごく難しそう……。もちろん、こんなコトを考えちゃうのは、それだけデキがいいという意味の裏返しなんだけどね。値段的にも手ごろな価格だし、移動時間が長い人や手軽に遊びたいって人には、うってつけのソフトと言ってもいいんじゃないかな。あとは、スコアランキングやメロディダウンロードといった、ホームページとの連動に期待したいトコロ。いろいろ楽しみにしてますよ(笑)。
|