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三国志の英雄たちが四度出陣!
新要素の大幅追加で戦いがさらに激しく!(3,838文字)
眠らないで頑張っています。オンライン対応版の発表があったり、『無双』シリーズの姉妹作である『戦国無双』が発売されたりして、最新作は当分出ないのではと思っていた『真・三國無双』。ちょっと間は開きましたが、いよいよ『4』が発売です。電撃PSでは発売直後の付録での攻略を皮切りに、たっぷりと攻略記事を展開していくことになっていて、現在はその作成に大忙しの毎日です。攻略班のメンバーが『3』のころから大幅に入れ替わって、もはや古株となってしまった自分ですが、若い方々に負けず頑張っていきたいと思います。というわけで、ここでは『無双』をこよなく愛するロートルライターが『4』の魅力を語りたいと思いますので、お付き合いください。
●アクションからシステムまで新要素がいっぱい!
群がる敵をどんどんと蹴散らしていく『無双』シリーズですが、その根っこの部分は『4』でも変わっていません。ただ、今回は新要素がいっぱいです。今からそのいくつかを挙げていこうと思います。
■「新たに数人の武将がプレイヤーキャラとして参戦」
新たな武将が加わるのは『無双』シリーズの醍醐味ですが、今回は数人の武将が加わっています。全武将数は50人近くにもなるというボリュームが素晴らしいです。蜀の関平、呉の凌統、魏の曹丕など、劉備や曹操よりも次の世代を担った人たちを選んでいるのもポイントといえるでしょう。また、無双モードは各武将ごとに物語が展開するので、ちょっとやそっとでは『4』のすべてを体験することができません。やり込みがいは満点です。
■「1画面内に表示される敵の数が増えた」
今までも無数に群がる敵が自分の周りを覆い尽くしていましたが、今回はコーエーさんの技術力がさらに上がったのか、1画面内に表示される敵の数がさらにアップ。敵をなぎ倒す爽快感も、体力が少なくなったときに追われる危機感もかなり増大しています。そのせいか、1つのステージでの撃破数もかなり増量。とあるステージでは、普通にクリアを目指して戦っていただけなのに、撃破数が1,200人を越えたことがありました。それも序盤のほうだからビックリ。これもシリーズならではの楽しさをより盛り上げてくれているといえるでしょう。
■「エボリューション攻撃が加わった」
通常攻撃を9回連続で叩き込む新アクション「エボリューション攻撃」。発動するにはそれなりに強い武器が必要ですが、操作自体は□ボタンを連打するだけと、いたって簡単。その割りにどんどん攻撃が続くので、出して爽快、敵も倒せて便利、というオススメ攻撃です。個人的には、「三国志」という時代に「エボリューション」という言葉を持ってくる独特のセンスがとても好きです。
■「チャージ5はチャージシュートに」
威力の高い攻撃を繰り出すチャージ攻撃。そのうちのチャージ5が、敵を浮かせて追撃できるチャージシュートへと発展しました。前作までもチャージ5は敵を浮かせる効果がありましたが、チャージシュートは攻撃範囲が広く、複数の敵を一気に浮かせられるのが特徴。コンボも作りやすく、100以上のコンボだって作ることも夢ではありません。実用性が高く、こちらもオススメのアクションです。
■「無双覚醒が加わった」
特定のアイテムを取っていると、好きなタイミングで発動できる無双覚醒。発動中は攻撃力や攻撃スピードが大幅に上がり、攻撃を受けてものけぞらなくなるので、一気に攻めていけるありがたい新要素です。とくに、本作の一部の敵は攻撃力が高いので、そういった敵との戦いでは欠かせないシステムになっています。もちろん、発動している時間には限りがあるので、どのタイミングで使うか、ということが重要。基本的には敵総大将と戦うときですが、ステージによっては総大将以上に強い敵がいますから、敵の強さを見極めるのが重要です。
■「ジャンプチャージが武将個々のアクションに」
ジャンプしてからチャージ攻撃を出すと、今まではほぼ全員が地面を叩きつけるアクションでしたが、今回は飛び道具を出したり、空中で連続技を出したりと、武将によって個性が別れています。まだ全員分は確認していませんが、個人的には武器を頭上で振り回して空中を飛んでいくものがオススメ。いや、オススメというのは見ていておもしろい、という意味で、使い勝手については謎です。ただ、武将によっては有効なものもありますので、いろいろと研究のしがいがあるのではないでしょうか。
■「護衛兵が護衛武将に変更」
従来のシリーズでプレイヤーキャラをサポートしていた護衛兵が、護衛武将になりました。連れて行けるのは1人だけとさみしいのですが、武器が剣や弓など幅広く、それによって行動が違っているほか、特殊能力でプレイヤーキャラを助けてくれることもあり、なかなか強力です。8人まで育成することが可能なので、どんなキャラを育てるか、どのステージで連れて行くか、といったことで悩めるのもうれしいポイント。最強キャラを早めに作れてしまうことがあり、育成の奥深さがもっとほしかったというのが正直なところですが、新たなシステムとしてはなかなかだと思います。
■「拠点の種類が増えた」
これまでは兵士が増えていく進入拠点しかなかったのですが、今回はこれに加えて、砦のような役割を持つ3種類の拠点を追加。ステージ攻略の戦略性が増しています。攻撃拠点の兵士は無双乱舞を出してきたり、防御拠点の兵士は身を固めてなかなか倒せなかったりと、拠点ごとに個性が違うのもいい感じ。腹が立つ一方でユニークなのは、アイテムを連発してくる補給拠点。どんなアイテムを使ってくるのか、思わず見入ってしまったりします。ただ、回復アイテムの連発にはご注意を(笑)。
■「武器に重さの概念が加わった」
攻撃力や攻撃回数が設定され、武将の強さに大きな影響を与える武器ですが、今回はこれに重さの概念が追加されました。武器が重いと攻撃のスピードが落ちる代わりに威力が上がり、軽くなればその逆の効果がある、という具合です。基本的には軽い武器を選んでどんどん押していくほうがいいのですが、武将によっては重いのを選んでも攻撃スピードがそれほど変わらないので、重いほうがいい場合も。武器集めがますます楽しくなったといえるでしょう。
ほかにも、馬に近づくと乗れる範囲が表示されて乗りやすくなったとか、敵武将や兵士のアクションのクセが変わったとか、挙げればいろいろとありますが、主なポイントは以上のもの。要するに、アクションの幅が増えて戦略性も増しているので、さらに熱い戦いが楽しめる、ということです。とくに新アクションの類は気持ちいいので、ぜひプレイしてみてほしいと思います。
●歴史イベントがさらに充実
個人的に、シリーズをプレイするうえで最も楽しみである三国志関連のイベント。本作にもたっぷりと収録され、歴史ファンを満足させるものになっています。とくに熱いのが、新武将の凌統と、彼の父の仇である甘寧に関するイベント。前作でも凌統の父、凌操が甘寧に討たれるイベントがありましたが、今回はそれからあとの話である凌統と甘寧が戦いを通じて絆を深めていくくだりまでが、しっかりと描かれています。凌統がプレイヤーキャラに加わった時点で予想はしていましたが、あるとやはりうれしいもの。三国志好きなら必見といえるでしょう。もちろん、ほかの武将にもさまざまなイベントが用意され、その充実度はシリーズ屈指といっても過言ではありません。全員分を見るのはなかなか大変だと思いますが、頑張ってみてください。
欲をいえば、あとは各武将の最期のシーンを丹念に描いてくれるといいのですが。たとえば三国志演義では、甘寧が戦死したとき、無数の鳥が彼の死骸の側に集まって守っていた、という逸話があるように、各武将の死に様はなかなか見るものを熱くさせるエピソードがいっぱいあります。『無双』では、なぜかとある武将だけカッコいい死に様が用意されているものの、ほかの武将はさらりと流されているのが実情。まあ、最期のシーン、というのはあくまで個人的な意見ですが、ぜひにも個々のエピソードをさらに深く掘り下げていただければと思います。
●最後に個人的な要望を…
本作に対する意見ですが……これがなかなか難しいです。ゲームとしては問題なし、というか、『3』からこれだけ発展するとは思っていなかったので、文句などいいようもありません。それでもあえていうのなら、無双モードが短いこと、でしょうか。各武将ごとに物語が用意されているのですが、1人の武将につき5ステージ前後しかありません。武将によってはもっと長い場合もありますが、大体の武将は5、ないし6くらいです。しかも、普通に育てていれば、難易度が普通だとフリーモードで鍛える必要もないので、非常に早く終わってしまいます。ただ、今回は武将数が50人近く。あまり1人あたりに長い時間をかけるのは確かに考え物です。レアアイテムとか武器集めを考えると、もっと時間がかかりますし……。この辺は難しいところだと思いますが、次回作で解決してくれることを願っています。何はともあれ、まだまだ進化していく『無双』シリーズ。従来のファンはもちろん、ACTが好きな人なら必ず満足できる1本になっているのは間違いありません。ちょっとでも興味があれば、ぜひプレイしてみてください。『無双』シリーズの新たな可能性を感じ取れるはずです。
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レビュアー紹介
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おぎのっち
電撃PSにて赤字覚悟で大売り出し中の若手ライター(といっても実はそろそろ若手でもなくなってきた)。
幼少から湘南に住んでいる”湘南ボーイライター”とは彼のことだ。湘南ボーイといえばサーフィンが趣味の男であると認識されがちだが、彼はボードには乗らない。いや、乗れない。しかし、そのかわりといってはなんだが毎月第3金曜日、浜辺のゴミ拾いを欠かさないことで”湘南ボーイ”をある意味体現していると自負している。小学生時代は半袖半ズボンで雨にも負けず風にも負けず6年間登校し、卒業式には校長先生から「いつも元気だったで賞」を授与された輝かしい経歴を持つ(校長先生、お元気ですか?)。あと、小学校3年生のときの学内球技大会でサッカーに出場し、ハットトリックを決めたことが自慢だ。
●好きなゲーム
『シスター・プリンセス』
『剣豪』
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『真・三國無双4』
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●機種:PS2
●メーカー:コーエー
●ジャンル:ACT
●価格:7,140円
●発売日:2005年2月24日
(C)2005 KOEI Co., Ltd.
■ソフト紹介ページ
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