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◇ レビュー ◇
電撃オンライン編集部がオススメするソフトを個性的なレビュアーがアツく語ります!
タイトル
モンスターハンターG
レビュアー
おくやん

狩られる前に狩る!
これが『モンスターハンターG』をプレイするときの掟です!!(4,203文字)

 
ここでは、仕事そっちのけでプレイし続けているモンハン廃人こと、おくやんが『モンスターハンターG(以下、G)』の魅力の数々を語りたいと思います。

●『G』に追加された大きな新要素

・圧倒的な手数でモンスターを切裂く双剣!

 前作『モンスターハンター』(オリジナル版)では大剣やハンマー、ボウガンなど5種類の武器しかありませんでしたが、今回の『G』では新たに「双剣」という武器が追加。攻撃している姿はまるで踊っているかのようで見た目が片手剣より派手だし、なにより攻撃回数が多い。さらに、R1ボタンを押すことで鬼人化し、連続回転斬りや乱舞攻撃が使用可能です。また、少しの攻撃なら受けてもよろけることがないので、ランポスなどに囲まれた時の脱出策としても活用できますね。ただ、攻撃面に特化した武器なので、ハンマーと同じくガードすることはできません。飛竜の動きを熟知し、攻撃するタイミングを覚えなければうまく扱えない上級者向けの武器といえます。ときには、属性効果を持つ双剣でザクザク斬りまくり仲間をサポート。ときには鬼人化→乱舞攻撃などで飛竜クラスのモンスターにも致命傷を与える。と、状況に合わせて戦い方を変えたい欲張りなプレイヤーにオススメの武器ですね。

・鬼教官から叩きつけられた試練を乗り越えろ!
 『G』から追加された「訓練所」。このモードを楽しむためにはモードセレクト画面で、「訓練所に行く」を選択すればOK。ただし、最初から選択はできないので注意すること。オフで特定のクエストをクリアすると出現し、訓練の種類が増えていく仕組みとなっています。訓練所の内容は、教官があらかじめ用意した武具&アイテムで特定の飛竜を討伐するというもの。また、通常のクエストとは違い、フィールドやモンスターから採取できるアイテムがかなり変更されています。例をあげると、通常では「薬草」が採取できる場所から「高級肉焼きセット」が採取できたり、ランポスにいたっては「投げナイフ」などが剥ぎ取れるようになります。これらのアイテムを駆使してクリアすることが、一流ハンターとなるための条件となっているのです。必ずプレイしなければならないということはないので、通常クエストの合間に腕試し感覚で楽しむことができます。

・新たなクエストがオフ&オンに追加!!
 オフラインモードでは、ガノトトスとゲリョスの討伐クエストがありませんでしたが、『G』でめでたく追加。これでいちいちほかのクエストを立てて探しに行く手間が省けるようになったのはうれしいです。オンラインモードでは、Gクラス(ハンターランクが21以上になると挑戦できるクラス)の追加やイベントクエスト専用の闘技場がある。闘技場では、狭い場所で2匹の飛竜を相手にガチンコ勝負をするという、まさに命がけのクエストなのです。その分見返りもあり、ほかのクエストより報奨金やハンターポイント(ハンターランクをあげるために必要なポイント)が通常より多く獲得できます。また共通で、イャンクックが次々と出現する「大怪鳥の異常発生!!」などがあります。このクエストは支給品がないので、回復アイテムなどは事前に用意しておかなければなりません。ちなみに、クリアするためには、イャンクックを2匹以上倒すと「ネコタクチケット」というアイテムが支給されるので、それを納品ボックスに入れればクリアすることが可能です。このように、新たなクエストが追加されたことにより、今までと同じ飛竜を相手にしても刺激的なハンティングを楽しめるのです。

・スキルシステムが大幅に変更!
 オリジナル版では特定の防具を一式装備することでスキルが発動しました。ですが『G』からは、頭、胴、腕、腰、脚と各防具ひとつひとつにスキルポイントが決まっており、スキルポイントが+10以上になるとスキルが発動するので、オリジナル版より自由度の高い防具の選択が可能となりました。逆にスキルポイントが-10になると毒を受ける時間が通常より長くなる「毒倍加」や、スタミナゲージの減少が通常より早くなる「はらへり倍加」など、マイナス能力のスキルが発動するデメリットもあります。『G』では、運搬クエストで重宝すること間違いなしの「運搬の達人」や、飛竜の咆哮を無効化する「耳栓」など、さまざまなスキルが存在します。うまく活用することで、効率よくクエストをクリアすることが可能なのです。

・新種の飛竜が続々登場!!
 『G』では今まで登場した飛竜の色違い(新種)は数多く存在します。現在判明しているのは、青い甲殻のイャンクックや蒼い鱗のリオレウスなどです。「ただの色違いじゃん」、と思っていたら大間違い。通常のイャンクックやリオレウスより肉質が硬く、緑ゲージの武器でも弾かれてしまう場所が多くなっているのです。また、一部の飛竜は攻撃方法も変わっているので、今までと同じ考えで戦いを挑むと手痛いしっぺ返しを受けることは必至。各飛竜の新たな攻略方法を探すといった楽しみ方があります。

・新たな武具も大幅に追加!
 新種の飛竜が追加されたことにより、もちろん新しい素材も追加されています。それらを使って生産&強化することができる高性能な武具の追加も見逃せません。その中でも注目したいものが、種類の増えたG系の防具。防御力が低いため後半ではあまり使用されていなかったランポス系やゲネポス系などの防具です。ランポスヘルムの防御力は8で、ランポスGヘルムの防御力は18と、能力の差はなんと10! その分、値は張りますがそれだけの価値は十分ある能力です。オリジナル版以上に好きな装備の組み合わせをしてハンティングを行えますよ。

●ハンティングの醍醐味
・オフラインモード
 漠然とクエストの成功条件を満たすのではなく、弱小の武具でリオレウスに挑んでみたり、大タル爆弾などアイテムオンリーで討伐クエストをクリアしたりと、自分でルールを作りプレイするだけで全然内容が変わってきます。それらを見つけたり、楽しんだりとちょっとした工夫をするだけで1人でも十分楽しめます。

・オンラインモード
 オンラインモードでは最大4人でクエストに挑戦可能。力を合わせ巨大な飛竜を倒した時の達成感はなんともいえません。それとは逆に、剥ぎ取り中に蹴りを入れたり小タル爆弾を設置したりなど、お互いの足を引っ張りあいながらクエストをプレイするのも楽しいです。ですが、このプレイはよほど仲がよくなければトラブルの元になるのでやらためったらジャマばかりするのはやめましょう。

●前作から変更された点

・アイテムをボックスの中に入れた状態でも武具の生産&強化が可能に!!

 オリジナル版では、武具を生産&強化をするときには必要なアイテムをボックスの中から出しておかなければなりませんでした。しかし、『G』では生産&強化に必要なアイテムがボックスに入っているだけで可能となりました。これで加工屋と家を行ったり来たりするわずらわしさから開放されましたね。

・最大300種類ものアイテムをボックスに保管できる!
 今まで最大100種類のアイテムしか保管できませんでしたが、収納上手の書を購入することで最大300種類まで保管可能となりました。いつもアイテムボックスの中は満杯状態だったので、この要素はスゴクうれしいです。……しかしアイテムの保管数を増やすために合計13万ゼニーも消費するのはどうでしょうか? ちょっと不満が残る変更点です。

・これで所持アイテムがスッキリキレイに!
 アイテムボックスの中を整理するときにアイテムを1つずつ移動させていましたが、セレクトボタンを押すだけでキレイに整頓されるようになりました。もちろん所持しているアイテムも同様に整頓できます。アイテム欄に隙間ができたりキチンと並んでいないと気がすまなかった僕としては、かなり便利な機能です。

・行商人が持ってくるアイテムラインナップがパワーアップ!!
 村で購入できた回復アイテムは「薬草」のみでしたが、クエストをクリアしていくことで、なんと行商人が街から「回復薬」を持ってきてくれるのです! いつも狩場で「アオキノコ」や「ハチミツ」を採取して調合以外でも可能になりました。ほかにも、街でしか買えなかったアイテムや新アイテムなどが入手できるので快適にプレイできます。

・オンラインでのチャット機能が快適に!
 オリジナル版で一緒にプレイする人に対して、メッセージ
(あいさつなど)→アクション(おじぎなど)を別々に行わなければいけませんでした。ですが、例文に<act01>と入力しておくだけで、メッセージとアクションを同時に起こすことができます。これでタイムラグのない、スムーズなあいさつが可能となりましたね。

●総評
 こんなにハマっしまったのは、ACT&キャラクター育成という2つの要素がうまくかみ合ったからだと思います。よく使っている武器は片手剣なのですが、機動力を生かし飛竜の攻撃を避けながら(たまにガード)、いかに数多くの攻撃を叩き込むか。僕は、今でも常にそのことを考えながらオン&オフをプレイしています。うまく避けながら攻撃を決めたときは、本当に気持ちがいいですよぉ。最初はランスや大剣を毛嫌いしていましたが、なんとなくやってみるとこれが楽しくて楽しくて。なんで今まで使わなかったんだろうと悔しく思ったくらいです。今では全武器をまんべんなく扱えるようになり、さらにハンティングのおもしろさがアップしましたね。
 キャラクター育成といってもレベルの要素はありませんが、装備する武具によっていつでも能力を変えることができます。そのため、防具にいたっては高性能重視から見た目重視など、さまざまな種類がいつのまにかそろっています。着せ替え感覚で「今日はこの装備でプレイしよう」というように、気軽に装備を変えられるのはうれしいですね。そういった感覚が、今でもクエストに足を運ばせる原動力となっていることは間違いありません。
 このように、いずれかの要素に自分なりのおもしろさを見つけることができれば、1年だろうと2年だろうと楽しむことができます。実際に『モンスターハンター』は、仕事上発売前からプレイしていましたが、『G』が発売される寸前までずっとプレイするほどでした。もちろん、武具作りなどに楽しさを見出す遊び方は、は変わらないと思います(笑)。

 


レビュアー紹介

おくやん
 好きなゲームをサルのごとくプレイするボク。最近では、今回レビューをした『モンスターハンターG』や『ソーコムII』など、オンラインゲームにドップリとハマる毎日です。家にはネットの環境がないので、ずっと会社にいる始末。会社に何日泊まったかなんて、本気で忘れるほどですよ……。

好きなゲーム
『モンスターハンター』
『第2次スーパーロボット対戦α』
『KOF』シリーズ


モンスターハンターG
●機種:PS2
●メーカー:カプコン
●ジャンル:ACT
●価格:4,990円 
●発売日:2005年1月20日
(C)CAPCOM CO., LTD. 2004, 2005 ALL RIGHTS RESERVED.

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