■『ストラガーデン』開発者インタビュー
――サービス開始から約2年経ちますが、現在の『ストラガーデン』のサービスの状況はどのようになっていますか?
ドワンゴ山口尚氏(以下、山口。敬称略):戦いと癒しの冒険世界をキャッチフレーズに、3Dのかわいいタッチで描いたキャラクターの着せ替えによる種類が豊富なことと、独特の戦闘スタイルをコンセプトにゲームを作り始めました。サービス開始からこの2年、そのもともとのコンセプトのままアップデートを重ねてきて、着せ替えの種類もどんどん増えています。今ではかなりの人数の方が遊んでいますが、プレイヤーキャラのレベルも上がったことによって、ほとんどのプレイヤーが違う姿をしているぐらいまで成長してきています。
――ゲーム全体のボリュームがかなり増えたという感じですね。
山口:そうですね。戦闘に関しては、いわゆる“クリックゲー”と呼ばれるゲームが増えてくる中で、独特のスタイルのまま成長させてきています。2年の運営で、バランス調整もかなり細かくしてきていますし、アイテムの数もどんどん増えています。“ファミリア”というペットたちもかなり種類が増えていて、サービス開始当時とは比べものにならないくらいゲームのボリュームはありますね。
――その『ストラガーデン』が基本プレイ料金無料となりましたが、無料化後の会員数の変化などは?
ゲームガーデン森健志氏(以下、森。敬称略):登録会員数の伸びるスピードで言えば7倍くらい、同時接続数も3倍くらいと、かなり加速度的に人が増えています。昨年12月から基本料金無料という形に変更しましたが、単純に基本料金無料というだけでなく、それに伴うプレミアムサービスを用意しています。プレミアムサービスは、1,350円で30日間の権利、3,900円で90日間の権利という形になっていますが、このサービスにはアイテムを購入する際に必要なストラポイントが、30日の場合は1,500ポイント、90日の場合は4,500ポイント付いています。
――プレミアムサービスを利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
森:まず1番わかりやすいところで言えば、ゲーム内に“ファミリア”というモンスターを捕まえて自分のペットにするシステムがあるのですが、通常ですと“ファミリア”を置くことはできても、連れ歩くことができませんでした。今回のプレミアムサービスを利用することで、そのペットを連れて歩くことができるようになります。それと、『ストラガーデン』の中でウェディングサポートという結婚式サービスを行っていますが、これもプレミアム会員限定のサービスになっていますね。
――アイテムを購入しようとする数が多いのであればプレミアムサービスを利用するのがベストという感じですね。
森:プレミアムサービスは、どちらかと言うと、別途お金を払うという感じではなく、例えば1,350円支払うと、1,500ストラポイント使えるのでお得感もありますし、それに+αで“ファミリア”が連れて歩けるであったり、30日の期間内に別途ストラポイントを購入したお客様には10%の増量があったりですとか、頻繁にアイテムを購入されるプレイヤーの方には、プレミアムサービスを利用した方がお得ですよという感じですね。アイテム課金という形でストラポイントを購入する人は、付加価値のあるプレミアムサービスの方がお金も余分に付いて来るという形です。新しいビジネスモデルとまではいかないですが、月額課金とアイテム課金の中間のようなイメージで、実験的な要素もあるんですが、そのような形で始めさせていただいてます。
――ウェディングサポートのサービスはどのような形で行われていますか?
ゲームガーデン長谷部望氏:こちらは大安にあわせて抽選でやってます。月に2~3回となっていますので、半年前から予約しないとできないような状況になっています。ウェディングサポートは8人のキャラクターの中から神父・シスターを指名する制度になってますが、実は8人それぞれにGMが1人ずついるんです。1人~2人のGMが各キャラクターを演じてるのではなく、それぞれ別のGMが動かしています。なので、選んだ神父・シスターによって言い回しも違うし、式の雰囲気も変わってくるんです。それぞれとても個性的なのですが、そこをユーザーさんに指名してもらい、いろいろと楽しんでいただいてます。式を挙げた後は、神父と戦闘を楽しむことができますので、GMとの真剣な勝負も楽しめるようになっていますね。
――今後『ストラガーデン』では、どのような展開を考えていますか?
フロム・ネットワークス大山誉展氏:基本プレイ料金無料化後は、提携先を拡大して新たなユーザーさんにサービスを紹介していこうと考えてます。敷居が低くなった分、みなさんにどんどん紹介してゲームに触ってもらいたいという形ですね。パッケージでのソフト販売、『ストラガーデン』のPCへのバンドルについても話を進めている段階です。これからは大々的にプロモーション展開していくことも考えています。
――基本プレイ料金が無料になったことで気軽にゲームに触れることができるようになりましたからね。
山口:現在の『ストラガーデン』で遊んでいる方たちを大きく分けると、ずっと遊んでいただいてる「既存プレイヤー」、無料化によって戻ってこられた「カムバックプレイヤー」、新しくはじめられた「新規プレイヤー」という3つのタイプにわかれています。無料化にあわせて、新規プレイヤー向けにチュートリアルの強化をメインにやってきました。1月に実装した“植物栽培クエスト”は既存プレイヤーにとってはうまみの少ないレベル帯のクエストなんですが、ボスを倒すと通常のご褒美のほかに植木鉢がもらえて、その植木鉢が持ってる期間や持っているアイテムによって違ったアイテムに変化するというように、高レベルの人でも遊べるような仕掛けを用意しています。
――なるほど。
山口:で、もちろん既存プレイヤーに向けた高レベル用のクエストも用意してあります。現在のレベルキャップは55で、すでに到達している方がたくさんいますが、レベルキャップに到達した人に向けて、「プラネタリア」の世界に用意されたひとつの大きなシナリオを楽しめる新しいクエストが2月末から実装予定ですね。クエストに関しては、まだまだやりたいことはたくさんあります。昔に比べると、みなさんネットワークゲームに慣れてきていますが、初心者がゲームをプレイして、知らない人に初めて声をかけるということが難しいところもあって、まだまだ敷居が高い状況ですよね。声をかけないと遊べないようなパーティ推奨のゲームではありますが、ある程度一緒に遊べて自然と友だちになれるようなシステムになるよう試行錯誤を重ねています。この無料化を機会に、いろいろ試していければと考えていますね。
――低レベルプレイヤーと高レベルプレイヤーが一緒に遊べるシステムというのは、MMORPGの永遠の課題になっていますね。
山口:『ストラガーデン』は対人戦闘になったときは、レベルの幅の圧縮をかけているんです。レベル20のプレイヤーとレベル40のプレイヤーが戦った場合、20のプレイヤーが勝つことはもちろん難しいのですが、他のゲームの20と40くらいの差はでないようにしています。『ストラガーデン』の戦闘の仕組みは、ちょっと見た目がシミュレーションゲームっぽいので、それだけで若干敬遠してしまう人もいるんですが、全然難しいことはなくて、ものすごく簡単です。普通のザコ戦であればスキルを選んで攻撃するだけでサクサク進んでいきますし。ボス戦とか対人戦であれば、戦略も立てて遊ぶと、初心者でも上級者でも楽しめるように調整しています。
――最後にPCユーザーの方たちにメッセージをお願いします。
山口:これまでもさまざまなイベントを実施してきましたが、近いところではバレンタインデーイベントですとか、もちろんこれからもたくさんのイベントをやっていきます。ウェディングサポートは、大安にあわせてやっているので大体月2~3回、シーズンごとのイベントもありますので、毎月で言えば合計5つくらいのイベントを何かしら企画していますし、今後はネットカフェなどでオフラインイベントも行っていきたいと考えています。現在ドワンゴの携帯サイトで「パケラジ」というのをやってるんですが、そこで『ストラガーデン』の街角カメラみたいな感じで、24時間常に『ストラガーデン』のどこかの状況が流れてるんですよ。これも新しい試みのひとつなんですが、これと連動して何かしていきたいなとも考えています。基本プレイ料金無料で遊びやすくなっていますので、『ストラガーデン』に興味を持たれた方は、ぜひ「プラネタリア」の世界に遊びに来てほしいと思います。
――ありがとうございました。
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ドワンゴ
ネットワークゲーム開発部部長
山口 尚氏 |
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| 『ストラガーデン』の現在のサービス状況と今後の展開について、山口氏を中心とする開発&運営スタッフにお話をうかがった。(左から長谷部氏、山口氏、大山氏、森氏) |
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ストラガーデン
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■メーカー:フロム・ネットワークス
■対応機種:PC
■ジャンル:MMORPG
■プレイ料金:基本プレイ料金無料+アイテム課金+プレミアムサービス
■関連サイト
・『ストラガーデン』公式サイト
・フロム・ネットワークス
(C)2004-2006 FromNetworks Inc.
(C)2004-2006 DWANGO Co., Ltd.
Published and Distributed in Japan by GAME GARDEN
INC. |
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●推奨環境
対応OS:Windows ME/2000/XP 日本語版
CPU:Pentium4 1.5GHz以上
メモリ:512MB以上
HDD:2GByte以上の空き容量
ビデオカード:DirectX9以上に対応した64MB以上のVRAMを有する3Dグラフィックカード
●必須環境
対応OS:Windows 98SE/ME/2000/XP 日本語版
CPU:Pentium3 500MHz以上
メモリ:256MB以上
HDD:2GByte以上の空き容量
ビデオカード:DirectX9以上に対応した16MB以上のVRAMを有する3Dグラフィックカード
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