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■ インタビュー ■

ネットワークモードの気になる部分を開発者に直撃!

プレイヤーの誰もが聞きたい
攻略法を開発者に問う!

――星霊運が決まるのはランダムなのでしょうか?

見吉:ちゃんと変動のテーブルがありますよ。1年を通してみればどの種族も均等になっています。ただし、メンテナンスの日と重なったりすることもあるので片寄りがあるように見えてしまうかもしれません。

――防具合成の成功確率が低いのはなぜでしょうか?

見吉:武器はフォトンアーツ(以下、PA)を上げたり強化したりと数多く必要ですが、防具は一度いいものが手に入れば買い換えることはほとんどないかと思います。あとは、合成時に武器とは異なるものを作っている、という雰囲気を出したかったため、特別な調整をしてます。
見吉:高属性の防具は、それを装備しているだけで断然ラクになりますから。
酒井:あと、素材も集めにくいですよね。防具素材は個人ショップに並べておくだけで人が来ます(笑)。

――ガオゾランやキャリガインなど、凶悪な強さをほこるモンスターへの対処法はありますか?

酒井:パーティでの協力が一番でしょう。あとは、ステータスダウンのテクニックやトラップなどによる状態異常で対応していくといいのではないでしょうか。
見吉:「オンラインゲームのピリッとした部分」の1つですので、仲間と協力してがんばってください(笑)。

――「メギド」だけ、ほかの攻撃方法と比べて群を抜いて強いですが、対処法は何かありますか?

酒井:事前に、持久力を上げておいたり、高い闇属性防具を用意するといいでしょう。
見吉:あとは、沈黙の状態異常をかけたり、PAやグレネードなどで吹き飛ばしたりして、モンスターに「メギド」を撃たせないことが一番です。

――ステータスのなかで持久力だけ数値が低いですが、1上がるとどのくらい効果があるのでしょうか?

酒井:持久力は状態異常にかかる割合を下げる効果があります。持久力が1上がると、数%ずつ状態異常にかかりにくくなっていきます。

――グラインダーを合成したときにできる+値(純度)はどのように決まるのでしょうか?

見吉:これは、完全に運です。ただし、グラインダーは1個ずつ作成するよりも、5個まとめて作成したほうが高純度となる確率が高まります。

――現在は特化タイプが優遇されていますが、複合タイプについてどう考えているのでしょうか?

見吉:活躍の度合いでいうと特化タイプに多少見劣りはしますが、複合タイプでしかできないことというのは必ずあるので、そこを見出してほしいです。

――プロトランザーだけタイプレベル1での能力が非常に低いのですが、最終的に強くなるのでしょうか?

酒井:プロトランザーは大器晩成型です。タイプレベルが上がるとステータスのほか、トラップでのダメージが大幅に上がっていきます。
見吉:トラップを使うと必ず状態異常にさせられるので、そこに生きる道はあるのではないかと思います。

――カードやダイスの出目は完全にランダムですか?

酒井:そのとおりです。何か順番を決めたりアイテム取得者を決めるときなどに使っていただければと思います。

これからのネットワークモードは
どのように変化していくのか?

――今後、レベル制限は解除されていくのでしょうか?

酒井:これから開放していくミッションのレベルに比例してレベル上限を上げていこうと思っています。現在、レベル100あたりまでは開放するつもりです。
見吉:でも、このレベルの分布を見るとすぐに上がってしまうような気もしますが(笑)。

――「パーティーミッション」は増えていきますか?

酒井:「パーティーミッション」は今後も追加されていきます。また、ブルース・ダンジョンのようなものとは異なる協力要素の入ったミッションも登場します。
見吉:これは『PSO』に近いミッションです。1人~6人で挑戦でき、乱入もできるのですが、人数が多いほど行けるエリアが増えるというものです。

――ガーディアンズ・コロニーの3階にあるクラブを使ったイベントは開かれるのでしょうか?

酒井:イベントの一環として開放しようかと思っています。そのほかにもGMイベントなどでの開放もできればいいですね。クラブにはステージがあり、そこにはほかの場所とは違う仕掛けもありますので、楽しみにしておいてほしいです。
見吉:どんなスペースになっているかは、イベントまでお楽しみに!

――服やパーツは増えていきますか?

酒井:まだまだ増えていきます。着ぐるみのようなものも登場しますね。合成ではありませんが、ショップで購入する以外の入手方法も考えています。

――身長や体型を変化させる方法は登場しますか?

見吉:エステでできることと違い、これはキャラのアイデンティティにかかわる重要な要素だと思いますので、今後もこれらを変える機能は考えていません。

――そのほかの拡張内容について、今後の予定をお話できる範囲で教えてください。

酒井:まず、Sランクよりさらに上のS2ランクミッションが追加されます。レベル上限アップもこの頃を予定しています。また、プレイヤー全員で協力してポイントをためるといったイベント的なミッションも考えています。侵食の浄化をするミッションもありますね。
見吉:ストーリーミッションは、今までどおり定期的に配信していきます。物語的にはそろそろ半分くらいでしょうか。また、ユーザーのみなさんから「マガシが強い」や「LV60以上になったらクリアできない」など、難易度が高いという声をいただいていたので、バランス調整を考えています。
酒井:グレードS武器も増えていきます。ただし、これは基板も含めてショップで販売されることはありません。ドロップから基板と素材を集めることになります。
見吉:グレードSは、グレードAまでとは違って完全にレア扱いです。グラフィックも特殊なものになります。

――既存のシステムの変更予定はありますか?

酒井:現在、奥のロビーまでの転送ができるシステムを検討中です。また、「このPAが弱い」といった意見をよくいただいていますが、これはPAフラグメントで交換できるPAがプレイヤーに行き渡ったあと、動向を見ながら調整を加えていく予定です。
見吉:システムについてはユーザーからの声も、もちろん参考にしています。直接メールしていただいたり、公式HPの投稿フォームなどでいただいた意見はしっかり届いています。毎週ミーティングを行い、こんな意見をもらったとかこんな問題があったということを話し合っていますね。すべてを受け入れてしまっては、抑揚のないおもしろみのないゲームになってしまう可能性もありますので、なんでも聞くというわけではありませんが、ユーザーの希望と照らし合わせながら改善案を考えています。

――最後に、現在ネットワークモードをプレイしているユーザーにメッセージをお願いします。

酒井:これからも新しいミッション、遊びを配信していきます。ユーザーの意見も取り入れていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
見吉:月に1度くらいのペースでみんな楽しめるお祭りのようなイベントを配信していきたいです。できるだけ盛り上げていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

――ありがとうございました。

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>>ネットワークモードプレイ状況データ(2006/12/7調べ)

プロデューサー
見吉隆夫氏

TAKAO MIYOSHI

見吉隆夫氏

『ウイングアームズ』や『ソニック3D』を手がけたのち、『PSO』の企画、ディレクターを努める。そして本作、『PSU』ではプロデューサーとして携わっている。ネット上でブログも公開中。

ディレクター
酒井智史氏

SATOSHI SAKAI

酒井智史氏

『PSO』でのメインデザイナーを担当しており、『PSU』ではディレクターを務めている。そのほか、『ソニックアドベンチャー』や『ワールドアドバンスド大戦略』などのデザインも手がける。

ファンタシースターユニバース

ファンタシースターユニバース

■メーカー:セガ
■対応機種:PS2/PC/Xbox 360
■ジャンル:RPG
■発売日:PS2版、PC版 2006年8月31日/Xbox 360版 2006年12月14日
■価格:7,140円(税込)
■関連サイト:公式サイト/セガ
ソフト紹介ページ
特設ページ「電撃警備保障」

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