電撃ゲーム学院内にひっそりある「ゲーム想像部」。そこでは日夜、部員たちが現実にありそうもない設定のゲームを想像していた……。そんな部活に、な、なんとよゐこの有野さんが参加。お題に沿ったゲームを想像してくれることに!! 有野さんの笑える自由な発想は、未来のクリエイターならずとも絶対必見!

脳を鍛えるゲームを筆頭に、さまざまな鍛える系ゲームがハンランしている今日この頃。女力もいいけれど、やっぱりいろんな局面で役に立つ(特に大人になるとね)、ガマン強さが大事!……ということでガマン強さを鍛えるゲームを今回は想像。イライラ満載のガマン強さをメキメキと鍛えられるゲームになったわけですが、ゲーム史上初の切なくなる画期的機能が搭載されてしまいました。もう会えなくなるって、やっぱ悲しいですよね。くー、泣ける。ちなみに当然、文中の登場人物の名前はすべてフィクションです。(ナビゲーター:メガドラ馬鹿)
よゐこ有野
メガドラ馬鹿

細かいゲームが入ってる感じですか???
1個クリアしたら、1個イライラゲームが出てくるんでしょうね。
イライラゲームが(笑)。
で、たぶん鍛えるゲームだけではもう食いつき悪いと思うんですよ。
なので、ストーリーもいると思うんですよ。
確かに。イライラするだけだったら。モチベーション持ちませんからね。
どんなストーリーですかね。
老人ホームですね。
あーーー!(笑)
職業名はなんていうんですかね。ヘルパーさん?
ご老人たちを介護される方ですよね
介護士さん。
で、場所は日本。そこの昭和をささえた老人たちが出てくるんでしょうね。
「源造さんがトイレに行きたい」って、ポーンって出てきたら、
そっちの所に行って、ただ連れて行くだけでなく、
そこを上から見下ろした視点になって、
源造さんをタッチペンで引率してトイレに連れて行く。
ここがミニゲームになってくるわけですね。
連れてこうとするけど、タッチペンのレスポンスが悪いから、
壁に当たったり、階段の方に行こうとしたりして。
でも、そこで近づいて手をつないで連れて行こうとすると、
「じじぃ扱いすんなっ!」ってムチャクチャ怒る(笑)。
(笑)。
そんなこと言われながら、引率していくんですが、ゲームなので
老人ホームなのに、すごく狭くて細い通路とかあったりして(笑)。壁がトゲトゲになってて、当たったら死んじゃう。
(笑)。人ひとりしか通れないとか。
よくよく考えると、これは「イライラ棒じゃないかな」って(笑)。
イライラ棒にレスポンスが悪いっていうオプションが付いてるのが、新世紀イライラ棒。

しかも、100万円もらえないイライラ棒(笑)。
こっちが壁とかに触れても問題ないんですけど、
源造さんが触れると、介護士としての評判が下がるんでしょうね。
で、連れてったら、普通ゴールじゃないですか?
でも、し終わるまで待って、また連れて帰らないと行けない(笑)。スタート地点に戻って、はじめてゴール。それが新世紀イライラ棒。
トイレとかも長かったりするんでしょうね?
その間にまた別の呼び出しとかあって。
なんすかね、タイムが出るんでしょうかね、源造さんのトイレの時間、何秒っていう。
それでタイムカウンターが回って……。
何秒ぐらいかな? 5分って出て、次のゲーム行くか、待ってるか選ぶと。
5分あったら、次行きますよね。
で、次は誰かな。おばあさん……ヨネさん。
(笑)。
ヨネばあさんの呼び出しがあって、そっちに行ってみると、
「ごはん、食べてないんだけど」って。でも、時間見ると、13時過ぎなんですよ。
食べてるハズなんですよ(笑)。
よくドラマとかであるシチュエーションですよね(笑)。
「食べたよー」って、マイクに向かってしゃべって、
でも、よねサンの返事は「食べてません!」(笑)。
「食べましたよー!」って、分かってくれるまで大声で言わなあかん。
少し耳も遠かったり。
そうですね。ここからは音声ゲームになります。
だから、始める前に「声を出せる状況ですか?」って確認があるんでしょうね。
そこで「はい」を選んでると、ヨネさんゲームが楽しめるわけですよ。
脳トレでもありましたよね。「グー!」とか「パー!」て言う、じゃんけん負けてくださいて言うの。
ありましたね。
まぁ、こっちは根気強く「食べましたよー」って、同じ言葉を言うだけのゲームですけどね(笑)。
「食べましたよー」→「はぁ?」→「食べましたよ」→「食べてません」的な不毛なルーチンワーク(笑)。
耳の不自由な方に話しかけるのは、大変だと思いますよ。
だから、根気強く「食ぁべぇまぁしぃたぁよぉー」って言って、
おばあちゃんの手に付いたミカンのカスだかをタッチペンで指して、「ココ、ココ」って。
(笑)。ごはんを食べた形跡を見せると。
でも、ミカンのカスを見ても、
おばあちゃんはバッて払ったりして、「食べてませんよー」って言われ続ける(笑)。
でも、それに熱中してると、
いつの間にかに源造さんのタイムカウンターが消えてるんですよね。
そうですよ。源造さんのこと、忘れてましたよ。
ここはテレビ的ですよね、ゴールのところを見せない(笑)。
残り1分ぐらいになると、タイムカウンターがいつの間にかひっそりと消えている。
でも、ヨネさんの方をクリアせなあかんので……。
で、クリアのきっかけは何かな?
しょうがないけど、持ってるビスケットをあげるとかですかね。
もう何か食べさせると。
あとは首からさげてる食事のスタンプカードを見せるとかですかね。
「食べたら、スタンプを押すって言いましたよね、押してあるでしょう」って(笑)。
「押してあるでしょ!」「押してあるでしょ!」って(笑)。
「た・べ・ま・し・た・よー」って(笑)。
それでやっと「ピンポーン!」って。
!マークがよねサンの頭の上に出て(笑)。
(C)1987 2004 Konami Computer Entertainment Japan
それで「ごめんね、食べたよねー」ってなって、
そこのステージはクリアになるんですけど、その時には源造さんの姿はない。
急いで戻るんですけど、もちろんいないですよね。
やばいですよ。
カウントダウン表示が、そこからは源造さんがいなくなってから何秒っていうカウントマップが表示されて。
さらに老人が何分間に動ける範囲っていうマップが出て、
それが徐々に広がっていくんでしょうね(笑)。
で、奥行きのあるダンジョン風3D視点になって、源造さんを探すことになりますね。
上から見る画面ならまだしも、3Dだとまたイライラしますね。
でも、そんな画面でもウロチョロしているおじいちゃん、おばあちゃんはおるんでしょね。
いっぱいおるし、通路狭いし(笑)。壁からトゲトゲはえてるし。
ぶつかると怒られる(笑)。
で、源造さんをみつけたら、部屋に連れて行くと。
早めにみつければ、早く戻れるんですけど、遅くなればなるほど遠くへ行っちゃうので、戻る距離が長くなって、ものすごく長いイライラ棒ができる(笑)。それが新世紀イライラ棒。
「ゲームセンターCX」で、ゲームファンにはもうおなじみ。趣味のゲームは、親戚のおっちゃんの家で遊んだという「テレビゲーム15」からと、その歴史は約30年にもなるとか。ゲームに関する引き出しの多さには、編集部員も脱帽!!
●ハマッたゲーム…『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』(PS)、『ポポロクロイス物語』(PS)
●最近プレイしたゲーム………『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』は、クリアして、やりこみモードあと2つまで来たところですね。テレビ番組で一緒にやっている、やまけんサンが遊んでいる横で「それ、あかん!」とか言ってたら、「すげー、リアルだ!」って言われました(笑)。