『フロントミッション エボルヴ』のプレイ動画を発売まで集中掲載!

 ここでは、9月16日にスクウェア・エニックスから発売されるPS3/Xbox 360/PC用ソフト『フロントミッション エボルヴ』のプレイ動画を掲載していく。シングルキャンペーン2本と、カスタマイズ1本、マルチプレイ2本の計5本の動画を解説付きで掲載するので、本作が気になっている人はぜひチェックしてほしい。

[2010.09.15]多脚型ヴァンツァーで参戦!! 専守防衛でスプレマシーに望む!!

 皆さんこんにちは、斎藤ゆうすけです。『フロントミッション』シリーズの大ファンである僕が、最新作『フロントミッション エボルヴ』をプレイした様子を動画でお届けするこの連載企画。最終回(?)となる今回は、第4回に引き続きマルチプレイの様子を紹介します。

 前回は2チームに分かれて敵機の撃破数を競うチームデスマッチの様子をお届けしましたが、今回はマップ上に出現する“CapturePoint”を敵チームと奪い合うスプレマシーというモードをプレイしてみました。

 今回も発売前ということで、発売元であるスクウェア・エニックスさんにお邪魔し、スタッフの方と一緒にプレイしました。

 マップ上に1カ所しか出現せず、さらに一定時間後に移動する“CapturePoint”をいかに長く確保し続けることができたかで、勝敗が分かれるこのモード。“CapturePoint”を守ることに集中しすぎて、うまく立ち回ることができず……。

 動画の舞台となっているステージは、ある施設の内部です。施設の外周から見える外の様子を見れば、ここがどんな施設なのか、ある程度は想像できると思いますが、この施設の詳細はまだ秘密とのことです。どんな施設なのか、皆さんはもうわかっていますよね?

 さて、今回の動画で注目してほしいのは、僕が使ったヴァンツァーの動きです。これまでの動画では使用していなかった多脚型のヴァンツァーです。4本の脚がウネウネと動く姿はかわいくもあります。

 僕が使ったヴァンツァーのパーツ構成ですが、胴はギザ、右腕はテラーン、左腕はフロスト、脚はデスマッツ。これまでは全身を同じパーツで固めたフルセットで、ヴァンツァーを組み上げていました。しかし今回はスプレマシーということで、守りを重視した機体をコンセプトに、自分なりの機体を組み上げてみました。

 守りを重視した機体ということで、左腕にはシールドを装備。接近された場合は格闘武器で対処することにし、右腕には格闘武器を、遠距離の敵を牽制するために右肩にはミサイルを装備しています。

 シールドでがっちりとガードをかため、近づく敵には格闘武器の一撃をお見舞いするというコンセプトのもと、まずはスタッフさんが操作する味方のヴァンツァーに前線をまかせ、いきなり移動してしまった“CapturePoint”を探すことにしました。

 とりあえず、適当に動いてみると、レーダーに☆印が!! この☆印は“CapturePoint”の位置を表すものです。ブーストを使い、さっそく☆印に急行しましたが、すでに敵ヴァンツァーに先回りされ、“CapturePoint”も制圧されていました……。

 守り重視の機体で正面から戦うのは気が引けましたが、そうも言ってられません。まずは、敵の格闘攻撃とマシンガンをシールドで防ぎ、チャンスをうかがいます。そして、隙を見てミサイルで牽制! うまく相手を崖に追い詰め、格闘を放つと、これが見事にヒット!! 相手は崖に落下し、“CapturePoint”も制圧することができました!!

 あとはここを守るだけです。スタッフさんが操作する味方機も駆けつけてくれたました。

「ここは僕が守りますので、敵を殲滅(せんめつ)してください」

 スタッフさんにそう声をかけ、僕はひたすら“CapturePoint”を守ることにしました。

 しかし、ここから敵の猛攻が始まります。どっしりと構え、シールドで防御をする僕の機体に対し、敵はスピードを生かし、素早い動きで四方八方から攻撃をしかけてきます。やがて、シールドも破壊されてしまい、僕の機体はあっさりと撃墜されてしまいました。

 スタッフさんと綿密に話し合い、役割分担をして望んだ戦いでしたが、守りに専念しすぎてうまく立ち回れなかったのは誤算でした。

 しかしこんなふうに思惑が外れてしまっても、自分でどう戦うかを考え、それを実戦していくうちに、プレイスキルも上がっていくものだと思います。 TPS初心者の僕も、いろいろと考えながらプレイしているうちに、TPSのおもしろさに目覚めていきました。

 本作は、今回紹介したスプレマシーや前回紹介したチームデスマッチなど、TPS熟練者に支持されるであろう、バラエティ豊かなマルチプレイ環境を提供してくれます。そして、豊富なパーツ数に裏打ちされたカスタマイズ機能により、僕のようなTPS初心者が楽しんでプレイテクニックを高めていけるような土壌もあります。

 発売前の動画による作品紹介はこれで最後になりますが、皆さんもぜひ、この作品に触れていただき、本作がもつ奥深い魅力を感じていただければと思います。

▲ ページトップへ

[2010.09.14]マルチプレイで大暴れ!! まさかの撃墜!?

 皆さんこんにちは、『フロントミッション』シリーズをこよなく愛するライターの斎藤ゆうすけです。シリーズの大ファンである僕が最新作となる『フロントミッション エボルヴ』をプレイした様子を動画でお届けするこの連載企画。第4回となる今回は、マルチプレイの様子を紹介します。

 今回動画で紹介するのは、インターネットに接続し、世界中のプレイヤーを相手に最大8人で対戦ができるマルチプレイの様子です。発売前ということで、マルチプレイのサービスは始まっていないので、発売元であるスクウェア・エニックスさんにお邪魔して遊ばせていだたきました。

 僕が遊んだのは、チームを組み、相手を倒してスコアを競うチームデスマッチ。すでにそこそこの時間、ゲームをプレイしているので、それなりの勝算をもってチームデスマッチをはじめたのですが……。

 今回の動画で注目してほしいのは、ヴァンツァーの躍動感あふれる動きと、兵装が放つ射撃音です。僕がマシンガンメインの機体で戦っているということもありますが、マシンガンの射撃音は爽快そのもの!! ヴァンツァーがブーストを吹かして動き回る姿も壮観です。

 動画で僕が使っているヴァンツァーですが、今回のマルチプレイにおける舞台は市街地です。障害物が多いステージなので、機動性を重視してヴァンツァーをセッティングしてみました。パーツは、ゼニスのフルセット。速射性の高いマシンガンをメインの武装と考え、動き回って攻める機体をコンセプトにセッティングしてあります。

 動画の冒頭では索敵しつつ、スピードを生かして相手の後ろに回り込むことを中心に動いています。実際、ダッシュを活用し、建物の上を移動することで相手の裏側に回り込むことに成功!! こんなふうに、自分で考えた作戦がうまく成功するとうれしいものです。

 しかし、あっという間に多脚のヴァンツァーとホバーのヴァンツァーに発見されてしまい不利な状況に……。

 さらに恥ずかしい話で恐縮ですが、機動性を重視しすぎたため、自分で自分のヴァンツァーの動きについていけず、操作を誤り、敵の位置を見失ったりとミスを連発。それでもマシンガンの弾丸をばらまくことで、相手にダメージは与えていたのですが、相手の装甲は固くなかなか撃墜することができません。

 弾丸の残りが少なくなる前に青いコンテナを取って弾丸の回復につとめたりと、それなりに考えて行動しているつもりでしたが、最後は3機に追い詰められ、通路で消耗戦を繰り広げることになってしまいました。

 ホバーのヴァンツァーに接近され、打撃攻撃を連続でくらいつづける間も、後方の2機が弾丸を浴びせかけてきたため、もはやなすすべなし。気づくと、僕のヴァンツァーの装甲は真っ赤。思っていたよりも、あっけなく撃墜されてしまいました。

 シングルキャンペーンも奥深いストーリーが体感できて楽しいのですが、やっぱりマルチプレイは熱くなりますね。プレイ中もスクウェア・エニックスのスタッフさんと一緒に「そこ!! 危ない!!」とか「わっ!! やられるっ!!」など、思わず声をあげながらプレイしてしまいました。

 インターネットを介して、世界中のプレイヤーと遊べるマルチプレイ。サービスが開始されたら、僕もこのマルチプレイで世界中の人と熱い対戦を繰り広げたいと思います。

▲ ページトップへ

[2010.09.10]【第3回】カスタマイズで自分だけのオリジナルヴァンツァーを誕生させよう!!

 皆さんこんにちは、『フロントミッション』シリーズをこよなく愛するライターの斎藤ゆうすけです。シリーズの大ファンである僕が最新作となる『フロントミッション エボルヴ』をプレイした様子を動画でお届けするこの連載企画。第3回となる今回は、『フロントミッション』シリーズの醍醐味であるカスタマイズに関する動画をお届けします。

 今回お届けする動画では、シングルキャンペーンの主人公であるディランが最初に搭乗しているヴァンツァー(ゼフィールのフルセット)から、『フロントミッション』シリーズの顔とも言えるゼニスのフルセットへとカスタマイズを行っています。兵装やビジュアルのカスタマイズも行っていますので、この動画でカスタマイズの雰囲気を味わっていただけると幸いです。

 動画を見ていただけるとわかるように『フロントミッション エボルヴ』でも、これまでのシリーズと同じく、パーツ(胴体、左腕、右腕、脚)、兵装(左腕、右腕、左肩、右肩、バックパック)のカスタマイズができる他、戦闘中に発動するバトルスキルのセットアップや、カラーリングを変更したり、デカールを貼ったりすることができます。

 まずは、パーツの変更から。ここでは『フロントミッション』シリーズをプレイしたことがある人なら、一度はお世話になったことがあるゼニスにパーツを変更していきます。能力値は若干落ちますが、『フロントミッション エボルヴ』はこれまでのシリーズのようなS・RPGではなく、3人称視点のシューティングゲームなので、能力値が少し落ちてもプレイヤーのテクニックである程度カバーすることができます。これまで、能力値の問題から泣く泣く好きなデザインのヴァンツァーから能力値重視のヴァンツァーに乗り換えてきた人も安心です。

 続いては兵装。左腕には格闘武器のプレスニードルを装備して、接近戦に備えます。右腕にはアサルトマシンガンのレオソシアル22を装備しました。命中率が高いこの武器を装備しておけば、弾丸をばらまきながら移動することができるので、一撃のダメージは少なくても、少しずつ相手の装甲を削っていくことができます。さらに、左肩にも速射性が高いガトリングガン・グラウクスを装備することで、弾幕を張れる機体に仕上げてみました。

 ミサイルやバズーカを装備していないので、一撃必殺というわけにはいきませんが、バックパックにホバーを装備したので、ダッシュをフル活用して、敵の攻撃を回避しながら弾丸を雨あられのように浴びせることが可能です。

 最後はバトルスキルとビジュアル。プレスニードルにはクリティカルがでやすくなるクリティカルブロウを、レオソシアル22には着弾時に燃え上がり、追加ダメージを与えるファイアショットを付けました。

 ビジュアルは紫をメインカラーに光沢を出し、『電撃PlayStation』のイメージキャラクターであるポリタンのデカールを貼ってみました。

 自分のお気に入りのパーツでヴァンツァーを構成し、戦い方を考えながら武装やバトルスキルを決め、ビジュアルでオリジナリティを出す。これこそが『フロントミッション エボルヴ』の醍醐味です。皆さんも、こだわり抜いた自分だけのオリジナルヴァンツァーを作ってみてくださいね。

▲ ページトップへ

[2010.09.08]【第2回】大火力で押し寄せる敵部隊を殲滅!!

 皆さんこんにちは、『フロントミッション』シリーズをこよなく愛するライターの斎藤ゆうすけです。シリーズの大ファンである僕が最新作となる『フロントミッション エボルヴ』をプレイした様子を動画でお届けするこの連載企画。第2回となる今回は、シングルキャンペーンにおけるミッションの様子を紹介します。

 今回動画で紹介するミッションは、ヘリで敵の施設まで輸送してもらい、ヴァンツァーで降下し敵施設を制圧するミッションなのですが、せっかくなのでいろいろな武装を試してみようと思い、とにかくさまざまな武器を使ってみました。僕のこの判断が吉と出たか凶と出たかは、動画で確認してみてください。

 動画は、超重型航空輸送車両“アルバトロス”での輸送シーンから始まります。アルバトロスに搭載された状態のヴァンツァーからも攻撃を行うことができるので、まずは二連装ガトリング砲を乱射し、降下できるように周囲を制圧します。ヘリに搭載された状態では動きまわることもできないので、敵の攻撃を回避することができないのがもどかしいのですが、そんなもどかしい思いも輸送中のパイロットと意識を共有しているようでなんだかんだで楽しかったりします。

 ここで今回、僕が使ったヴァンツァーについて解説すると、機体はヴィーザフ(各パーツともに組み替えは行っていません)。武装は大火力のバズーカや榴弾がメイン。カラーリングはミッションの舞台にあわせて迷彩にしてみました。とにかく火力で敵を押し切ろうとしたのですが……。

 動画を見ていただけるとわかるように、火力で押し切る作戦はある程度、成功してはいるものの、速射性の高い武器を装備していなかったため、敵に接近されるとかなり厳しい……。バックダッシュで距離をとりながら、高威力の弾丸を的確に叩き込んでいくことで、敵を殲滅(せんめつ)することに成功しましたが、なかなかつらい戦いでした。

 後半は前回同様、E.D.G.E.システムに頼ってみましたが、敵に接近されると苦しくなる今回のような状況においては、このシステムのありがたさが身に染みますね。やっぱり敵の動きを遅らせるE.D.G.E.システムはこのゲームをプレイする上で欠かせないシステムとなりそうです。

 今回は火力重視で装備を選んでみましたが、装備している武器により立ち回りも大きく変化しますし、いろいろな装備を試しながら、自分だけの戦闘スタイルを確立していく過程もこのゲームの醍醐味ですね。

▲ ページトップへ

[2010.09.06]【NEWS】インタラクティブ・トレーラーを公開!

 スクウェア・エニックスは、9月16日に発売予定のPS3/Xbox 360/PC『フロントミション エボルヴ』のインタラクティブ・トレーラーを公開した。

 このインタラクティブ・トレーラーは、4種類のヴァンツァーから1機を選び、装備、マップを選択すると、先ほど自分がカスタマイズしたヴァンツァーのムービーを見られるというもの。以下の“出撃する”をクリックするといろいろなバリエーションのムービーを見られるので、ぜひ体験してほしい。

※ムービーの最後に表示される発売日は、北米版のものです。

▲ ページトップへ

[2010.09.03]【第1回】軽快な動きとミサイルの乱射でジェド&ユンを撃破!!

 皆さんはじめまして、ライターの斎藤ゆうすけです。先日、電撃オンラインに『フロントミッション エボルヴ』の特集ページが掲載されましたが、ここでは本作のプレイ動画を掲載していきます。僕はシリーズの大ファンで、1995年にスーパーファミコンでシリーズ1作目となる『フロントミッション』がリリースされて以来、ほぼすべてのシリーズ作品をプレイしてきました!! もちろん、最新作の『フロントミッション エボルヴ』もプレイする気満々だったので、こうしていち早くプレイさせていだたけるのはうれしい限りです。

 そんなわけで、シリーズの大ファンでもある僕が『フロントミッション エボルヴ』をプレイした様子を動画でお届けするこの連載企画。第1回となる今回は、シングルキャンペーンのジェド&ユン戦の模様を紹介します。

 今回のプレイ動画で注目してほしいのはヴァンツァーの質感や動きです。ヴァンツァーは『フロントミッション』シリーズの代名詞とも言える人型機動兵器です。最新作の『フロントミッション エボルヴ』ではPS3やXbox360、PCといったハイスペックマシンの性能をフルに生かし、細部にまでこだわって描かれたリアルなヴァンツァーが所狭しと動き回ります。

 もちろん、これまでのシリーズ同様、ヴァンツァーの武装やカラーリングなどは自分好みにカスタマイズできます。今回、僕が使ったヴァンツァーはウィスク(各パーツともに組み替えは行っていません)で、武装は両肩にミサイルとシールド。カラーはイエローとゼブラ柄できめてみましたが、いかがでしょう?

 肝心のプレイ内容ですが、2vs1の不利な状況でありながらも、シールドで敵の攻撃を受けつつ、両肩に装備した追尾性の高いミサイルを撃ちまくるという戦略で、なんとか勝利することができました。途中でスタンさせられ、マシンガンの乱射をくらいそうになった時は冷や汗ものでしたが、すんでのところで回避することができ、ひと安心。

 1:14からは『フロントミッション エボルヴ』をプレイする上でキモとなるE.D.G.E.(エッジ)システムを使って、両肩のミサイルを連続で発射し敵を畳み掛けました。このE.D.G.E.は、主人公であるディランのヴァンツァーに搭載されている特殊なシステムで、神経を刺激し、反射神経などパイロットの感覚を高め、危機を回避しやすくしてくれます。このシステムを使うことで、動画のように敵の動きを大幅に遅らせることができるので、敵に囲まれた時に体勢を立て直したり、連続攻撃で敵を一気に倒すことができます。

 3人称視点のシューティングゲームがあまり得意ではない僕ですが、とにかく操作性がよいので、楽しんで操作テクニックをマスターすることができましたし、不利な状況でもE.D.G.E.システムをうまく使うことで状況を打開できるので、僕のように3人称視点のシューティングゲームが苦手だという方にもオススメできるゲームだと思います。

▲ ページトップへ