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アクションゲームとRPGの面白さが融合した
新感覚MMORPG『アニス&フリッキー』!

 近未来の仮想空間を舞台にした、X-RPG(エクストリームRPG)『アニス&フリッキー』。ただモンスターを倒すだけでなく、ジャンプしたりはしごをよじ登ったりと、多彩なアクションを駆使して「キューブスペース」を縦横無尽に駆け回る爽快感が、本作の大きな特徴だ。また舞台となる「キューブスペース」には、SFチックなフィールドやエキゾチックな神殿など、さまざまなフィールドが用意されており、それらを見て回るだけでも楽しめるはず。このコーナーではそれらの魅力を定期更新でお届け!

『アニス&フリッキー』
■メーカー:ネットクルー/GMO Games
■対応機種:PC(対応OS:Windows2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:未定
■プレイ料金:無料(アイテム課金)
(C)2007 GMO Games, Inc. / NETCLUE CO., Ltd. / ACTOZSOFT All Rights Reserved.
『アニス&フリッキー』公式サイト

電撃オンライン的 というか村田(仮)的 『アニフリ』プレイ事情

電撃オンラインでは、『アニス&フリッキー』をプレイ日記形式で毎週お届け!
ぜひ、本作の魅力の一端を味わってみてほしい。

第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回

第8回

レアアイテムげっとだぜ~!

  さすがに3回続けて「今日も今日とて「神殿の死の道」で死んでます」というわけにも行かなかろう……ということでとりあえず新エリアを目指してみることにしました。まずはレベル上げ、ということでテキトー……もとい必死にモンスターを狩っていたら初レアアイテムゲットですよ! 効果は「最大HP+3」と正直微妙なのですが……。ただ、『アニフリ』には「抽出」というシステムがあり、マジックアイテムから「製錬用プログラム」を入手することができるのです。「製錬用プログラム」を使えば、ステータスなどをアップさせられるオプションを装備品に追加できるので、今回のようないまいち使い勝手の悪いレアアイテムはどんどん「抽出」していくことにします。ちなみに「オプション」を追加できるのは製造した装備品だけなので、俺の場合まずは材料をどこかで買ってくる必要があるんですがね。

空・中・浮・遊!

  他の仕事もうっちらかして狩りに専念していたおかげでランクも上昇し、ついでに大隊長の試験もクリアし、晴れて新エリア「ベリングプス」に入ることができるようになりました。うれしかったので記念撮影してみました。写真はジャンプ中に殺されたときのもの。微妙に幸せそうなところがポイントです。

パーティプレイでは役割分担が大切です。
……助ける役と助けられる役みたいな?

  と、ここで「神殿の死の道」攻略が大きく前進! なんと、たまたま通りがかったプレイヤーさんが手伝ってくれるとのこと。便利なショートカットルートを教えてもらったり、死んだところを蘇生してもらったり、パーティメンバーを自分のところに引き寄せるスキル「ストレッチャー」でひっぱってもらったりしました。

 彼方に見えそうで見えないようなのが、今回攻略を手伝ってくれたDさん。“ムラタ仮”は見てるだけに見えるかもしれませんが、ちゃんと自分でも進めましたよ? おかげであまり画像は用意できませんでしたがね! ちなみにこの画像をとったときは本当に見てるだけでしたが。

というわけでプレイ時間のわりに画像少なめでお届けです

  アクションっぽい画像はあまりないので、代わりにショートカットについて少々。公式サイトにあるコミックを見た人は知っているかもしれませんが、「死の道」にはアレコレとショートカットできる場所が用意されています。高低差があれば少々離れたところへもジャンプで届くなど、パズル的なところもあるんじゃないでしょうか。

 今回教わった鬼ショートカット。中盤にある足場からジャンプで飛び降りると、いきなりゴールに到着! 工夫すれば1人でもクリアできそうな気になってきます。ちなみに知らないと気づかないようなあこぎな、もとい裏技的なショートカットもあるようです。「未来の死の道」スタート地点すぐのところにある右の壁に向かって走り続けると……。

ちょっ……いきなり最終回ってアンタ

  というわけで読者の皆さんから大好評いただいた(当社比)「村田(仮)的『アニフリ』プレイ事情」も残念ながら今回で最後です。なんかよくわかりませんが会社の都合とかであって、仕事しないで遊んでたからじゃないですよ! ……多分。今までほどはログインできなくなるかもしれませんが(もう仕事中にはできないので)、見かけたら気軽に声をかけてみてください。それでは!

 ……つうかなんで鼻たらしてるんだよ!

第7回

高いところには一向に慣れません

 

前回に引き続き、「神殿の死の道」を攻略中です。何度も死にまくったおかげで、どうにか1面は普通にクリアできるようになりました。ちなみに聞いた話によると、「神殿の死の道」は5面まであるそうです。……先長ぇ。

大したことは書いてないわりに、なんか長い説明(死の道とかロータス編)

 

「初級の死の道」ではそうでもなかったのですが、以前から書いている通り「神殿の死の道」では高い通路を移動することも多く、ジャンプ失敗=即死という場面も出てきます。死ねば1番最初からやり直しになるわけですが、これを回避するために「ロータス」というオブジェクトがあります。「ロータス」は、設置することで死亡した際に設置場所からやり直すことができます。ただし「ロータス」設置場所から蘇生した場合は、ペナルティとして「ハート」が1つ失われます。

大したことは書いてないわりに、なんか長い説明(ハートとかトラップ編)

 

『アニフリ』のキャラクターは、レベルに応じた数のハートを持っており(“ムラタ仮”は4個)、トラップに当たるとそのハートが削れます。失われたハートは、キャラクターが死ぬか、ハート屋という店で回復させるまで戻りません。
  まぁ、ぶっちゃけてしまえばトラップをいかに回避するかが肝になるわけですが(1番重要なのは正確にジャンプできるかなんですがね)、結構シビアなタイミングが要求される上に、ネットゲームの常としてラグがあります。普通にプレイしている分には気にならないのですが、このラグのせいで回避したはずのトラップでダメージを受けることもあったりするんですよ。正直、クリアとか無理! と思ってたんですが……。

ここでオレ的耳寄り情報!

 

どうやら出たり消えたりするトラップ(一定時間ごとに地面から飛び出すトゲトゲやガスを噴出す石像など)のダメージ判定は、出た瞬間だけのようなんです。それ以降はたとえトラップが見えていてもダメージを受けることがありません。

↑プレイされていない方にはわかりにくいと思いますが、かつて1,2面でオレを苦しめた難所。トゲやガスが消えているうちに通過しなくてはいけない──そう思っていた時期がオレにもありました。

なんかそろそろクリアできる気がしてきました!

というわけで今回はひたすら「死の道」をプレイしていました。次回は、「「神殿の死の道」クリアできました」とか言ってみたいと思います。まだ2面もクリアできていませんけどね……。

第6回

ようやく転職できるようになりました!

 プレイレポートも今回で6回目となり、Rankもついに3に到達しました。『アニフリ』では、Rank3になると「サブ職業」を選択できるようになります。たとえ他のプレイヤーさんから話しかけられてもガン無視してレベル上げにいそしんだ成果です! ……ここを見て声をかけてくれた某Lさん、ごめんなさい。よそ見していました。横から話しかけてくるアニアキさんが悪いということで勘弁してください。

『アニフリ』のサブ職業について

 現在、『アニフリ』に用意されているサブ職業は全部で4種類。味方を回復させることができる「ダンサー」、パーティメンバーを強化して戦闘をサポートする「バード」、パーティーの先頭に立ってトラップを設置・探知する「トラッパー」、自分を強化して敵の攻撃から味方を守る「フォーサー」です。1回転職してしまうとやり直しができないので、アイテム製造の悲劇を繰り返さないためにも慎重に選びたいところです。

とりあえずオススメにしたがってみました

 とかなんとかいいながら、結局前回オススメされたとおりバードになってみました。さてバードには、味方の防御力と生命力を増加させる「メタルチューン」というスキルがあります。早速試してみたわけですが……

スキル使用には職業ごとに用意された専用武器を装備する必要がある(はずすと使用したスキルは中断されます)
  ↓
専用武器はぶっちゃけ弱い
  ↓
敵を倒すのに時間がかかり、被ダメージも増える
  ↓
1人でプレイするのであれば普通に戦った方が効率がいい

 ……フォーサーを選んでおけばよかった。

「死の道」に再挑戦!

 なにはともあれ転職はできたので、これ機会にレベル上げは一旦中断して、「死の道」を攻略してみることにしました。難易度も程よい感じで、あきらめずに何度も挑戦していけばアクションが苦手な人でもクリアできるでしょう。そんなわけで「初級の死の道」をクリア。いよいよ次のステージとなる「神殿の死の道」へ突入! 難易度も高くなり、落ちたら即死確実な高所を通り抜けなくてはならないことも。

ゲームとは直接関係のない理由で「神殿の死の道」に苦戦中

 ……前々回に書いたことを繰り返すのもなんですが、どうにも高いところが苦手なんですよ。「死の道」ではジャンプが重要なアクションとなるのですが、踏み切り地点と着地地点を正確に把握するには、上から見下ろすような位置にカメラを持ってくるのがいい感じ。でも、そうすると自分がどれだけ高いところにいるかわかってしまうんですよね。しかもゴールがむやみに高いところにあるので、進むごとにだんだん手に嫌な汗が出てきます。そんなわけで現在は「神殿の死の道」を必死にプレイしています。くどいようですが、高いところが苦手な自分には、クリアがキビシイっす。次回までにクリアできているといいんですが……。「死の道」自体は面白いので、高いところが苦手でない人は挑戦してみるといいでしょう。

第5回

イベントは3月12日まで実施中です

  3月最初のイベントということで、現在『アニフリ』ではゲーム内イベント「LOGINタイアップイベントドキドキバグ退治レース」が実施されています。内容をかいつまんで説明しますと、イベント期間中に登場する「ゴキログ」というバグドール(モンスター)を1,000匹倒すとアイテムがもらえるというものです。

「ゴキログ」ってアップでみると意外に愛嬌がありませんか?

 というわけで早速参加してみました。「ゴキログ」は、ゲームを始めたばかりの人でも楽しめるように能力は低めに設定されているモンスターなので、バッサバッサと狩っていけます。狩り続けること30分。ようやく「ゴキログ」を何匹倒したのか表示されていないことに気づきました。あれ?

初めてのパーティ結成 in 『アニフリ』

公式サイトで確認してみたところ、NPCから話を聞いたあとに、もらったアイテムを使うことでクエスト開始になるそうです。話を聞いた時点でクエスト開始だと思っていましたよ。はい、最初からやりなおし!
  ゼロから再スタートということで一気にモチベーションは低下。というかぶっちゃけ1,000匹とかありえなくない!? ……と、ここで天の助けか他のプレイヤーさんからメッセージが。

「一緒にやらない? そっちの方が効率いいし」

 なにがどう効率がいいのか分かりませんが、パーティの申請が来たのでとりあえず承諾してみました。

ここだけの話ですが
MMORPGで他のプレイヤーと会話をしたのは数年ぶりです

 どうやらパーティを組むと、仲間が倒した「ゴキログ」も、自分が倒した数にカウントされるようです。つまり、2人で挑めば単純計算で1人500匹ずつ倒せばクエストクリアになるわけです。なるほど、そういうことか! よし、やる気出た。
  もうすぐ転職できるということで、「職業はどうするか決めた? バードとかがおすすめだよ」などと話しているうちにクエストクリア。報酬として、性能のいい防具とアイテムがランダムで手に入る「パンドラボックス」50個がもらえました。ちなみに一緒にパーティを組んだ方はレアな「コネクター」(装備品のバージョンアップに使うアイテム)が手に入ったそうです。俺は回復アイテムとか装備品とかでしたがね。

敵が強いといわれていたので戦闘フィールドには入っていませんがね!

 期間限定クエストだけでなく通常のバグ退治系のクエストもそれなりに進み、とうとう新エリア「未来テーマ」にも行けるようになりました。レベルアップも順調で、うまく行けば次回には転職もできそうです。

第4回

「村田(仮)的『アニフリ』アイテム製造事情」がはじまるよ!

 何気なく公式サイトを眺めていたら、アイテムの製造やグレードアップも可能と書いてありました。ランク2以上でスキルを覚えさせればできるとのことなので、遅まきながらチャレンジしてみました。アイテム製造にはクラフト技能というのが必要で、1キャラにつき2つまでしか覚えられないそうです。無難に、刃物が作れる「剣製造」と防具が作れる「軽装備製造」を覚えてみました。

実際にアイテム製造をするまでの簡単な流れを説明すると……

 『アニフリ』では、製造する装備ごとにさまざまな素材が必要となります。素材となるアイテムは店で買えるものばかりではないため、フィールドに存在する鉱物や植物、廃品、果ては倒したモンスターからも集めなくてはいけません。これらのフィールドで手に入れたアイテムは、製錬することで初めて製造に使える素材となるわけです。ちなみに鉱物などからアイテムを抽出するには、採集スキルが必要になるので注意しなくてはいけないわけです。

「村田(仮)的『アニフリ』アイテム製造事情」終了のお知らせ

 ということで採集スキルを覚えようとしました。普通に「鉱物採鉱」を覚えようとしたところ……あれ? 覚えられない。公式サイトを参照してみると、どうやら採集スキルと製造スキルをあわせて2つまでしか習得できないとのこと。製造系を2つ覚えてしまった“ムラタ仮”くんは、素材集めができません。「村田(仮)的『アニフリ』アイテム製造事情」は、始まる前から終了です。みなさんさようなら。他のプレイヤーさんが素材を販売するのを気長に待つことにします。誰か素材を売ってください(涙)

どうでもいい話ですが、僕は高所恐怖症です

 カエル装備もとい「ラナ」シリーズも装備できるようになりました。調子にのって、こんな画像を撮ってみました。カエルだけに。

第3回

僕はお菓子業界の陰謀に踊らされたりはしない!

  2月14日はバレンタインデーだったわけですが、楽しかったですか? 悲しかったですか? さびしかったですか? というより、後になって人から言われるまで忘れてましたか? 別に「何個もらえたよ」という答えが聞きたくて、こんな話を始めたわけじゃありませんからね!
  自分は日がな1日モンスターと戦っていました。『アニフリ』は面白いですねコンチクショー!

「GMO Gamesさん…チョコが欲しいです……」

  というわけで今回は、先週まで実施されていたゲーム内イベント「バレンタイン大騒ぎ」の話です。電撃オンラインのニュースでも取り上げていますが、モンスターを倒すとランダムで4種類のチョコレートがドロップするというもので、「いいから仕事しろよ」と言いたげな周りの冷たい視線も気にせず、「いろいろ」そっちのけでひたすらモンスターを狩りましたよ!


……
……1個も手に入らなかった。

 アレですか!? リアルでもらえない奴は、ゲーム中でも手に入らないというそういうオチですか、この野郎!

今週のびっくりどっきり“ムラタ仮”

 チョコはどのモンスターからでも手に入るということで、弱い敵に的を絞って戦っていたために、今回はレベルがほとんど上がりませんでした。弱い敵しか倒さないからチョコが手に入らないとのウワサもありますが……。臆病な自分に乾杯!
  そのせいで装備もあまり変わっていません。変わったのは頭装備だけですね。……ってホントにカエルかよ! 先週は、「緑色だからカエルっぽいね(笑)」とか軽い気持ちで書いただけのつもりだったんですが。

第2回

殺されたりもするけれど、 私は元気です

  前回に引き続きセコセコとモンスターを倒しています。『アニフリ』ではアクティブモンスター(こちらが近づくと自発的に攻撃してくるモンスター)が多いので、油断するとすぐに囲まれて袋叩きにされてしまいます(注:後でわかった話ですが、キャラクターが一定以上強くなると攻撃してこなくなるようです)。囲まれないように慎重に距離をとりながら、他のモンスターがいなくなったらターゲットをザックリ! 心境はある意味通り魔みたいな?

「ジャンプができないゲームはACTじゃない」と宮本茂氏が言っていた

  さて、このまま続けていても「他のMMORPGとどこが違うの?」と突っ込まれそうなので、チャレンジマップ「死の道」に挑戦してみました。このマップは、本作の大きな特徴である「アクション性」に重点を置いたもので、乗ると消えていくブロックや移動する足場など、さまざまな障害物をクリアしていくことになります。今回挑戦したのは初級ということで、操作にあまりなれていない初心者でも「なんか次はできそう」と思える難易度に設定されており、ただ進めるだけでは飽き足らず、ついついタイムアタックにまで挑戦したくなってきます。

どうしてこのタイミングで電話がかかってくるかな?

 何度も何度も何度もジャンプに失敗して地面に激突したところで、ようやく「カメラ位置を変えれば、踏み切りのタイミングがよく分かっていいんじゃん?」ってことに気づきました。それからはサクサク進めるようになりました……とはいいませんが、おっかなびっくりでもミスが少なくなってきました。そして、調子よく進んでいるときに限って「村田(仮)さん、お電話が入ってます」の声。「今忙しいから後で~」……なんてご飯の時間になってもTVが見たい子供のような返事ができるわけもなく、電話が終わってみれば当然タイムオーバーです。「仕事中にゲームしてんなよ」という野暮はなしですよ? これも「仕事」ですから! ちなみに普通にクリアするだけならタイムオーバーはないので、いくらでもやり直せませす。

障害物ニモ負ケズ、通常業務ニモ負ケズ

 ゲーム内外から迫り来る数々の障害を乗り越え、ついに「死の道」の初級をクリアできました! ランキングでは10位ということなので、悪くないんじゃないでしょうか? 全体数はわかりませんがね。

“ムラタ仮”、新たな進化(退化?)のきざし!

 さて、「死の道」をプレイしつつも順調にレベルアップを果たしまして、装備も若干変わってきました。今回はズボンだけ新しくできました。来週あたりには、ニューコスチュームで登場できるかもしれません。それでは次回の「ムラタ仮 カエルバージョン編」をお楽しみに!

第1回

美形しか登場しないゲームって見てて飽きません?

 そんなわけで始めてました『アニス&フリッキー』。会員登録を済ませ、クライアントをインストール。サクサク進んでいきます。というか、サクサク進められないゲームのほうが問題だと思いますがね。それはさておき早速キャラクター作成。髪型や顔などいろいろ用意されているんですが、どれもこれもやけに個性的です。「自キャラは美形じゃなくちゃ絶対にヤダ」とかいう人だと微妙かもしれませんね。個人的には好きですが。そんな村田(仮)が作ったのは、こんなキャラクターです。

チュートリアルをスキップしようとしたのはここだけの話です

 ゲームをスタートすると、お約束のチュートリアルが始まりました。
『アニフリ』は、「W」、「S」、「A」、「D」で移動、スペースでジャンプという操作なのですが、MMORPGでは珍しい部類に入るんじゃないでしょうか。キーボード操作は左手で行うので、個人的にはショートカットキーが押しやすいこの方式の方が操作しやすいと思うのですが、他のみなさんはどうでしょうか? まぁ、マウスで移動先を指定できるので、操作しにくいと思う人でも安心だと思います。

とりあえず殴ろう! それから考えればいい

 チュートリアルと終えたところで、次の指示が。なにやら副隊長の“ルーク”に挨拶しろとのこと。それはいいから、どこに行けばモンスターに会えるのか教えてほしいところです。
 適当にウロウロしていたらモンスターがいるフィールドに着きました。もちろん挨拶はしていません。スタート地点を出てすぐのフィールドなので、そうひどい目にあうこともないだろうと判断して、手近なモンスターに攻撃。
 …
 ……
 装備もそろえていないせいか、敵のHPバーが減りません。反撃をしてこないし、オートで攻撃を続けてくれるので食事に。

(30分後)

 あっ、まだ攻撃してる。装備がどうこうというレベルじゃないので、最初の指示通り、“ルーク”に挨拶することにしました。

胸に「やる気のなさ」を秘めた少年“ルーク”登場

 「神殿ロビー」をウロウロすること数分、早速“ルーク”を発見。「眠い」、「面倒くさい」を連呼しながら、「仲間にしてやるからモンスター倒して来い(意訳)」とのこと。しかも行き先はさっきとは違う場所。どうやらさっきは、強いモンスターがいるところに迷い込んでいたようです。
  ところでこの“ルーク”さん、「18歳位の少年」、「ただの少年ではなく何か秘めたものをもっているプレイヤー」と説明されていますが……ごめんなさい。おっさんだと思ってました。

メニューウィンドウってムネキュン?

 言われたとおりに「コグマ1F1C」というフィールドに入ってみると、今度は倒せそうなモンスターがいます。なにしろ殴りつければちゃんとHPを表示するバーが減っていきますから! 低レベルだからデスペナルティがあるわけがないと勝手に判断。ひたすらモンスターと戦闘を繰り返します。殺して殺して殺されて、殺して殺して殺されて……。ゲーム開始から1時間(食事時間をのぞく)、ようやく画面左下にあるメニューアイコンをクリック。武器とか持ってるじゃん! 猿は道具を使うことを覚えてから人間に進化したといいます。“ムラタ仮”くんも今、人類に一歩近づくことができました。

貧弱だった僕も大隊に入ったおかげでこんなに立派になりました

 “ルーク”少年の指示に従って、モンスターを倒していたらレベルも上がり、装備も一新できました!
  ……人類に近づいたつもりでしたが、どうやら近づいたのは宇宙人だったようです。