2010年1月22日(金)
ウイ、ムッシュ! 3月24日、MMORPG『信長の野望 Online(以下、信On)』にいよいよ待望の『新星の章(以下、新星)』が実装されるということで、絶賛キャラ育成中のうどんですん。『新星』では、一門のさらなる追加要素や天下人システム、それに新ダンジョンや新技能など、気になる要素がてんこ盛り。アレコレ想像してたんだけど、もーこりゃ直接聞いた方がいいやっ! ってことで、渡辺プロデューサーのところにお邪魔して、インタビューさせていただきましたよ。ひゃっほーう!
▲インタビューに答えていただいた、渡辺プロデューサー。温和な雰囲気ながらも、インタビューでは『信On』に対する熱い思いが感じられる。 |
▲こちらは、今回のインタビュワー・うどん。とにかく『新星』を楽しみにしているので、インタビュー前からかなりテンションが高めな模様。 |
――そんなわけで問答無用に“コーエージェミニ”に現れたうどん。ここで説明しよう! “コーエージェミニ”とは、コーエーがオンラインゲーム事業部の新拠点として設立した社屋なのだ。ジェミニの名の通り、入口には双子座の絵っぽい飾りがあるが、別に社屋に進入してもアナザーディメンション的な技を食らったりはしないので安心するがよいぞ。
うどん:へへへ……。コーエーアリエスとコーエータウラスは激戦だったぜ……。いよいよ行くぜ、ジェミニ!!
編集:いや、そんなのなかったですから。勘弁してください。
うどん:うわー。誰かついて来てた。
編集:だって、うどんさん普通に失礼ですから。お目付け役です。
うどん:ひどいことしれっと言うね?
うどん:たのもー!
渡辺P:あ、お待ちしてました。今日はよろしくお願いします。
うどん:よろしくお願いしまーす。では早速ですが、『新星の章』ってどういう意味のタイトルなのでしょうか! スーパーノヴァ的な!?
渡辺P:『新星の章』の名前は、その名のとおり“新しく星が生まれる”というイメージですね。星が生まれる際の強い輝き、その激しく長く輝く光に、ユーザーの皆さまを惹きつけられるよう願って名付けさせていただきました。
うどん:では、その『新星の章』が目指しているもの、テーマ的なものは?
渡辺P:“究極の戦国に生きる”をコンセプトに、よりリアルな戦国時代を意識したアップデートとなっています。これまでの『信On』の拡張パックは、いろんな意味でファンタジー色が強かったのですが、今回は1度原点に返って、戦国時代の戦いや生き方を重視していますね。
うどん:これまでは、イザナミとか風神雷神とか、神様と戦うことも多かったですもんね。
渡辺P:今回もバックグラウンドとしての神話的な要素もあるのですが、表舞台はあくまで戦国時代を重視しています。特に大きなコンセプトとして“天下統一”があり、動乱の戦国時代を通して、天下統一までの道筋を一門とともに楽しんでプレイしていただければと思っています。戦国時代に行って、武将に仕えて、みんなの力を合わせて天下統一を目指す。タイムトラベルじゃないですが、そういう夢のような体験を、実際にプレイして感じていただければと思います。
うどん:つまり、ついに天下統一という、ユーザーが待ち望んだ長年の夢が実現するわけですねん。あ、でも、「天下統一も叶ったし、これを機に引退しちゃう」って方も出てくるんじゃないですか……?
渡辺P:もちろん、そこはプレイヤーの皆さんに何度でも遊びたいと思ってもらえるシステムにします。戦乱の世から、天下統一を成し遂げる。それって、日本の歴史の中でも究極的な体験ですよね。それを味わって、また次はその究極体験を違う形で味わってみたい、そう思わせられる作品にしたいと、全力で考えています。
▲ついに実現可能となる天下統一。各ワールドで最初に天下統一を果たす勢力は、はたしてどこに……!? |
うどん:そういえば、『新星の章』ではワールド(サーバー)の合併が行われるんですよね。すでに発表されていますが、将星録と烈風伝、群雄伝と嵐世紀、風雲録と覇王伝、天翔記は現状維持、と。どのような意図でこういう組み合わせになったのでしょう?
渡辺P:各ワールドの成熟度合いもありますが、最も重視したのはやはり人数です。合併後は、どのワールドも『新星の章』コンテンツの魅力を十分に発揮できる人数になるように調整しています。やはり、大人数で一緒にプレイする、ということがMMORPGの醍醐味ですからね。
うどん:これまでのワールドはコンシューマの『信長の野望』シリーズから、順番に名付けられてきましたよね。新ワールドの名前は、やはりコンシューマから取って“蒼天録”~“天道”ですか!?
渡辺P:実は違います(笑)。ワールド名は、これまでとは方向性の違った名称となります。これまでの延長線上ではない、新しい気持ちでプレイしていただくために、新しい方向の名称を予定しています。
うどん:“国盗り頭脳バトル”ワールドですね。わかります。
渡辺P:いえ、まったく。
うどん:残念です。
※ちなみに、DS『国盗り頭脳バトル 信長の野望』は、2006年にコーエーから発売された、お手軽版『信長の野望』といえる作品。ほんとにおもちろいよ。
渡辺P:ワールド合併にあたって、たとえば将星録と烈風伝双方にキャラクターを所有されていた場合は、累積経験値が大きいキャラクターから順に残ります。もし、スロット数以上にキャラクターを所有している場合は、累積経験値の低いキャラクターが削除されてしまいますのでご注意ください。ただ、同時にワールド移動サービスも行います。スロットからあふれてしまうキャラクターを別の合併ワールドに移動することもできますので、ぜひご利用ください。
うどん:なるほどう。複数のワールドにキャラクターを持ってる人はどのキャラクターをメインで遊ぶのか、しっかり確認しとかないと危ないですねん。
渡辺P:また、ワールド合併にあたって国勢も合併されるのですが、それは完全に引き継ぐことは難しいため、合併時に有利な国は何かしらの優位性を持たせる仕組みを想定しています。
うどん:今の国勢が決してムダにはならないわけですね!
渡辺P:もちろんです。新しい仕様の中で、今の優位性が必ずアドバンテージとして活かせるように、システムとして反映させる予定です。なので、合併前だからと言って様子見をする必要はないですよ。
うどん:なるほど! じゃあ今やっている合戦も、合併後の国勢に影響するわけですね。さっそく参戦してきます。では今日はお疲れ様でした!
編集:うおおおおおい! マテマテ!! まだ聞きたいことあるでしょ!
▲ワールド合併で、1ワールドごとのプレイヤー人口が増加! 冒険や売買など、各コンテンツでのさらなるにぎわいが期待される。 |
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