2009年10月13日(火)
千葉県・幕張メッセで開催されていた"東京ゲームショウ2009"のKONAMIブースにて、『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』のゲーム&アニメ化決定を記念したスペシャルトークイベントが開催された。
『FAIRY TAIL』は、少年コミック誌『週刊少年マガジン』(講談社刊)にて連載されている真島ヒロさんの作品。イベントには、真島さんに加えてキャラクターの声を担当する柿原徹也さん(ナツ役)、中村悠一さん(グレイ役)、岸尾だいすけさん(ロキ役)、小西克幸さん(ラクサス役)といった4人の声優陣が登場した。
▲柿原徹也さん。 | ▲中村悠一さん。 | ▲岸尾だいすけさん。 | ▲小西克幸さん。 |
まず最初は、作品が生まれた経緯を真島さんに教えてもらうことに。真島さんによると「冒険ものは、旅をするうちに仲間が増えていくのが普通なのですが、最初から全員仲間という状態でスタートするのもおもしろいかな? と思ったんです」とのこと。
続いては声優陣が作品との出会いやキャラクターに印象について話してくれた。主役のナツを演じる柿原さんは、役が決定する以前から本作を知っていたという。書店でつい手に取ったとのことだが、その理由に関しては「偶然、この作品の1巻が置いてありまして、僕"1"って数字に弱いんですよ。それもあってすぐに買っちゃいました」と話していた。次に中村さんは「ここまで王道を地で行っている作品って、今だとめずらしいですよね。強いヤツがいたら戦いに行く、悪いヤツがいたらこらしめる。そんな作品に参加させてもらえてうれしいですね」と出演できるよろこびを交えつつ作品の印象を口にしていた。
岸尾さんは「先生とはウマが合うと思っていたんですよ~。原作を読んでみて、僕と先生のユーモアのセンスは近いと感じたので」と柿原さんたちとはちょっと違った切り口だったが、演じるキャラクターとの相性がいいことをアピール。そして柿原さんと同じく以前から本作を読んでいたという小西さんは「大好物です!!」と力強く宣言。その真意について聞かれると「仲間とか絆とかとても好きなんですよ。アニメに出たいなぁと思っていたらお話をいただけたのでとてもうれしかったですね」とこちらも実にうれしそう。
さらに、自分たちが演じるキャラクターについて話すコーナーに。ここでは中村さんの発言をきっかけに、盛大な柿原さんイジリがスタート。ただ、イジられながらも柿原さんは終始ニコニコ顔だった。また小西さんの演じるラクサスについては、まだオープンできる情報がほとんどないとのこと。そのうえアフレコにもまだ参加していない小西さんは「僕はなんで今日ここにいるんだろう!?」とグチをこぼし、会場を笑わせていた。
さらに、PSPで2010年に発売予定のゲームについても話はおよび、会場ではバトルシーンを収めた最新映像も公開された。ジャンルは3Dアクションで、原作同様のハデなワザの数々が見どころのひとつになると言う。さらに最大4人までの通信プレイにも対応するとのこと。真島さん描き下ろしのキャラクターやコスチュームを変えられる点なども注目のポイントとなりそうだ。
アニメやゲームのさまざまな情報が明かされたステージも、ここでそろそろ終わりの時間に。最後は真島さん&声優陣が訪れてくれたファンにあいさつし、ステージは終了となった。
(C)真島ヒロ/講談社・フェアリーテイル製作ギルド・テレビ東京
■TVアニメ『FAIRY TAIL』