2008年10月12日(日)
本日最終日を迎えた「東京ゲームショウ2008」のインターチャネルブースにおいて、PC用オンラインA・RPG『アラド戦記』のアニメ化作品「スラップアップパーティー -アラド戦記-(以下、スラップアップパーティー)」のトークショーが行われた。
「スラップアップパーティー」は、「パーティー組もうぜ!!」をコンセプトに、爽快なアクションやスリリングなアドベンチャーが楽しめるハイテンションなコメディアニメ。呪いのせいで片腕が「鬼化」してしまった主人公“バロン”が、ガンナーや格闘家、メイジといった仲間とともに、呪いを解くための冒険に乗り出すという物語だ。
今回のトークショーには、主人公で鬼剣士の“バロン”役・近藤隆氏、格闘家“リュンメイ・ランカ”役・野川さくらさん、メイジ“イクシア・ジュン”役・辻あゆみさん、そして池添隆博監督が登場。近藤氏は登場時の挨拶で「今日は、スカシカシパンに負けないよう頑張ります!(直前のイベントに登場していた)」とコメントし場内の笑いを誘っていた。
▲近藤氏が登場すると、会場の女性客から歓声が上がった。 |
まず、各キャラクターの個性について「『アラド戦記』をプレイしている方は知っていると思いますが、“バロン”は呪いを解くために旅をしています。集ってきた仲間たちに振り回されながら成長していく健気で元気なキャラクターです。(近藤氏)」、「“イクシア”の面倒を見るお姉さんみたいなキャラクターです。それと、見た目ちょっとエッチな感じです(笑)(野川さん)」、「“リュンメイ”に面倒を見てもらう妹的な立場で、ハチャメチャなキャラクターです。パーティーを組んで、どう成長していくのか楽しみです(辻さん)」とそれぞれコメントした。
順調に収録が進んでいるという本作だが、収録現場の雰囲気について近藤氏は「とても楽しい現場です。“カペンシス”役の鈴村くんとのギャグが日を追うごとに楽しくなって、そこに“リュンメイ”や“イクシア”が加わってどんどん楽しくなってます。」と話した。近藤氏は、鈴村氏と仕事をするのは久しぶりとのこと。2人で「ばかばかしく、ベタにいこう!」などと演技について話したという。また、近藤氏が言うには、鈴村氏の演技の8割はアドリブなのだとか。近藤氏自身も「僕は6割くらいがアドリブです」と語った。
その後、ステージでは第1話のダイジェスト映像が流され、それに合わせて監督や声優陣が会話をするというオーディオコメンタリーの様な雰囲気になった。第1話冒頭の“カペンシス”登場のシーンでは、「ばかばかしく、ベタにいこう!」と語った通りの演技や、動画で客席は笑いに包まれ、そんな2人の演技について野川さんは「……はい……おもしろいなーと、想像と違う演技をされるのでとても刺激的です」と少し呆れた様子で話していた。
ダイジェストの最後には、村を襲うモンスターたちを“バロン”と“カペンシス”が華麗に倒していく場面が流れ、ギャグばかりではなく、アクションにも力が入っていることを印象づけた。このシーンについて近藤氏は「やられ役の雑魚モンスターをこっそり演じるのが楽しみなんです」と収録の裏話を明かした。
第1話のダイジェスト版上映が終わり、最後に「現場が楽しんで作れば、きっとファンも楽しんでくれると思って作っています。毎日寝ずに頑張って、今日も寝ないで出演してます。なので、ぜひオンエアを見てください(池添氏)」、「収録で会うたびに、監督がやせ細っていくんです。それだけ力を入れて作っているので、オンエアを楽しみにしていてください(近藤氏)」、「私が担当する主題歌も、完成に向けて動いているので期待してください(野川さん)」、「この作品はキャラクターの表情やリアクションがおもしろいです。皆さんも一緒に冒険している気持ちになって楽しんでください(辻さん)」とコメントしイベントは終了した。
本作の放送まで時間があるので、『アラド戦記』をプレイして本作の予習をしてみては? また、出演陣も『アラド戦記』をプレイしているとのことなので、もしかしたらゲームの中で監督や声優さんに会えるかも!?
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