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2008年5月21日(水)

“プレネールさん”も参戦決定!『ディスガイア』DS版の追加キャラが明らかに

 日本一ソフトウェアは、6月26日に発売するDS用ソフト『魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月』の最新情報を公開した。

 本作は、PS2やPSPでリリースされた『魔界戦記ディスガイア』第1作目のDSリファイン版。『魔界戦記ディスガイア』は、かわいらしいキャラクター、練り込まれたストーリー、ユニークなシステムのやりこみ要素など、多くの特徴を持つS・RPGだ。魔物たちがはびこる「魔界」を舞台に、“魔王”の1人息子“ラハール”、その家来“エトナ”、天使見習いの“フロン”らの活躍が描かれる。

 第1報と第2報に続いてお届けする今回の第3報では、DS版だけで登場する追加キャラクターの情報を紹介。あわせて、DS版の新要素も詳しく説明していく。PS2版やPSP版をプレイしたこともある人も、ぜひチェックしてほしい。

■DS版のスペシャルキャラクター

 日本一ソフトウェアの過去作品に登場した4人(?)の参戦が決定! PS2『魔界戦記ディスガイア2』の“アデル”&“ロザリンド”、PS2『ファントム・キングダム』の“ゼタ”、そして暗黒議会の受付をしている“プレネールさん”がパーティに参加するという。ただし、参加させるためにはそれぞれ条件を満たす必要がある。

●プレネールさん
魔王城で暗黒議会の受付をしている。専用技は「うさぎさん落とし」。ちなみに彼女を仲間にすると、議会の受付はメイドプリニーに変わる。
【仲間に加える方法】ある場所であることをする。ヒントは「彼女がいつもいる場所」らしいが……。

●アデル
『魔界戦記ディスガイア2』の主人公。ひきょうなことや曲がったことが嫌いな熱血漢。物理攻撃力の高さと反撃回数の多さが特徴だ。


●ロザリンド(ロザリー)
『魔界戦記ディスガイア2』のヒロイン。箱入りで育てられたためか世間知らずな一面も。彼女を敵として戦う時は、銃による遠距離攻撃を仕掛けてくる。


●ゼタ
諸事情で本の形をしている魔王。移動力は低いが、「宇宙最強の魔王」とも呼ばれているだけあって戦闘能力は折り紙つき。


■DS版の新しい要素

 ニンテンドーDSの特徴でもある「2画面」と「タッチシステム」を存分に活用したDS版『ディスガイア』。ここでは、PS2版/PSP版と比べてどこが変わったのかを詳しく紹介する。

●ステータスや戦闘の画面を大幅に変更
 ステータス画面では、上下の各画面に情報を分けて表示することで、さらに見やすく進化している。下画面はタブを採用し、タッチペンを使えば簡単に情報の閲覧・切り替えが行える。また戦闘中は、上画面にマップのトップビューを表示。これにより、3D表示では見づらかった部分をトップビューですばやく確認できる。

●タッチペンでの操作にも対応
 十字やA、Bなどの各ボタンによる操作はそのままに、タッチペン操作も追加。魔王城の移動や会話、戦闘のコマンド選択などをタッチペンで操作できるようになっている。ボタンとタッチペンを併用して操作することも可能だ。

●上画面に「プリニーコメンタリー」追加
 シナリオを進めている間、上画面に「プリニーコメンタリー」が表示される。とあるプリニーが、シナリオに鋭いツッコミを入れるらしいが……!? 表示をOFFにすることも可能だが、ぜひONにしてプレイしてみよう。


●名物コーナー「次回予告」が進化
 『ディスガイア』の名物コーナーといえば、各話の最後に挿入される「次回予告」。“エトナ”を中心として、ウソかホントかわからない(というよりほとんどウソ?)な、ハイテンションな予告が流れる。DS版では、この次回予告がグレードアップしているという。


●本編の冒頭部分ナレーションが……
 「魔王クリチェフスコイ、死す。」で始まる冒頭シーン。この時挿入されるナレーションを新たに録り下ろしているという。果たしてどのような内容になっているのか、実際に見てからのお楽しみ!


■ワイヤレス通信対戦

 PSP版にもあった「通信対戦」は、このDS版でも搭載されている。通信対戦を行うには、ニンテンドーDS本体2台とソフト2つが必要だ。ここでは、育成したキャラクターを使って友だちと存分にバトルできる。魔王城の“ラハール”の部屋にある「通信機」を調べると、通信対戦に突入する。

●ルール設定
 対戦前にルールを設定できる。人数やレベルの制限、勝利条件、操作の制限時間などを決めよう。また、マップに中立勢力やジオパネル、魔遊具を出すかどうか、索敵モードやジオキューブを使うかどうかなども決められる。こうした設定により、普段の戦闘とはまったく異なる戦術が求められることも。

▲制限時間……ターン時に操作できる時間を、30秒、1分、2分、5分、10分から決められる。残り時間のカウントが下画面の上部に表示され、これがなくなると強制的にターン終了となる。▲中立勢力……ONにすると、自チームと敵チームのどちらにも属さないモンスターが戦闘マップに配置される。モンスターは非常に強力な上、無差別に攻撃を仕掛けてくるので注意!
▲ジオパネル……ジオシンボルとジオパネルをマップに出現させる。パネルに乗っているキャラクターは、回復やダメージ、攻撃回数増加などさまざまな効果を受ける。▲索敵モード……自チームのキャラクターが立っている位置の周辺だけが見えるようにする。相手が近づいてくるまで位置がわからないため、緊迫感のあるバトルが楽しめる。

●ジオキューブ&魔遊具


 通信対戦独自のシステムが、このジオキューブと魔遊具。ジオキューブとは、味方・敵・全体などに影響を与える特殊効果を指す。ジオキューブを使用するには、ターン経過に従って増える「ジオソウル」を貯める必要がある。効果が強力なほど必要なジオソウルも増える。ジオキューブは全37種類が用意されている。

▲ジオキューブの1つ、「超魔王の暇つぶし」を使用すると、中立勢力として超魔王“バール”が出現! 運がよければ“バール”が敵を倒してくれるかも。逆に運が悪いと味方が倒されることも……。

 魔遊具は、マップ上にランダムで配置されるオブジェクト。投げつけられたキャラクターのレベルが上がる「レベルスフィア」、自軍のベースパネルに投げこむとジオソウルが増える「ソウルポッド」、投げつけた対象を一撃死させる「最凶魂」がある。

▲レベルスフィアによるレベルアップは、この対戦限定だ(左画像)。ソウルポットは自チームのベースパネルに投げ込まないと意味がないので注意(中央画像)。また、まさしく「最凶」と呼ぶにふさわしい最凶魂(右画像)は、敵に渡してしまうとトンデモナイことに……!

■技エフェクトをまとめて掲載

 本作には、多彩という言葉では片付けられないほど、たくさんの「技」が用意されている。ここでは、その一部を紹介。ド派手な演出の技が多数用意されており、戦闘を盛り上げてくれること間違いなしだ。


【追加情報】ケータイでも『ディスガイア』!?

 日本一ソフトウェアは本日、iアプリの『魔界学園ディスガイア』を発表! 6月30日より配信がスタートする予定だ。詳しい情報は本日のニュース記事をチェック!!


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データ

▼『魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:DS
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2008年6月26日
■価格:5,040円(税込)

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■関連サイト
『魔界戦記ディスガイア』シリーズ公式サイト