ドラマCD「よつのは」のタイトルが決定!キャラクターを演じたキャストコメントも掲載
マリン・エンタテインメントは、4月23日に発売する予定のドラマCD「よつのは(仮)」の正式タイトルを、「よつのは~雪が溶けきる、その前に~」に決定したことを明らかにした。
「よつのは~雪が溶けきる、その前に~」は、ハイクオソフトのPC用恋愛アドベンチャーゲーム『よつのは』をドラマCD化した作品。今年の2月と3月にはOVAがリリースされている他、Webラジオ「のののらぢお」も配信されている。
ドラマCDでは、原作の後日談が描かれている。同じ屋根の下で暮らす“誠”と“のの”のもとに、離れて暮らす“祭”と“衣織”が、“のの”の大学受験をサポートするためにやってくる。バイトに精を出す“誠”と、晩ご飯を作って待つ“のの”という、2人の生活はどうなってしまうのか?
今回、都内のスタジオでドラマのアフレコが行われた。アフレコ終了後に、“猫宮のの”役の榊原ゆいさん、“結城誠”役の田坂秀樹氏、“柚姫衣織”役の後藤邑子さん(以下、後藤邑)、“天地祭”役の後藤麻衣さん(以下、後藤麻)、“雪亜凛沙”役の矢作紗友里さんに、収録を終えた感想や、本作独自の要素である「のの弁」などについてコメントしてもらったので、以下に掲載する。
――まずは、収録を終えての感想をお願いします。
榊原さん:“のの”のために立ち上がって駆けつけてくれた幼なじみの優しさと絆が、温かくってよかったです。大阪までノープランで来ちゃう“祭”ちゃんとか、優柔不断なところがありつつも男らしいところを見せてくれる“まーくん”とか、すごくいろんなものが詰まったドラマになったんじゃないかなと感じています。
田坂氏:シリアスなところも最後の方にあるんですけど、OVAの時よりくだけた感じのシーンとか、“のの”との生活とか、より日常的な部分が描かれていて楽しかったです。
後藤邑さん:OVAの収録で「“のの”と“誠”は、この後どうなっていくのかな?」って気になっていましたが、今回のドラマCDでその後の幼なじみのみんなが描かれており、「よかった」って思うシナリオでした。“のの”と“誠”の二人の生活が続いていて、いい関係になっていて、“雪”さんとのこともいい感じに着地しましたね。最後に迎える、2人のクライマックスシーンはすごい心に残ります。個人的には“雪”さんは別のシナリオでも見てみたいですけど……どうでしょうか、プロデューサーさん?(笑)
後藤麻さん:“祭”は今回のドラマCDでも「引率の先生みたい」って言葉がしっくりくるんじゃないかなと思います(笑)。OVAの時には幼なじみの仲間たちの間でギクシャクしていたんですが、今回はちゃんと仲直りをしていて、昔と変わらない絆みたいなものが描かれていたので、すごくあったかい気持ちになりました。
矢作さん:“雪”さんはOVAでははかない感じで出番も少なかったですが、今日のドラマCDの収録で“のの”ちゃんと“誠”くんとお話ができて楽しかったです。
――お気に入りのキャラクターを教えてもらえますか?
榊原さん:私は“祭”ちゃんが好きです。きつめの性格のキャラクターだと思われているんですけど、実は一番人のために動いてくれるキャラクターなので、すごくいいなぁと思っています。
後藤邑さん:私も友だちになりたいなぁと思うのは、“祭”みたいなタイプですね。優しいだけじゃなくて、相手を叱ったりもするんだけど、一番皆のことを思いやってたり、縁の下の力持ち的なところがあったりするじゃないですか。そういうキャラが大好きなんです。けど、今回のドラマCDだと、間違いなく“のの”ですね(笑)。
榊原さん:あら(笑)。
後藤邑さん:キュンキュンするシーンがね~「持っていかれた」って感じがあります。
榊原さん:隣で笑ってたでしょ、「耐えられない」って。
後藤邑さん:あんまりにも甘酸っぱいから(笑)。マイク前にそろそろ出なきゃなって思った時に、2人のラブシーンがいっぱい出てくるし、もう我慢できなくてねぇ……。たぶん、実際に聴いたらみんな悶えるトコだと思いますよ。絶対、私の気持ちがわかってもらえると思います。
後藤麻さん:私は矢作さんの声がツボにきていて、しゃべるたびにひっそりと“雪”さんに萌えていました。“雪”さんってかわいいですよね。
矢作さん:ありがとうございます(笑)。私は“柚ねえ”かな。“柚ねえ”みたいなお姉さんがほしいんです!
後藤邑さん:全然使えないよ~(榊原・田坂・後藤麻「うんうん」)。
(一同爆笑)
矢作さん:ホワンとしているけど、実はよくみんなを見ているトコとかお姉ちゃんなところがあって好きなんです。あと、最後のシーンの“誠”くんがよかったです(後藤邑さん「“誠”が男を上げたよね」)。かっこよかったです。
――田坂さんは、男性の視点として好きなキャラは誰ですか?
田坂氏:えぇとまぁ、う~ん……。
榊原さん:誰にするか迷う?(笑)
田坂氏:いやぁもう、皆大好き……。
後藤邑さん:いいと思う、それでこそ主人公(笑)。
(一同爆笑)
田坂氏:いやいや、皆素敵だしね(汗)。聴いてもらえればよくわかると思いますが、みんな個性があって大好きです。
――“のの”が話す「のの弁」に対しての印象はどうですか?
榊原さん:私自身は、ここまで“のの”をピックアップしていただいて、愛されるキャラクターになるなんて思っていなかったので、感無量です。最初に“のの”役のお話をいただいた時、「榊原さん関西人ですよね、どうにかなりませんか?」と相談されたんです。「今度のヒロインの子はロリで関西弁なんですけど、上の人から「こんなかわいい容姿で萌えキャラなのに、何で関西弁にしちゃったんだ!」と叱られました」って……。関西人として私も悔しかったので、燃え上がりました。収録の当日、セリフを修正しながらアテレコをして、それを聞き取りながらテキストを修正していくという大変な作業になっちゃったんですけど(苦笑)。頑張って本当によかったです。
田坂氏:それにしてもかわいいです。ついつい話し方がうつりそうな、印象に残る話し方ですよね。
後藤邑さん:私も何回かうつりそうになって。聞きなれると心地よくなっていくんですよ。中毒性が高い言葉です。
後藤麻さん:ホンワカしていて“のの”らしさが出ていて。すごくかわいらしいです。
矢作さん:本当にかわいいですよね。
榊原さん:ありがとうございますっ!
矢作さん:かわいいから、話しかけられると、“誠”くんじゃなくてもキュッと抱きしめたくなりますよ。それで頭をワシャワシャってやりたくなります(笑)。
――最後に、ファンの皆様にメッセージをお願いします。
田坂氏:日常的な雰囲気や会話も味わえる内容になっているんじゃないかなと思います。コメディチックなところもありつつ、最後に盛り上がるところもあるので、楽しんで聴いていただけるかと思います。
後藤邑さん:もう、このCDは“誠”と“のの”に尽きるんじゃないかなぁと思います。二人の関係が本当にくすぐったくて心地いいです。そんな中、“祭”と“衣織”はにぎやかしで頑張っているので、そこも楽しんでいただけたらうれしいです。
後藤麻さん:女の子同士の「ガールズトーク」が楽しいですよ。キャイキャイした雰囲気を楽しんでいただけると思います。特にお風呂のところですね(笑)。でもやっぱり、“のの”と“誠”の「ラ・ブ・ラ・ブ」ぶりには勝てません(笑)。
榊原さん:強調しますか(笑)。
後藤麻さん:パワーアップしていますので(笑)。そういうのを期待されていた方々にも応えられるかと思います。
矢作さん:OVAでは、“雪”さんは登場シーンが少なかったんですけど、CDではちょっとだけ大人になった“雪”さんを聴くことができます。新たな「よつのは」ワールドを楽しんでいただけたらと思います。
榊原さん:キャラの魅力がギュッと詰まったドラマCDになっていると思います。“柚ねえ”はポケポケしながらも一生懸命世話をしてくれる優しさがあってすごく温かいです。“祭”は裏から皆をちゃんとサポートしてくれました。“雪”さんは大人っぽさがあって、声をかけてくれて。そして、“誠”は男らしさと優しさで“のの”を包んでくれました。そんな皆に“のの”は囲まれています。キャラクターたちの絡み合いがより一層その魅力を引き立て合う、そんな素敵なドラマCDになっているので、ぜひ、聴いていただければと思います。
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ドラマCDに出演するキャストの皆さん。左上から、後藤邑子さん、後藤麻衣さん、矢作さん。左下から、田坂氏、榊原さん。 |
(C)hiqo-soft・ACG/よつのは委員会
データ
▼ドラマCD「よつのは~雪が溶けきる、その前に~」
■発売元:マリン・エンタテインメント
■販売協力:ジェネオン エンタテインメント
■品番:初回版 MMCC-4146/通常版 MMCC-4150
■発売日:2008年4月23日
■価格:初回版 3,465円(税込)/通常版 3,150円(税込)
※初回版には特典として「のののらぢお」収録CD-ROMが付属する。
【キャスト】(敬称略)
“猫宮のの”役:榊原ゆい
“結城誠”役:田坂秀樹
“柚姫衣織”役:後藤邑子
“天地祭”役:後藤麻衣
“雪亜凛沙”役:矢作紗友里
他
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■関連サイト
・ドラマCD「よつのは~雪が溶けきる、その前に~」特設サイト
・OVA「よつのは」公式サイト
・Webラジオ「のののらぢお」紹介ページ
・マリン・エンタテインメント