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2008年3月25日(火)

『ルクス・ペイン』で主役“西条アツキ”を演じた宮野真守氏に直撃インタビュー

 マーベラスエンターテイメントが3月27日に発売するDS用ソフト『LUX-PAIN(以下、ルクス・ペイン)』。その『ルクス・ペイン』で主人公“西条アツキ”を演じる声優・宮野真守氏にインタビューを敢行した。

 『ルクス・ペイン』は、人の心に巣喰う悪の存在「サイレント」をめぐる伝奇ジュヴナイルAVG。プレイヤーは、主人公“西条アツキ”となって如月学園に潜入し、心象世界に介入できる特殊能力「∑(シグマ)」を駆使しながらサイレントの謎に迫っていくことになる。

 インタビューでは、“西条アツキ”役の宮野真守氏に、演じた際の感想や、普段どんなゲームをプレイしているかなど、公私にわたってお話をうかがった。ソフトの購入予定の人や、宮野氏のファンは、以下のインタビューをチェックしておこう。

――まずは、主人公“西条アツキ”を演じた感想をお願いします。

宮野氏:“アツキ”は、あまり感情的になるところはなく、淡々と話す感じでした。キャラクターとしてはとにかく落ち着いている印象ですね。

――今回はゲームのキャラクターに声をあてましたが、アニメと違って苦労した部分はありましたか?

宮野氏:ゲームのキャラクターを演じるのは、毎回大変ですね。会話がなく、相手を想像しながら演じることになるので、常に神経を研ぎ澄まし、相手の言葉に反応して“アツキ”がどういう声を出すのかを考えながら演じました。体力的にというよりは、精神的に頑張った感じですね。

――収録時、演技に対してスタッフから指導や注文はありましたか?

宮野氏:演じる前に「常に静かな感じで落ち着いたキャラクター」と教わっていたので、“アツキ”のイメージはしっかりできていたんです。だから、僕自身がそのイメージから離れないように、壊さないように……というのを意識しました。

――“アツキ”は特殊能力を持っているキャラクターですが、もし宮野さんが特殊能力を持てるとしたら、どのようなものを持ってみたいですか?

宮野氏:そうですね……僕は「ドラゴンボール」世代なんですよ(笑)。ですから、空を自由に飛びたいと何度も思いましたね。あとは寝坊しがちだったので、瞬間移動もあったらいいなと。他には、単純に強くなりたいと思って「気を練る」練習をしました!(一同笑) ちょっと暇な時とかは、こうやって(手に力をためる仕草をする宮野氏)気を溜めてですね、「おっ! ちょっと熱くなってきた! できたんじゃない!?」といった子ども時代でした。

――「ドラゴンボール」世代の人なら、誰でも1度は気を溜めた経験があると思います(笑)。

宮野氏:それと、セリフを噛まずに言える特殊能力があれば、僕はいくら払ってでも買おうと思いますね。

――きっと声優やアナウンサーに大人気の特殊能力ですね。では続いて、公式サイトで公開中のWebラジオ「Radio Seagull ルクス・ペイン放送局」の、3月27日放送分にゲスト出演された時の感想をお願いします。

宮野氏:あえて喜多島さん(喜多村英梨さんのこと)と言いますが(笑)、喜多島さんとは運よくレギュラーが一緒になったので、何度かお会いしたことがあって。本当に明るくて、しゃべりやすい印象がありました。来る前はちょっと緊張していたんですが、実際に来てみたら「何も心配いらなかったなあ」って。僕はゲストだったんですが、2人(パーソナリティの越田直樹氏と喜多村英梨さん)の雰囲気作りがとてもよかったので、やりやすかったですね。おかげで気兼ねすることなく、越田さんをいじめることができました(笑)。雰囲気が伝わると思うので、ぜひ放送を聴いてみてください。

――『ルクス・ペイン』の予約特典には、ゲームで流れたサウンドの他に、2人がパーソナリティをした「Radio Seagull」の第0話が収録されていますね。

宮野氏:僕もそれがすごく楽しみですね。僕がひっかき回していたというのもあるんですが、収録した時は、越田さんがかなりおいしいポジションにいたので、放送が始まる前、2人がどういうポジションだったのか、興味があります。越田さんファンの人は、ぜひ僕がゲストに来た時の放送と、0話を聴き比べてください!

――プライベートについてお聞きしますが、宮野さんは普段ゲームをプレイされたりしますか?

宮野氏:家ではあまりやらないのですが、DSやPSPは移動中にできるので、ちょっと暇な時とかにプレイしています。最近はアクションやミニゲームなどが、多いですね。某モンスターを狩るゲームとか(笑)。でも昔は王道のRPGが大好きで、そればかりやっていました。その後、ロボットが出てくるシミュレーションゲームもハマりました。でも今は、家で1人でやるより、パーティゲームとかも含めて皆で遊ぶ機会が多いですね。実は、アドベンチャーゲームはあまり遊んだことがなかったので、『ルクス・ペイン』は個人的にも楽しみです。

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

宮野氏:先ほども(『ルクス・ペイン』を)ちょっとプレイさせていただいたんですが、タッチペンを使ったDSならではのアクションで物語が進行していきます。また、話はコアなストーリーが展開するので、一度始めたら止まらなくなるんじゃないかと思います。とっかかりは何でもいいと思うんです。この人の声が聴きたいとか、キャラクターの設定が気になるとか、何でも構いませんので、ぜひプレイしてください。

――宮野さんの声が聴きたいというファンもたくさんいると思いますよ。

宮野氏:ですかね~(照れながら)。だとしたら……うれしいですね!



快くインタビューに応じてくださった宮野氏。『ルクス・ペイン』の予約特典には、宮野氏も楽しみにしているというWebラジオの0話と、伊藤賢治氏&鈴木康行氏が制作したBGMを収録したオリジナルサウンドトラック、さらにはイラスト&設定資料集が付属するので、ファンは見逃さないように!
※なお特典は数に限りがあります。


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データ

▼『LUX-PAIN』
■メーカー:マーベラスエンターテイメント
■対応機種:DS
■ジャンル:AVG
■発売日:2008年3月27日
■価格:5,040円(税込)

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■関連サイト
『LUX-PAIN』公式サイト
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