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2008年3月24日(月)

『ルーンファクトリー2』サントラCDが3月26日発売!ドラマ出演者にインタビュー

 マーベラスエンターテイメントから、1月3日に発売されたDS用SLG『ルーンファクトリー2』のBGMやテーマソングなどを収録したオリジナル・サウンドトラックが、3月26日に発売される。価格は2,940円(税込)。


 『ルーンファクトリー2』は、『牧場物語』シリーズにファンタジックな世界とRPGの要素をプラスした『ルーンファクトリー』シリーズの最新作。“カイル”の学校建設と結婚を目的とする第1部と、その“カイル”の子どもとなり、学校で生活を送りながら、新たな恋愛を体験する第2部という親子2世代にわたる長編ストーリーとなっている。

 今回発売されるサントラCD「ルーンファクトリー2 ザ・コンプリートサウンドトラック」には、各テーマやイベントなどで流れるオリジナルBGMや、テーマソング2曲のゲーム内で使用されているオリジナルサウンドをオリジナルマスターを収録している。他にも、ゲームに登場する人気声優によるCDオリジナルのアナザー・ストーリーを楽しめる。
 今回、都内のスタジオでドラマパートのアフレコが行われた。アフレコ終了後に、“カイル”役の坂本真綾さん、“マナ”役の水樹奈々さん、“ドロシー”役の能登麻美子さん、“カノン”役の板東愛さんに、キャラクターを演じた感想や、聴きどころなどをコメントしてもらったので、以下に掲載する。

――まずは、キャラクターの役どころと、演じられた感想をお聞かせください。

坂本さん:ゲームの収録はひとりひとり別録りなので、こうしてドラマCDで他のキャラクターとの掛け合いができたりすると、 改めて“カイル”の性格などがさらによくわかったような気がします。内容は、思った以上に“カイル”がモテモテで(一同笑)、「こんな状況だったんだ……」とビックリしました。

水樹さん:“マナ”は明るくてしっかりもの。結婚したら絶対"カイル"くんを尻に敷くタイプだろうなと…、それくらいしっかりした女の子ですね(笑)。ゲーム中は"カイル"くんへに投げかけるセリフしかなかったんですけど、今回は「みんなとの会話のやりとりができて、とても楽しかったです。あとは、しっかりしている“マナ”なのに、年下の“カノン”に焼きもちを焼くといった乙女な一面を見れて、ちょっとうれしかったです。

能登さん:実は、“カノン”ちゃんと姉妹であることを、ゲームの収録の時は知らなかったんです(板東さん「私もお姉ちゃんがいることは知っていたんですが、“ドロシー”がお姉ちゃんだったとは(笑)」)。ゲームの時はセリフが少なかったので、どういう女の子なのか、イメージがやや漠然としていたんですが、今回は物語の中で演じることができたので、キャラクター性をより理解して演じることができました。あとは、とても仲のいい姉妹であることを確認できました。

板東さん:イラストから見てもわかるように、かわいいんですが勝気なキャラクターです。いわゆるツンデレですかね?(笑)。ゲームのセリフを収録した時は、セリフも少なくてもっと演じたかったので、今回は“カイル”くんをお兄ちゃんと呼んだり、たくさんしゃべることもできたりで、楽しかったです。

――今回のドラマの聴きどころや気にいっているシーンを教えていただけますか?

坂本さん:“カイル”はされるがままで、女子の皆にああでもないこうでもないと言われ、困ったり期待に応えようと頑張っているだけなので、女子のトークが熱い内容になっていると思います。あと、“カイル”くんが本当にいたらモテるとは思うんですが、個人的にはもうちょっとハッキリしてほしいですね(うなずく一同)。皆に優しいっていうのは、結局皆に優しくないんだよっていうね(水樹さん「大人だ!」)。でも、全体的にメラメラしてはいるんですが、誕生日を祝ってあげたいという、のほほんとしたかわいらしいストーリーになっていると思います。

水樹さん:素直になれない“マナ”と、マイペースな“カイル”の平行線な恋模様を見ていると、初々しくてかわいいんですよ。なので、2日目のシーンが私的にかなりお気に入りです。あとは、壮絶な女同士の戦いはかなりおもしろいので、聴きどころですね(笑)。

能登さん:“カイル”くんと“マナ”ちゃんの4つ葉のクローバーを探すシーンが印象深いです。自分のキャラクターだと、誕生日プレゼントに岩魚をあげるのには、不思議な感じを受けました。「岩魚ですか?」って(一同笑)。

板東さん:ケーキを“カイル”くんに食べさせてあげるシーンがあるんですが、「フーフーして食べさせてあげる」っていうんですよ。でも私は生クリームデコレーションのケーキを想像していたので、「なんでフーフーするんだろう?」って思いました(坂本さん「私も疑問でした」)。

――今回、ゲームの収録時とは違い、他のキャラクターと絡みましたが、ゲームの収録時と変わったところや変えたところはありますか?

坂本さん:変えようと思ったことはないんですが、セリフのやり取りをしながら演じたので、「“カイル”ってこんな子なんだな」っていうのを再発見できました。

水樹さん:ゲームの時と意識して変えようと思ったことはなかったんですが、他の人とのやり取りを通して、より生き生きとした“マナ”を演じられたのではないかと思います。あとは、スタジオの横幅が狭かったので、皆さんの息遣いをすぐそこに感じながら、収録したことはおもしろかったです(一同笑)。実際に“カイル”と“マナ”もこういう距離感で話しているのかなと思いながら収録できたのは、楽しかったですね。

能登さん:ゲームの台本には、「主人公の顔を見ても逃げる」とあって、それくらい引っ込み事案なキャラクターで、ゆっくり間をとってしゃべるという設定だったんですが、今回はそれよりもちょっと活発になっているかもしれません。それは皆さんと一緒にやる流れの中でそうなりました。

板東さん:私は年上の兄弟がいないので、今回は能登さんの“ドロシー”のセリフを聴きながら、「こんなお姉ちゃんがいたらいいな」と思いながら演じられました。それがゲームの収録時と違うところですね。

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

坂本さん:ゲーム本編以外にもこんなエピソードがあったというのを楽しんでもらえれば、より一層この作品の世界を理解してもらえると思います。もっと好きになってもらえる内容のドラマになっているので、ぜひ楽しんでください。

水樹さん:ちょっとホッと一息つきたい時に、このドラマを聴いて癒されていただければうれしいです。

能登さん:全体的にほのぼのしたお話だと思います。ゲームの世界感にもつながっていると思うんですが、音で聴くこの作品の世界も楽しんでいただければと思います。

板東さん:すごくおもしろくて癒されると思うので、同じ町の住人になったつもりで聴いてください。


左からドラマ収録を終えた直後の、能登さん、板東さん、坂本さん、水樹さん。「ルーンファクトリー2 ザ・コンプリートサウンドトラック」は39トラックを収録して、3月26日に発売される。


(C)2008 Marvelous Entertainment Inc.
撮影/松田和弘

データ

▼「ルーンファクトリー2 ザ・コンプリートサウンドトラック」
■品番:MJCD-20115
■発売元:マーベラスエンターテイメント
■販売元:ジェネオンエンタテインメント
■発売日:2008年3月26日
■価格:2,940円(税込)

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▼『ルーンファクトリー2』
■メーカー:マーベラスエンターテイメント
■対応機種:DS
■ジャンル:SLG
■発売日:発売中(2008年1月3日)
■価格:5,040円(税込)

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■関連サイト
『ルーンファクトリー2』公式サイト
マーベラスエンターテイメント