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2008年2月29日(金)

孤立した古城で第1の殺人が……!発売直前の推理AVG『奈落の城』新情報公開

 日本一ソフトウェアは、3月6日に発売するPS2用ソフト『奈落の城 一柳和、2度目の受難(以下、奈落の城)』の新情報を公開した。

 『奈落の城』は、2007年3月に発売されたPS2用AVG『雨格子の館』の続編にあたる本格推理アドベンチャーゲーム。今作では、舞台を日本の洋館からヨーロッパの古城へと移し、前作以上に凄惨な猟奇殺人事件が描かれる。

 今回、初報2報に続いて、新キャラクターや新エピソードなどの情報が公開された。最新CGとあわせて、以下に紹介していく。

【最初の殺人事件】

 知り合いの役者“日織”の誘いで、ヨーロッパにある古城へ旅行することになった主人公“一柳和”。目的地の城は、山間の渓谷に埋められた形で作られており、入り口にたどり着くには1本の長い吊り橋を渡って行かなければならなかった。


 なんとか無事にたどり着いた“和”と“日織”は、城の当主“アルノルト”から歓迎を受ける。城には他にも数人の客が滞在しており、“和”は客人の1人である欧州中世史研究家の“ヴィンセント”から、城にまつわる伝承を聞く。

「この城を建てさせた初代“ルロイ”伯爵は、黒魔術に傾倒していた。悪魔召喚の儀式のためにこの城を建て、儀式の失敗で悪魔憑きとなった少年を幽閉した。幽閉された少年の母親は息子を探し求め、死んだ後も息子を探して城内をさまよっている」

 この不穏な話を裏付けるような出来事が起きる。夕食を終え、応接室に一同が集まっていると突然停電し、闇の中から「――怨念が強くなってきておるのう」という声が……。さらに一夜明けると、無人のはずの食堂でワインボトルが倒れる現象が起こる。そして、“和”たちがこの奇妙な出来事を調査している最中、“アルノルト”のSPや“日織”が姿を消してしまう。


 さらに、城につながる吊り橋が落ちてしまい、城に閉じ込められた“和”たちは、SPと“日織”の捜索を続ける。そうして、ついに消えていたSPを発見! ホールの壇上、床にひざまずき祈るように両手を組んだ姿勢で固定されたSPの胸には、大振りの刃物が突き立っていた。他殺と思われるSPの遺体を、“和”は戸惑い恐れながらも調べることになる。はたして“和”は、無事に事件を解決することができるのか?




【サブキャラクター】

三笠尉之(みかさ・やすゆき)
178cm/81kg/36歳
「幽霊がいるなら、サンタクロースもいるべきだ。
どちらかしかいないというのは不公平だろう」
 “アルノルト”の親戚にあたる日本人男性。“アルノルト”に対して、好意的でないように見えるが、単に愛想がないだけ。アクシデントの際には、冷静な判断力と行動力を見せる。

ハユツク
身長・体重・年齢不詳
「この館は深怨に満ちておる。深く、暗い恨みじゃ……」
 “ルロイ”の城に怨霊が取り憑いていると主張する、怪しげな祈祷師。髪とヒゲで覆われたその顔からは、表情を読みとることは難しい。霊的な発言に戸惑っている“和”に対して、好意的な態度をとることもある。

 なお、『奈落の城』の前作にあたるPS2用ソフト『雨格子の館』のベスト版が、『奈落の城』の発売日と同じ3月6日に発売される。『雨格子の館』ベスト版には『奈落の城』の体験版が付くそうなので、『雨格子の館』を未プレイの人はベスト版からプレイしてみては?









(C)2008 FOG/NIPPON ICHI SOFTWARE INC.
(C)2007,2008 FOG/NIPPON ICHI SOFTWARE INC.

データ

▼『奈落の城 一柳和、2度目の受難』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2008年3月6日
■価格:7,140円(税込)

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▼『雨格子の館 一柳和、最初の受難』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2008年3月6日
■価格:2,940円(税込)

■『雨格子の館 一柳和、最初の受難』の予約・購入はこちら
Amazon
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■関連サイト
『奈落の城 一柳和、2度目の受難』公式サイト
日本一ソフトウェア