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2008年2月1日(金)

【電撃15年祭】「バッカーノ!」ステージは不死の酒を飲む飲まないでバカ騒ぎ!!

 昨年11月25日に「電撃15年祭」でされた、「バッカーノ!」のスペシャルステージ「電撃15年祭でもバカ騒ぎ!」の模様をお届けしていく。

 「バッカーノ!」は、メディアワークスのライトノベルレーベル「電撃文庫」から刊行中の、成田良悟先生の人気シリーズ。イラストはエナミカツミ先生が担当しており、2007年7月にはWOWOWで全13話のTVアニメが放映された。

 今回のステージは、ブラスロックユニット「Paradise Lunch」による番組OPテーマ「Gun’s & Roses」の生演奏からスタート! 続いて、TVアニメで泥棒カップルの片割れ“アイザック”役の小野坂昌也氏、マフィアの若き幹部“フィーロ”役の吉野裕行氏、とある秘密を抱えた若き車掌“クレア”役の森田成一氏が登場。物語の重要ファクターである「不死の酒」について、森田氏が「飲む派」、吉野氏が「飲まない派」に分かれ、小野坂氏にどちらがいいかをオススメしていくことに。

 まずは森田氏が小野坂氏の大好きなゲームや車のことを取り上げて、不死になれば好きなだけゲームや車に時間を使えると力説。さらに森田氏は「小野坂さん、最近サックスを始めたらしいですが……長生きして練習すれば「Paradise Lunch」とセッションできますよ!」と魅力的なアイデアを披露した。小野坂氏の心はアっという間に「飲む派」へと傾いていったが、それまで黙っていた吉野氏が「でも、小野坂さんが上達するころには、ひょっとしたら小野坂さんだけになっているかもしれませんよね? それでもいいんですか?」と冷静な一言で反論。さらに、「人は罪深い生き物だから長く生きてはいけないんです!」と会場の女性ファンを魅了する美声で持論を展開した。小野坂氏は、「吉野くん……なんか悩みでもあるの?」と心配しきりであった。

 以降も3人は、不死の酒を飲んだら「大事なナニか」が元気になるのならないのといった危険な話を繰り広げていたが、結論は出ず。そこでイベントの前に収録したという出演陣や制作スタッフたちの意見を参考にすること。しかし、“ニース”役の小林ゆうさんと原作者の成田良悟先生が「飲む派」、“エニス”役の小林沙苗さんとTVアニメの監督である大森貴弘氏が「飲まない派」と、ここでも真っ二つに分かれてしまった。

 結局、小野坂氏の独断と偏見で結論を出すことになったのだが、ここで小野坂氏は「あー! 忘れてた!! 負けた方には、罰ゲームとしてこのメッチャ苦い飲み物を飲んでもらいます!!」と、罰ゲームがあることを今さら宣言。突然の罰ゲームに不満を漏らす森田氏&吉野氏だったが、それらを一切スルーして小野坂氏は結果を発表! あえなく負けてしまった吉野氏が苦い飲み物を飲むことになった。
 ここで客席から「小野坂さんと森田さんも飲んでー!」という要望が飛び出し、急きょ小野坂氏たちも「苦い飲み物」を飲むことになったのだが、なんと吉野氏が全員分の苦い飲み物を1人で飲み干してしまうというあまりにフリーダムな行動に! 自分たちが飲むはずだったものを飲まれてしまった小野坂氏と森田氏は、吉野氏のチャレンジャブルな自爆行為に笑いと驚きを隠せずにいた。すると、番組EDテーマ「Calling」が流れてきてイベントは終了に。最後に、吉野氏へ対して小野坂氏は、「吉野くん、おいしいところ全部持っていきよんなぁ……」と悔しそうにもらしていた。











「Gun’s & Roses」を披露する「Paradise Lunch」。演奏後のトークコーナーでは、少々緊張していたようだった。





本番前に「Paradise Lunch」に挨拶に行きたかったという小野坂氏。しかしイベントの打ち合わせが入っていたらしく、挨拶できなかったことを残念そうに語っていた。





「Paradise Lunch」と交代する形で森田氏&吉野氏がステージイン! 森田氏は、「小野坂さんさっき打ち合わせじゃなくて、「AKB48」のステージを見てたじゃないスか!」と、小野坂氏に不都合な真実を大暴露!











「飲む派」である理由をメッセージにして送ってきてくれた小林さん。小野坂氏は、そんな小林さんのモノマネをしてメッセージを読み上げていた。





「苦い飲み物」を飲んで机に突っ伏する吉野氏を見て、小野坂氏たちは爆笑。吉野氏によると、その飲み口は「飲んだ後に口中がイガイガする!」らしい。





そんな飲み物を一気に飲み干していく吉野氏。小野坂氏は「フリーダム過ぎるだろ! 吉野くーん!!」と絶叫していたが、観客たちは「カッコいい!!」と大絶賛であった。


■関連サイト
TVアニメ「バッカーノ!」公式サイト
電撃文庫&電撃MAGAZINE