電撃オンライン

電撃ドットコム >  電撃オンライン > 【CEDEC 2007】サイバーコネクトツー・松山氏が 『.hack//G.U.』成功の秘訣を明かす!?

DAILY NEWS
2007年9月28日(金)

【CEDEC 2007】サイバーコネクトツー・松山氏が 『.hack//G.U.』成功の秘訣を明かす!?

熱いヤツらが九段を揺らした! 「夏だ! ドリルだ! グレンラガン祭!!」をレポート!

追加キャラ、システム、特典と『涼宮ハルヒの戸惑』新着情報をめがっさ公開にょろよ!

『涼宮ハルヒの約束』新情報公開! 限定版「超プレミアムBOX」の内容が明らかに

コンボを繋げて爽快バトル! 『テイルズ オブ イノセンス』システム&最新CG公開

簡単操作で演奏者の気分が味わえマス! 大人気『のだめカンタービレ』がWiiでも登場

悪徳の街「バイスシティ」へようこそ! 『GTA』シリーズ最新作がPS2&PSPに登場

『ルーンファクトリー2』公式サイトがリニューアルオープン!

任天堂、「バーチャルコンソール」の10月配信タイトルを公開

『リング・オブ・フェイト』で「モグペイント」コンテストを開催中

『ゼロの使い魔』公式サイトに限定版特典STGのプレイムービー登場

『ピクトイメージDS』ユーザー体験会は8人対戦で大盛り上がり!

セガサターン&ドリームキャストの有償修理が本日をもって終了

DS『ファイナルファンタジーIV』に出演する声優陣が明らかに!

色気タップリ!? 『バルドバレット イクリブリアム』予約特典を発表

『ドカポンキングダム』公式サイトがオープン! プレイ動画も公開

『金色のコルダ』ケータイドラマ第2弾の配信が10月9日よりスタート

ロジクールから『MHF』推奨ヘッドセットが10月12日にリリース

『マリン☆マリン』で10月4日より期間限定の新カードが追加に

『WCCF』キャンペーンで復刻版「ALL TIME LEGEND」が当たる!

『ファンタテニス』でガーディアンバトル体験イベントが開催に

『三國志 Online』先行課金でプレイ期間が2週間延長可能に

『シャイヤ』クローズβテスター人数は1万人 10月12日より募集開始

『ファンタジーアース ゼロ』で経験値30%アップキャンペーン開催

『ルナティア』公式サイトにクローズドβのSSページが開設

『トリックスターラブ』で2つのキャンペーンが本日より開催中

『フリスタ!』リニューアルに伴うオープンβを10月中旬より開始

カードゲームを攻略! 「電撃アーケードカードゲーム Vol.4」発売

ソフト売上ランキング【集計期間:9月17日-9月23日】

【9/28更新】「電プレオンライン」『ディスガイア3』迫力の技演出を公開!!

NEWS 2007年9月28日(金)

【CEDEC 2007】サイバーコネクトツー・松山氏が
『.hack//G.U.』成功の秘訣を明かす!?

 9月26日~28日に東京大学で開催されている「CEDEC 2007」において、PS2で発売された『.hack//G.U.』シリーズにおけるクロスメディア展開の成功について講演する「.hack//G.U.の裏側」が開催された。

 この講演では、『.hack』シリーズや『.hack//G.U.』シリーズを開発したサイバーコネクトツーの代表取締役社長兼ゲームデザイナーの松山洋氏と、同社のプログラマー・渡部雅央氏、グラフィッカー・下田星児氏が講師を務めた。
 松山氏は、「元来シリーズもののゲームは、右肩下がりになるものです。前作『.hack』シリーズの売り上げもやはりタイトルを重ねるごとに売り上げは下がっています。今作『.hack//G.U.』では、いかにその減り方を少なくするかが課題になりました。『.hack//G.U.』では、全体の本数を1本減らし全3巻構成にし、その分密度を濃くし、2巻目にカギとなるイベントを詰め込みました。この方法は、ユーザーの興味を持続させることに成功したと思います」と、『.hack//G.U.』の戦略に自信を示した。

 また『.hack//G.U.』では、前作以上にさまざまなジャンルでメディアミックス展開が行われた。これについて「ゲーム以外にたくさんの人がかかわっている状況下で、どうやってスケジュール管理をするのかという問題の答えが、我々がバンダイナムコゲームスさんの中に入って、密に舵を取ることでした。しかし、ゲームを中心としたプロジェクトであるという軸だけは、何があってもぶらさなかった。これが結果的にゲームの成功につながったんでしょう」と振り返った。最後に松山氏は、成功の秘訣について「ポイントは3つありました。徹底して効率化を考えたこと、ゲームを中心としたプロジェクトであったこと、我々にいろいろな仕事をまかせてくれたバンダイナムコゲームズさんの懐の広さ、以上に尽きます」とプロジェクトの沿革について、総括した。

 続いて渡部氏と下田氏が登壇し、松山氏の話した効率化できた秘密について語った。渡部氏は「PSからPS2になった時、弊社では初めてRPGに挑戦することになった。それまでPSではすべてのでもシーンを手組みで行っていましたが、PS2でそれを行うのは難しいと判断し、「サイバーコネクトストーリーミング」略してCCSの開発が始まったのです。これによって、さまざまな仕事の効率が向上しました」と話した。
 ちなみに「CSS」とは、3Dソフトで作成したゲームシーンをそのまま実機上で再現できるというもの。さらに開発機で動作するツールでのデータ調整ができるということで、ゲームを作るために必要な機能が実装されている。その後、下田氏がムービーを交えながら、CCSで可能な機能について解説。そして「CCSのおかげで、プログラマーがゲームのおもしろさを追及でき、グラフィッカーが絵の作業に集中できるようになった。これによって、ゲームのクオリティが上がりました」と自信気にコメントしていた。

 最後に松山氏が「現在、PS3用ゲームをバンダイナムコゲームズさんと協力しながら開発しています。またわが社では人が足りないので、求人募集をしています(笑)。とくにプログラマーがいないので、よろしくお願いします!」と挨拶し、講演は終了となった。


■「CESAデベロッパーズカンファレンス 2007」開催概要
【開催期間】2007年9月26日~28日
【場所】東京大学(東京都文京区)


■関連サイト
『.hack//G.U.』シリーズ公式サイト
サイバーコネクトツー公式サイト
バンダイナムコゲームス
「CESAデベロッパーズカンファレンス 2007」
社団法人コンピュータエンターテインメント協会

 
「今回の『.hack//G.U.』は、前作の反省を生かして売るという戦略が先にありました。そして、それに適した作品にするという展開でした」と前作『.hack』シリーズと本作『.hack//G.U.』を比較しながら、プロジェクトの展開について話した松山氏。全体の売り上げの肝となる『.hack//G.U. Vol.2 君想フ声』発売時には、さまざまなイベントを行ったため、スケジュール調整は大変だったようだ。
松山氏は「バンダイナムコゲームスさんの中に入って、シリーズのハンドルを取ることで、プロジェクトは成功しました」と話したが、畑の違うメディアとの仕事には、苦労が絶えなかった様子。ここでは書けないような、ディープなネタも飛び出し、会場から笑いがこぼれていた。
「グラフィッカー主導でゲーム開発を作れる体制にしようと始まったのが「CCS構想」です」と話した、プログラマー・渡部雅央氏(写真左)とグラフィッカー・下田星児氏(写真右)。ゲーム内での映像表現技術に定評のある同社だが、こういった構想がそれを支えているのだろう。
最後に、PS3用として開発されている『NARUTO』シリーズの紹介映像が公開された。発売はまだ先のようだが、概要などが明らかにされるのが楽しみだ。
(C).hack Conglomerate (C)2006 NBGI
(C).hack Conglomarete (C)2007 NBGI
(C)CyberConnect2 Co.,Ltd. ALL RIGHTS RESERVED