5pb./Five Recordsは、音楽アルバム「TVアニメ「この青空に約束を− 〜ようこそつぐみ寮へ〜」Piano Stories」を、9月21日にリリースする。価格は2,940円(税込)。
このCDは、2007年4月〜6月にかけて放送されたTVアニメ「この青空に約束を− 〜ようこそつぐみ寮へ〜」のピアノアレンジサウンドトラック。TVアニメの劇伴(作中で流れる伴奏音楽)を担当した伊藤賢治氏をはじめとするアレンジャーチームが、ピアノ・弦楽四重奏・スキャットなどの生楽器を駆使して、楽曲に「こだわりのアレンジ」を施している。
伊藤氏に、CDについていろいろとお話を伺ったので、以下に紹介する。
――これまでゲーム関連の音楽を中心に手掛けてきた伊藤さんが、今回TVアニメの劇伴に挑戦してみようと思った理由を教えてください。心境の変化みたいなものがあったのでしょうか?伊藤氏:実は、スクウェアにいた頃から劇伴はやってみたいと思っていたんです。その頃は、チャンスやタイミングの関係でできなかったんですけど、やっぱり自分の中で劇伴も1つの方向性としてやっていきたいという気持ちはもともとあったので、今回運よくタイミングも合って、やらせていただきました。
――TVアニメの劇伴を初めて担当した率直な感想は?
伊藤氏:とにかくスケジュールが大変でした(笑)。ゲームとはえらい違いだ! と、身をもって知りました(笑)。
――楽しかった点は?
伊藤氏:最初にお話をいただいた時、自分のやってみたかったバラード系といいますか、ピアノやストリングスで身近な世界観で作ってください、と言っていただけたので、そういう意味では作っていてすごく楽しかったです。
――TVアニメの放送も終了したところで、アレンジアルバムのリリースということになったわけですが、今回のアレンジアルバムのお話を聞いたときの感想は?
伊藤氏:やっぱり嬉しかったですね。もともと自分はピアノの音楽でいろいろな形でリリースしていきたいと思っていたので、今回のCDもその1つの方向性としてやらせていただけているのでうれしいです。
――やってみていかがでしたか?
伊藤氏:もちろんオリジナルの方で自分の世界感を出したつもりなんですけど、別編成にしてみたり、弦を入れてみたりとかすると、やっぱりナマはいいなって感じましたね(笑)。自分でも、ストリングスアレンジを独学で続けてきたので、実際演奏を見ながら収録をしていく中で新しい発見もあって、やっぱり勉強だなって。その繰り返しですよね。
――これから劇伴で挑戦してみたいことは?
伊藤氏:これまでは打ち込み系とかシンセの音が中心でしたけど、今回のアルバムをモデルケースに、これを1つのベーシックな形として、今後、ナマ系の音も使って劇伴に参加させていただけるような作品があれば、贅沢だしうれしいなと思います。
――最後に、ファンへメッセージをお願いします。
伊藤氏:オリジナルとは、また違った魅力を持ったアルバムに仕上がっていると思いますので、その違いをぜひ楽しんでいただければうれしいです。