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2007年7月20日(金)

数多の翼がその大空に未知の物語を紡ぐ!『ACE6』のオンラインモードに迫る

 バンダイナムコゲームスは、2007年11月1日に発売予定のXbox 360用フライトシューティングゲーム『エースコンバット6 解放への戦火(以下、ACE6)』の最新情報を公開した。

 今回情報が公開されたのは、Xbox 360のオンラインサービス「Xbox Live」を利用したオンラインモードと、6月22日の記事で紹介した主要キャラクター“メリッサ”や“マクナイト軍曹”たちを脅かす「エストバキア」軍の巨大兵器や所属部隊など。それぞれの詳細を、以下に記載していこう。

■オンラインモードのルールを紹介■
 今回は、シリーズ初となるオンラインモードのなかから「バトルロイヤル」と「チーム対戦」という2つのルールを紹介していく。なおオンラインモードにはこの2つ以外にもさまざまなものが用意されており、それぞれのルールにおいて複数のステージが楽しめる。
<バトルロイヤル>
このルールでは、「複数人による対戦バトル」という、オンラインならではの醍醐味を味わえる。生身のプレイヤーが操る敵に勝ち抜くことで、エースパイロットとしての強さを実感することができるようになっている。また、CPUが操る敵ユニットも登場するので、人間同士の戦いに熱くなりすぎると足をすくわれることも……。
▲雪原の上空で繰り広げられる空中戦。地上から激しい対空砲火の弾幕が張られ、全プレイヤーが危険にさらされた状態で戦うことに。弾幕の薄い場所を見極め、有利な位置で戦う必要がある。
▲雪に覆われ、濃密な雲海が広がる山脈エリアでの大乱戦。敵に背後を取られたときなどには、雲の塊に突っ込んで姿をくらまし、相手を撹乱する戦法を試してみるといいだろう。ただしコントロールを失わないよう注意。
<チーム対戦>
仲間と協力して戦うことで、「バトルロイヤル」とは違った楽しさが味わえるルール。このルールでは、空中戦の腕前だけでなく、チームの仲間との連携が大変重要になる。勝ったチーム全員が評価されるので、時にはわが身を危険にさらしてでも仲間に貢献したほうが、結果的にいい成績を残せる場合もある。
▲古いヨーロッパ風の町並みを眼下に眺めながらの制空戦。両チームの1番機は、付近の味方機に対して「電子支援」を行っている。「電子支援」を受けている間は、武器の連射力や命中性能が格段に強化されるので、いかに味方の1番機を守りつつ、敵の1番機を落とすかが勝負の分かれ目となる。

■オンラインモードで使用できる機能■
<コミュニケーション機能>
本作はボイスチャットに対応しているので、うまく使えば連携作戦などをスムーズに進めることができる。また「援護してくれ」、「一緒に攻撃を」などのよく使うメッセージは「簡易コミュニケーションシステム」によりキー操作で呼び出すことが可能になっており、ヘッドセットを持っていなくても、他のプレイヤーとコミュニケーションが取れるようになっている。
<ランキング機能>
オンラインモードでの勝敗による評価は、「ランキングボード」に記録される。このボードには全世界のプレイヤー情報が記録されており、上位にランクインしているプレイヤーには世界で1つだけの称号が授けられる。
<機体レートシステム>
これはいわゆるハンディキャップで、最新鋭機で出撃した場合にはそれぞれの勝敗ルールに応じて不利な条件が加えられ、逆に旧式の機体では有利な条件が加えらる。これによって、ある程度の性能を気にせずに、自分のお気に入りの機体に乗って戦うことができる。

 

■「エストバキア」軍■
「空中艦隊」
長い内戦の中で、「エストバキア」軍は実戦を通じて航空兵力の運用方法を革新させていった。その結晶が、長距離攻撃と空中からの艦載機運用によって、広範囲にわたる航空優勢を確立する「空中艦隊」構想である。これは、超巨大航空機群による新しい戦術であり、長年平和を享受してきた「エメリア」を窮地に追い詰めることになる。
重巡航管制機「アイガイオン」
「空中艦隊」構想の中核となる巨大航空機。航空母艦のように艦載機の発着・整備・補給能力を有する。さらに長射程の巡航ミサイル「ニンバス」を搭載。機体上面から連続発射され、遠距離から敵戦力を殲滅する。
航空火力プラットフォーム「ギュゲス」
電子支援プラットフォーム「コットス」
「エストバキア」の虎の子である「アイガイオン」には、2重3重の防衛手段が用意されている。その1つが、航空火力プラットフォーム「ギュゲス」だ。機体全体に対空兵器を搭載しており、仮に航空機や巡航ミサイルの接近を許したとしても、全方位に対する弾幕によって「アイガイオン」への攻撃を阻止する。
「アイガイオン」、「ギュゲス」をはじめとする艦載機に対して強力なサポートを行うのが、電子支援プラットフォーム「コットス」。非武装であるため交戦能力は持たないが、敵の戦力を分析し友軍の戦術コンピュータを遠隔サポートする情報処理装備を持ち、「空中艦隊」の対空戦闘能力を飛躍的に増強している。
エースパイロット部隊「シュトリゴン」
「エストバキア」内戦において、最終的な国家統一を成し遂げた武装勢力「東部軍閥」に所属していた精鋭部隊で、正式名称は「エストバキア連邦 中央軍管区空軍 370航空連隊 第009戦術飛行隊」という。その驚異的な戦闘能力から、人間の血を吸うという伝説上の魔術師“シュトリゴン”の異名を戴くこととなった。
「Rafale M」
「ラファール(疾風)」の名を持つ艦載戦闘機で、流麗なデルタ翼と空力的に優れた形状のエアインテークが特徴。人間工学に基づくコクピット設計により、高いパイロット支援能力を有する最新鋭機
「F-2A」
「バイパーゼロ」と呼ばれることもあるF-16の発展機体。「フェーズド・アレイ・レーダー」などの最新アビオニクス(電子機器)が搭載されている。対艦攻撃のスペシャリストでありながら、制空・要撃任務にも投入される新鋭機。


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※画面は開発中のものです。

データ

▼『エースコンバット6 解放への戦火』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:STG
■発売日:2007年11月1日
■価格:7,800円(税込)
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■関連サイト
『エースコンバット6 解放への戦火』公式サイト
ACES WEB
バンダイナムコゲームス