2007年3月3日(土)
カプコンは、PC用オンラインアクションゲーム『モンスターハンター フロンティア オンライン(以下、MHF)』において、本作に追加された新要素を公開した。
『MHF』は、PS2で発売された『モンスターハンター2(ドス) 以下、MH2(ドス)』をベースに、完全オンライン版ならではのシステムを追加したハンティングアクションゲーム。2月1日~2月15日には第1回クローズドベータテストが開催され、サーバーへ負荷テストやゲームバランスの調整などが行われた。今回は、この第1回クローズドベータテストで追加された新要素と、調整が施されたゲームバランスについて紹介する。
~追加要素~
第1回クローズドベータテストの時点で追加されたのは、以下の2つの要素。いわゆる「アリ×猪木」状態になるアクション「挑発」の復活を喜んだのは、筆者だけではないはず!
1.インナー
キャラクター作成時に選べるインナーの種類が、4種類から8種類に増加した。いずれも、男性キャラと女性キャラで異なるデザインになっている。
新インナー一覧 | |||||||
2.アクション
手を振る、おじぎをするなど、アクションの数は一気に12個追加! 『MH』や『MH2(ドス)』に登場したアクションの一部も復活する。
新アクション「求愛」。このように男女で異なる動作を行うアクションも用意されている。 |
~バランス調整~
モンスターハンターシリーズ初の、完全オンライン版である本作。アクションゲームの命といえるゲームバランスの調整が、パッチによって細かく行えることは大きなポイントとなるだろう。
1.公式狩猟試験
ハンターランクの節目節目で発生するのが、公式狩猟試験。『MH2(ドス)』では4種類のクエストを受ける必要があったが、第1回クローズドベータテストでは、1つのクエストをクリアするだけでハンターランクが上げられるようになった。また、モンスターから剥ぎ取りができるようにもなっている。
剥ぎ取りが可能になり、こなすクエストは1つだけということで、気軽に試験にチャレンジできるようになった。 |
2.モンスターの耐久力
クエストのメインターゲットではない、いわゆるザコモンスターの耐久力が見直された。とくに、『MH2(ドス)』で高い耐久力を誇ったコンガ、ヤオザミ、ガミザミの耐久力が下がり、相手にしやすくなっていた。
高い耐久力でハンターを苦しめていたコンガ、ヤオザミも狩りやすくなった! |
3.各武器の性能
モーション自体は『MH2』と同じようだが、攻撃力や一部の特性に調整が加えられた。調整された点を武器ごとに挙げていく。
・大剣……風圧をガードしても斬れ味が落ちなくなった。
・太刀……攻撃力が上昇。
・ガンランス……砲撃と竜撃砲の威力アップ。ただし、斬れ味が従来よりも落ちるようになった。
・狩猟笛……攻撃力が上昇し、「めまい」を起こさせやすくなった。また、演奏切り換え時の攻撃でも「めまい」を発生させられるようになった。さらに、演奏効果が延長、強化され、回復効果が発生する演奏では、確実に体力の回復が発生するようになった。
・双剣……攻撃力が上昇したが、「乱舞」使用時の属性ダメージは減少。また、モンスターの咆哮や一部のモンスターが起こす風圧を受けた際、鬼人化状態が解除されるようになった。
・弓……攻撃の適正距離が広くなり、遠距離からでも大ダメージを与えられるようになった。また、毒ビン使用時、ためる時間が長いほど効果が上昇する。
ついに新フィールドが姿を見せた! |
本作で初めて登場する新フィールドのイメージイラストが公開された! イラストを見ると、「密林」に近い印象を受けるが……。湖や大樹のあるスペースは、どのような地形になるのだろうか。
なお、本作では3月29日~4月5日にかけて、第2回クローズドベータテストが実施される。ベータテスターに当選した人は、これらの新要素をチェックしてみてほしい。残念ながら外れてしまった人は、次回のクローズドベータ、そして正式サービスの日を楽しみに待とう!
データ
▼『モンスターハンター フロンティア オンライン』
■関連サイト
・『モンスターハンター フロンティア オンライン』公式サイト
・ダレット(daletto)
・カプコン