2007年3月26日（月）
ドラマCD「戦国BASARA2」で武田軍対徳川軍激突！“家康”を待つ意外な運命とは？
カプコンから5月23日に発売されるドラマCD「戦国BASARA2～紅蓮！三方ヶ原の戦い～」の収録が、都内のスタジオで行われた。
このドラマCDは、人気アクションゲームシリーズ『戦国BASARA』シリーズを題材にしたもので、これまでに「戦国BASARA ～宿命！ 川中島の合戦～」や「戦国BASARA2 ～蒼穹！姉川の戦い～」などが発売され、ゲーム内とは一味違った、英雄たちの活躍が描かれた。
今回の戦場は、上洛をめざして西への進軍を開始した武田軍と、それを阻止しようとする徳川軍が激突した三方ヶ原。史実においては、徳川軍が奮戦を見せるも、地力に勝る武田軍の勝利に終わった「三方ヶ原の戦い」だが、『BASARA』の世界ではどんな結末になるのか？ 収録を終えたキャスト陣に、見どころや自身の演じるキャラについて語ってもらった。
●保志総一朗氏（“真田幸村役”）
「“幸村”の若さあふれる初々しい無鉄砲さが表現できるよう、収録中にパワーが落ちていかないように心がけています。今日の収録では、玄田さんがヒートアップしていったので、それに引っ張られるように、最初から最後までテンションを上げて、熱く、楽しく演じられたのが印象的でした。今回のドラマは、“幸村”が我を見失ってしまい、どっちにいっちゃうの？ とハラハラさせる展開になっていますので、お楽しみに！」
●子安武人氏（“猿飛佐助役”）
「全編にわたって、熱く熱く声を張りまくっているので、聞く側も拳に力が入る感じになるんじゃないかと。横にいる“真田幸村”のダンナも「ノド大丈夫？」って感じでガシガシ行ってるし（笑）。“佐助”は、シリーズを重ねるごとにシリアスさが増していって、初めの軽い感じがなくなりつつあるのが僕的にはツラいですね（笑）。お館様と“幸村”がやり合ったり、オモシロ漫才繰り広げているのを横から見て、「にへー」って微笑みつつくだらないことを一言残すみたいな感じを、なんとしても残していきたいですね。」
●玄田哲章氏(“武田信玄”役)
「“幸村ーッ！”、“お館様ーッ！”とか熱く言い合ったあとに、回想シーンとして平穏なシーンが挿入されるんですけど、そこはゆったりした気持ちでやれまして。やかましいばっかりではないところも見ていただきたい（笑）。“信玄”は武田家の大将なんでね、上に立つ者としての風格、沈着冷静さ、そして「やるときはやるぞ」というような部分を、柔軟に演じられればと思っています。」
●大川透氏（“徳川家康”役）
「CDドラマには初参加なんですが、初めてほかの武将と会話することができで非常に楽しかったです。“家康”は15歳ということで、なぜ自分にこの役が来たのかいまだに理解できないんですが（笑）、とにかく一所懸命なヤツなんだという解釈で、一所懸命演じています。本来、“家康”は天下を統一して幕府を開くんですが、『BASARA』の世界ではどうなるのか……。え、“家康”がこんなことに!? という展開になっています。」
●日野由利加さん（“濃姫”役）
「雄々しい方々に囲まれて圧倒されてしまいまして、こやつらに勝つにはどうすればいいかと、最初からガンガン飛ばしたら、演出の方に「そんなに力入れなくていいよ」と（笑）。“濃姫”は上様の命を受けて戦場にも立ちますし、会話のなかでは戦略的な駆け引きみたいなこともしますし、勢いだけのキャラではいけないというところで苦労しましたね。愛する上様（“織田信長”）となかなかお会いできないので、いつか夢がかなえばいいなと思ってます。」
●速水奨氏（“明智光秀”役）
「みんなテンション高いのに、1人だけ冷血動物がいて。（子安氏「いいよねえ」）いや、ボクはボクで辛い立場なので、楽ではないですよ？（笑） みんなもそうだと思うんだけど、台本を見た段階で、演技が頭の中に構築されるんですよね。アフレコではそれをなぞる作業をしていくんです。でも“明智”の場合、それをやると狂気を演じるあざとさが出てしまうんと思ったので、ぼかしながら、アドリブ性をほんの少し重視しています。今回のCDドラマは合戦シーンがメインになっていまして。就寝する前に、ヘッドフォンで大音量で聞いてほしい。そうすれば、あなたも戦国時代の合戦場にタイムスリップすること間違いありません。」
大川氏が、本作での“家康”の活躍を語ろうとするたびに、「ネタバレになる！」と他キャストから総ツッコミを受けるなど、和やかな雰囲気で進んだ今回のインタビュー。2007年夏には早くも続編の「戦国BASARA2 ～漆黒！本能寺の変～」が発売されることも明らかになった。次回作では、サブタイトルからもわかるように、ついに魔王『織田信長』が登場するという。本能寺で『信長』と相対するのは誰なのか、5月23日に発売されるこのドラマCDを聞いて確かめてほしい。
今回のインタビューに答えてくれた声優陣。左から、速水奨氏、日野由利加さん、大川透氏、保志総一朗氏、子安武人氏、玄田哲章氏。
(C)CAPCOM CO., LTD. 2007 ALL RIGHTS RESERVED.
■販売元：ハピネット
■発売日：2007年5月23日
■価格：3,150円(税込)
▼「戦国BASARA2～漆黒！本能寺の変～」
■販売元：ハピネット
■発売日：2007年夏
■価格：未定
▼『戦国BASARA2』
■メーカー：カプコン
■対応機種：PS2
■ジャンル：ACT
■発売日：発売中(2006年7月27日)
■価格：7,329円(税込)
このドラマCDは、人気アクションゲームシリーズ『戦国BASARA』シリーズを題材にしたもので、これまでに「戦国BASARA ～宿命！ 川中島の合戦～」や「戦国BASARA2 ～蒼穹！姉川の戦い～」などが発売され、ゲーム内とは一味違った、英雄たちの活躍が描かれた。
今回の戦場は、上洛をめざして西への進軍を開始した武田軍と、それを阻止しようとする徳川軍が激突した三方ヶ原。史実においては、徳川軍が奮戦を見せるも、地力に勝る武田軍の勝利に終わった「三方ヶ原の戦い」だが、『BASARA』の世界ではどんな結末になるのか？ 収録を終えたキャスト陣に、見どころや自身の演じるキャラについて語ってもらった。
●保志総一朗氏（“真田幸村役”）
「“幸村”の若さあふれる初々しい無鉄砲さが表現できるよう、収録中にパワーが落ちていかないように心がけています。今日の収録では、玄田さんがヒートアップしていったので、それに引っ張られるように、最初から最後までテンションを上げて、熱く、楽しく演じられたのが印象的でした。今回のドラマは、“幸村”が我を見失ってしまい、どっちにいっちゃうの？ とハラハラさせる展開になっていますので、お楽しみに！」
●子安武人氏（“猿飛佐助役”）
「全編にわたって、熱く熱く声を張りまくっているので、聞く側も拳に力が入る感じになるんじゃないかと。横にいる“真田幸村”のダンナも「ノド大丈夫？」って感じでガシガシ行ってるし（笑）。“佐助”は、シリーズを重ねるごとにシリアスさが増していって、初めの軽い感じがなくなりつつあるのが僕的にはツラいですね（笑）。お館様と“幸村”がやり合ったり、オモシロ漫才繰り広げているのを横から見て、「にへー」って微笑みつつくだらないことを一言残すみたいな感じを、なんとしても残していきたいですね。」
●玄田哲章氏(“武田信玄”役)
「“幸村ーッ！”、“お館様ーッ！”とか熱く言い合ったあとに、回想シーンとして平穏なシーンが挿入されるんですけど、そこはゆったりした気持ちでやれまして。やかましいばっかりではないところも見ていただきたい（笑）。“信玄”は武田家の大将なんでね、上に立つ者としての風格、沈着冷静さ、そして「やるときはやるぞ」というような部分を、柔軟に演じられればと思っています。」
●大川透氏（“徳川家康”役）
「CDドラマには初参加なんですが、初めてほかの武将と会話することができで非常に楽しかったです。“家康”は15歳ということで、なぜ自分にこの役が来たのかいまだに理解できないんですが（笑）、とにかく一所懸命なヤツなんだという解釈で、一所懸命演じています。本来、“家康”は天下を統一して幕府を開くんですが、『BASARA』の世界ではどうなるのか……。え、“家康”がこんなことに!? という展開になっています。」
●日野由利加さん（“濃姫”役）
「雄々しい方々に囲まれて圧倒されてしまいまして、こやつらに勝つにはどうすればいいかと、最初からガンガン飛ばしたら、演出の方に「そんなに力入れなくていいよ」と（笑）。“濃姫”は上様の命を受けて戦場にも立ちますし、会話のなかでは戦略的な駆け引きみたいなこともしますし、勢いだけのキャラではいけないというところで苦労しましたね。愛する上様（“織田信長”）となかなかお会いできないので、いつか夢がかなえばいいなと思ってます。」
●速水奨氏（“明智光秀”役）
「みんなテンション高いのに、1人だけ冷血動物がいて。（子安氏「いいよねえ」）いや、ボクはボクで辛い立場なので、楽ではないですよ？（笑） みんなもそうだと思うんだけど、台本を見た段階で、演技が頭の中に構築されるんですよね。アフレコではそれをなぞる作業をしていくんです。でも“明智”の場合、それをやると狂気を演じるあざとさが出てしまうんと思ったので、ぼかしながら、アドリブ性をほんの少し重視しています。今回のCDドラマは合戦シーンがメインになっていまして。就寝する前に、ヘッドフォンで大音量で聞いてほしい。そうすれば、あなたも戦国時代の合戦場にタイムスリップすること間違いありません。」
大川氏が、本作での“家康”の活躍を語ろうとするたびに、「ネタバレになる！」と他キャストから総ツッコミを受けるなど、和やかな雰囲気で進んだ今回のインタビュー。2007年夏には早くも続編の「戦国BASARA2 ～漆黒！本能寺の変～」が発売されることも明らかになった。次回作では、サブタイトルからもわかるように、ついに魔王『織田信長』が登場するという。本能寺で『信長』と相対するのは誰なのか、5月23日に発売されるこのドラマCDを聞いて確かめてほしい。
今回のインタビューに答えてくれた声優陣。左から、速水奨氏、日野由利加さん、大川透氏、保志総一朗氏、子安武人氏、玄田哲章氏。
(C)CAPCOM CO., LTD. 2007 ALL RIGHTS RESERVED.
データ
▼「戦国BASARA2～紅蓮！三方ヶ原の戦い～」■販売元：ハピネット
■発売日：2007年5月23日
■価格：3,150円(税込)
▼「戦国BASARA2～漆黒！本能寺の変～」
■販売元：ハピネット
■発売日：2007年夏
■価格：未定
▼『戦国BASARA2』
■メーカー：カプコン
■対応機種：PS2
■ジャンル：ACT
■発売日：発売中(2006年7月27日)
■価格：7,329円(税込)
■関連サイト
・『戦国BASARA2』公式サイト
・カプコン