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NEWS 2007年12月17日(月)

TVアニメ「H2O」2008年1月3日より放送開始!
OPを歌う榊原ゆいさんのコメントも掲載

 2008年1月より放送が予定されていた、TVアニメ「H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~(以下、H2O)」の放送開始日が1月3日に決定した。


 本作は、2006年6月にPCゲームブランド・枕が発売した同名のPC用AVGをTVアニメ化したもの。監督は「ココロ図書館」のキャラクターデザインや、「スカイガールズ」オープニングのコンテ・演出を担当した橘秀樹氏。シリーズ構成を、「ローゼンメイデン」シリーズや「アイドルマスター XENOGLOSSIA」の花田十輝氏が、キャラクターデザインをTVアニメ版「バトルアステリーテス大運動会」や「魔法少女プリティサミー」の奥田淳氏がそれぞれ担当する。制作はZEXCSで、放送局はチバテレビほかテレ玉、東京MX、奈良テレビ、福井テレビ、KBS京都、信越放送、テレビ神奈川、群馬テレビ、TVQ九州、テレビ北海道、熊本放送、BS朝日となっている。なお、H2O公式サイトでは、12月中旬より本作の予告編を配信する予定だ。

 以下に、作品の導入部分とあわせて、原作のシナリオを手掛けたすかぢ氏、そして本作のオープニングテーマ「片翼のイカロス」を歌うと同時に“八雲はまぢ”役を演じている榊原ゆいさんのコメントを掲載する。

■「H2O」イントロダクション
幼少期に母親と死別して以来、心に傷を負った少年“弘瀬琢磨”。
療養のため、亡き母の郷里に転校してきた彼は、そこで3人の少女に出会う。
他人との接触をかたくなに避ける“小日向はやみ”。
世話好きの学級委員長でありながら、どこかそそっかしい“神楽ひなた”。
そして、自らを「時の音の妖精」と名乗る明るい少女“音羽”。
“琢磨”は心に負った傷を克服し、転校先に溶けこんでいこうとするが……。


すかぢ氏コメント
 1話目の絵コンテが手元に届いた時はおどろきました。あまりにも情報量が多くて、展開がめまぐるしくて、内容が濃かったので、こんなテンションで続けたら12話まで話がもたないんじゃないかと心配してしまいました。でも、その後を読ませていただいて、なるほどと思いました。これだけエピソードのストックがあるのなら問題ないと安心できるほど、盛りだくさんの内容だったんです。原作者側でも感心させられたり驚かされたりすることばかりでした。

榊原ゆいさんコメント
――TVアニメ「H2O」オープニング主題歌「片翼のイカロス」についての感想をお願いします。

榊原さん:かっこいいだけでなく、民族的な音のアレンジが入っていて意表を突かれました。
「H2O」には原作のゲームからかかわらせていただいていたのですが、今回の曲は予想外で「こう来たか!」と最初はびっくりしました。でも、曲を聴いていくと実は作品の世界観にぴったりはまっていて。「片翼のイカロス」という題名にある、羽をテーマに飛び立っていくイメージはすごく共感できるところがありました。その一方で、曲には壮大なドラマが繰り広げられる神々しいイメージもあって、共感できる気持ちのリアルな部分と壮大なドラマが共存する、かっこいい曲だな、という印象です。

――「片翼のイカロス」のカップリング曲、TVアニメ「H2O」挿入歌の「スイッチ・オン♪」についての感想をお願いします。

榊原さん:「片翼のイカロス」と「スイッチ・オン♪」は全然雰囲気が違いますよね。これが同じアーティストのCD1枚に入るのは榊原ならではかなと思いますし、1枚にしちゃう楽しみもあります。
 「片翼のイカロス」は「H2O」のテーマを表現した曲だと思うのですが、「スイッチ・オン♪」もまた「H2O」のもうひとつの側面である、キャラクターたちが恋をしたり、わいわいはしゃいでいたりする部分が詰まっている曲です。「H2O」で私は“八雲はまじ”という役なのですが、“はまじ”の雰囲気をイメージしつつかわいらしさを押し出して歌いました。

――TVアニメ「H2O」の印象はどうですか?

榊原さん:ゲームがそれぞれの子のルートで描いていたことを、アニメではオリジナルのストーリーや展開を加えつつどう描いていくのか、というのが自分のかかわったゲームがアニメ化されるとき楽しみなのですが、「H2O」は展開がまったく読めません(笑)。「H2O」は普通の学園ものと違って難しい世界観やテーマがある中で、主人公たちがどう動いてどこに行き着くのか、1話1話見ていくたびに驚きがあります。そういう意味では、視聴者の方と同じ感覚で、ストーリーが明らかになっていくのを楽しみながら毎週アフレコをしています。

――演じられている“八雲はまじ”はどんなキャラですか?

榊原さん:初めて聞いた時に、意外な名前に「“はまじ”ですか?」って思わず食いついてしまったのが第一印象です(笑)。“はまじ”は「H2O」の世界観を空気を読まずに引っかき回すキャラで、ある意味では救世主的なポジションだと思います。親友の“真紀”ちゃんというキャラといつも一緒にいて、明るくマイペースで、すごくかわいらしい「自称」普通の子です。

――アフレコ現場の雰囲気はどんな感じですか?

榊原さん:音響監督の高寺さんがいつもおっしゃっているのですが、重めのテーマの作品を出演者側が重く演じてしまったら本当に暗い作品になってしまって救いがなくなってしまうので、キャスト側は思ったよりも明るい気持ちを持って演じています。現場の私たちは、顔見知りだったりもともと仲がいいメンバーがいたりして和気あいあいとしているので、その雰囲気を作品に持っていっています。
 主人公たちのキャストは、ストーリーがそういうストーリーなので、重めになってしまいそうになるんですけど、“はまじ”や、主人公の叔父さん役の川津さんがバンバンアドリブを入れて雰囲気を明るくしていますので、そういう意味ではバランスが取れて、しっかりメッセージも伝わる形になっているんじゃないかと思います。

――1話の見どころはどこですか?

榊原さん:1話の見どころはやはり「出会い」です。1話にはこれから起こる波の予兆があるので、ただの出会いではなく人と人とのリズムというか、ここからこの子と主人公の関係がどういうふうに流れていくのか、というのがちらりと見えるんですね。あからさまに見える部分ではないんですけど、それぞれの対面の仕方から今後関係がどうなっていくのだろうと楽しみにしてほしいです。

――「片翼のイカロス」で意識した部分、気に入っている歌詞はどこでしょう?

榊原さん:私がこれまでElements Gardenさんからいただいた曲は、どちらかというとかわいい曲が多かったんです。それで今回も、作曲の上松さんは榊原ゆいの引き出しの「かわいいところ」をイメージしていらっしゃったらしいのですが、今回この曲を聞いた時に自分の中のもっといろいろな引き出しを開けようと思いました。それで神秘的というかちょっと大人な部分もあり、サビでは子供っぽく溌剌なところもあり、声を震わせたり、逆に張るところもあったり、いろんな味をこめた歌い方を盛り込んで自分の持ってるテクニックを入れて、遊べた作品になったなと思っています。
 私は作詞も作曲もしますし、作り手さんの意図しているものや感情の流れをくみ取っていくのが好きなのですが、Dメロの繰り返しのサビの手前の「もっと高くもっと高く 飛んでみたいから」というところで、「もっと高く」が2回来ている意味が絶対あるはずだと感じました。だから、1回目のもっと高くと2回目のもっと高くを全然違う気持ちで歌って、そのときディレクションをしてくださった藤間さんに「鳥肌が立ちました」と言っていただけたんです。そういう歌の中での気持ちの流れ、変化、成長が聞いていただきたいところです。
 ここは残念ながらTVでは聞けないので、CDを買って聴いていただきたいです(笑)。

――読者のみなさんへメッセージをお願いします。

榊原さん:まだアテレコの途中で、私たちキャストもこれからどうなるか読めないと言い合っている「H2O」ですが、描かれている人の心の動きや成長を見て、人間は1人で生きていくんじゃなく支えあって生きていくというところを感じていただきたいです。そうすれば共感するところがいっぱい出てきて次が気になるし、毎週楽しんで見ていただけると思います。
加えて、主題歌の歌詞には、話を見るとより深くわかる意味がたくさんこめられていますので、歌とアニメ本編を照らし合わせて楽しんでいただきたいです。


榊原ゆいさんの歌うオープニングテーマ「片翼のイカロス」は、2008年1月25日にリリース予定。価格は1,260円(税込)。


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(C)2008「H2O」製作委員会

■TVアニメ「H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~」
2008年1月3日よりチバテレビほか全国UHF局にて放送予定

【スタッフ】(敬称略)
 原作:枕(『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』)
 監督:橘秀樹
 シリーズ構成:花田十輝
 キャラクターデザイン:奥田淳
 美術監督:高橋和博(じゃっく)
 色彩設計:上谷秀夫
 音響監督:高寺たけし
 編集:田熊純(アクタス編集室)
 音響制作:HALF H・P STUDIO
 アニメーション制作:ZEXCS

【キャスト】(敬称略)
 “弘瀬琢磨”役:小清水亜美
 “小日向 はやみ”役:櫻井浩美
 “神楽ひなた”役:田中涼子
 “音羽”役:成瀬未亜
 “八雲はまじ”役:榊原ゆい
 “田端ゆい”役:安田未央


■関連サイト
「H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~」公式サイト
XEBEC