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2007年12月12日(水)

ブシロードが放つ新作カードゲーム『ヴァイスシュヴァルツ』発表会が開催

 12月7日、東京都新宿にある「新宿FACE」にて、新作トレーディングカードゲーム『Weiβ Schwarz(ヴァイスシュヴァルツ)』の制作発表会が行われた。

 本作は、『ディメンション・ゼロ』や『プロジェクトレヴォリューション』といったTCGの開発に携わった遊宝洞が手掛けた最新作。タイトルに「ヴァイス(白)」、「シュヴァルツ(黒)」とある通り、本作のエキスパンションは白と黒の2つに別れている。ヴァイスサイドは男性ユーザーをメインターゲットにしたエキスパンションで、シュヴァルツサイドは男性ユーザーに加えて女性ユーザーにも訴求するエキスパンションとなっている。
 本日の発表会では、ヴァイスサイドの参加タイトルとして『D.C. ~ダ・カーポ~(『D.C.II ~ダ・カーポ~』含む)』、『リトルバスターズ!』、「ゼロの使い魔」が、シュヴァルツサイドの参加タイトルとして『ペルソナ3(『ペルソナ3FES』を含む)』、『魔界戦記ディスガイア』が紹介された。さらに、2008年3月~2009年3月にかけて、ヴァイスサイド4タイトル、シュヴァルツサイド4タイトルがリリースされる予定であることも告知された。
 第1弾のリリース時期に関しては、トライアルデッキ3種が2008年3月29日に、『D.C. ~ダ・カーポ~』と『ペルソナ3』が2カ月後の5月29日に、『リトルバスターズ!』が6月27日になるとのこと。

 今回の発表会には、ブシロードの代表取締役社長・木谷高明氏が登場。「本作では、常に初心者を増やすことを心懸け、ユーザーコミュニティの形成に役立てるよう努力する他、地方のカードゲーム活性化の一助となることを目指している」という内容を、「ヴァイスシュヴァルツ 五箇条の御誓文」を通じてユーザーに伝えた。木谷社長のコメント通り、12月8日~24日にかけて札幌から博多での8カ所でカンファレンスを行い、2008年2月からは全国21カ所で体験イベント、2008年3月20日~4月6日(予定)には全国100店舗で講習会を行っていくという。各イベントの会場などについては公式サイトを参照のこと。カードゲームに興味があるというプレイヤーは、『ヴァイスシュヴァルツ』の今後に注目していてもらいたい。
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発表会には、木谷社長(写真上段左)以外に本作のシュバルツ側プロデューサーを務める原田まり氏(写真上段右)、ヴァイス側プロデューサーを努める島村匡俊氏(写真下段左)、そしてシステムデザインを担当した中村聡氏らも列席し、本作のシステム面などについて語った。

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こちらが「ヴァイスシュヴァルツ 五箇条の御誓文」の全文。御誓文には初心者や地方に力を入れていくことだけでなく、長期にわたって商品をリリースしていくことなどが盛り込まれていた。



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本作のオフィシャルフェザー(『ヴァイスシュヴァルツ』を広く世間に認知させていく親善大使)として、声優のThe マッシュ氏(写真左中央)と南條愛乃さん(写真右中央)が紹介された。2人は各大会のサポートやラジオ番組などに出演するという。

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左の写真は、各タイトルの登場人物に扮したコスプレイヤーさんたち。システムの詳細については明らかにされていないが、毎ターン作戦を変えていける「クロックアップ・チェック」や各作品の印象的なシチュエーションを髣髴とさせる「クライマックス・システム」というものが搭載される予定。あらゆる瞬間に逆転のチャンスが存在するとのことだ。


■関連サイト
『ヴァイスシュヴァルツ』公式サイト
ブシロード