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2007年10月29日(月)

『アイマスL4U!』も発表に!『アイマス』グレートパーティTOKYOの模様をレポート

 10月28日、東京・渋谷の渋谷O-EASTにおいて、Xbox 360用ソフト『アイドルマスター』のイベント「Go to the NEXTSTAGE!! THE IDOLM@STER GREAT PARTY @TOKYO」が開催された。

 このイベントに出演した声優は、中村繪里子さん(“天海春香”役)、今井麻美さん(“如月千早”役)、下田麻美さん(“双海亜美・真美”役)、仁後真耶子さん(“高槻やよい”役)、平田宏美さん(“菊地真”役)、若林直美さん(“秋月律子”役)、滝田樹里さん(“音無小鳥”役)の7名。まずは、アイドルたちが所属する765プロの事務員“音無小鳥”による注意事項のアナウンスからスタート。“小鳥”の声優・滝田樹里さんが小ネタを挟みつつ注意事項を読み上げた後、ダンス審査員から“小鳥”もステージに上がるよう指示が飛ぶと、会場は大いに盛り上がった。

 そしていよいよパーティがスタート。7人の声優陣がそれぞれ1人ずつ挨拶し、1次会(第1部)ではトークを中心としたイベントが催された。最初は、プレイヤーからのおたよりや質問にプロデューサー・坂上陽三氏が答えるコーナー。ここで新作となる『アイドルマスター ライブフォーユー!』が発表され、その簡単な説明が行われた。同梱品としてアニメのDVDも制作しているとの発言に、会場はヒートアップ!
 また、「『エースコンバット6 解放への戦火』と『アイドルマスター』のプラチナコレクションの発売日が同じ(11月1日)なのは陰謀でしょうか?」との質問にキッパリ「陰謀です!」と答えたり、「スクール水着や赤ちゃんセットなどのマニアックな衣装は誰の好みですか?」と聞かれて「僕です!」と答えたりと、観客を笑わせていた。この時坂上氏は、仁後さんから「坂上さんのイメージがちょっと変わりました……」と言われてショックを受ける一幕も。

 この後は、Webラジオ「ラジオdeアイマSHOW!」の特別バージョン「渋谷deアイマSHOW!」の公開録音も兼ねたトークイベントに移行。新米プロデューサー(プレイヤー)のおたよりを紹介する「新米さんいらっしゃいませ」コーナーや、力持ちで評判の仁後さんに腕ずもうで挑戦する「まっちょちょんに挑戦!」コーナーが行われ、番組さながらの軽妙なトークが展開した。

 さらに7人の声優陣が、掛け合いによるドラマ「765プロ ホームパーティー」を演じた。ドラマの中では、キャラクターごとに2つの性格やタイプを提示し、どちらがいいかを観客かの拍手で決めるというものもあり、赤ちゃん言葉+帰国子女の“春香”や、「いい男」になった“真”、軍隊上がりのエクササイズ教官“やよい”といった演技が披露された。

 1次会が終わり小休止ということで、ディレクターの石原章弘氏が登場。平田さんと滝田さんを交えて『アイドルマスター』の関連商品などが紹介された。モバイルサイト「アニメイト ON AIR!」や「クリスマスアルバム」、「DJCD ラジオdeアイマSHOW!」、「THE IDOLM@STER RADIO MASTER DIVA(仮)」などを、かいつまんで紹介。さらに、11月24日に行われる「電撃15年祭」のステージイベント「アイドルマスター クリスタルステージ」の話も行われた。

 続いて2次会(第2部)のライブイベントがスタート。2007年7月~10月にかけて発売されたキャラクター別CD「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」から、“春香”の「I Want」や“千早”の「目が逢う瞬間」など、それぞれのキャラクターの新曲が1曲ずつ歌われた。途中、「スタ→トスタ→」のところで違う曲がかかるハプニングがあった時には、下田さんが「アクシデントー!」と叫んで観客席の面々を笑わせていた。最後は7人の声優陣が「i」を熱唱。観客も巻き込み全員で合唱し、ボルテージは最高潮に。

 3次会(第3部)はプレゼント抽選会が行われた。プレゼント内容はXbox 360用ソフト『アイドルマスター』の限定版と、Xbox 360の特製フェイスプレートに、それぞれ出演者やスタッフのサインが書き込まれたもので、「世界に1つしかない(中村さん)」という。チケットの番号で当選者を決定する、と決めたまではよかったものの、どのように抽選するかは完全にアドリブ状態。紆余曲折の末、最後は中村さんの独断と偏見(?)が大いに影響して番号が決定した。

 こうして2時間半にもおよんだイベントは終了。最後は、恒例となった「プロデューサーさん、次こそはドームですよ、ドーム!」のコールで締めくくった。

 なお、本日行われたイベントの感想を出演者から聞くことができたので、以下でまとめて紹介する。

■中村繪里子さん(“天海春香”役)
 COAST(※1)からやっていただいている照明さんだったり、音響さんだったりといったスタッフの方たちと今回もまたタッグを組んで、「イベント」ではなく「パーティ」をにぎにぎしく開催できたことはとてもうれしいです。そして、赤羽(※2)でやった時とテイストが似ているイベントになった気がしていて、(スタッフが)私たちの「フリーの部分」をすごく大事にしてくれたステージだったなと思います。大事にされすぎてアドリブ上等みたいな……その筆頭ですみません(笑)。
 「中村は、やはり歌がナンだ」と言われているのは重々承知しておりましたが、今回実は、歌に対するプレッシャーはなかったんです。(ダンスや演出も含めた)全部がパフォーマンスというものを見せることができたのは今回が初めてだったんじゃないかなと感じています。ちょびっとトークの中でも触れたんですが、“春香”の「ハ」の字もないって共演者のみんなからも言われていたんですよ。プロデューサー(ユーザー)の皆さんがどう受け止めてくれるのか不安だったんですけど、やってみたら「全然問題じゃないじゃん!」って(笑)。
 それと、他のメディアの、例えばラジオとかもやってみましたが、そうした他のメディアも含めて1つのところに繋がって『アイドルマスター』の「NEXT STAGE」に続くんだなと感じました。この後も「パーティ」は続きますけれども、気力と体力を持ってプロデュースしてくださいね。よろしくお願いします。

■今井麻美さん(“如月千早”役)
 今まではダンスとか歌とか、すごくライブ感が強いステージだったので、練習期間がすごく長かったんです。ですので、メンバーみんなで顔を合わせながら「ああ本番近づいてるんだな~」と思えたんですけど、今回はトーク中心で練習時間も短くて、気がついたら「あと3日で本番じゃない!?」という感じになっていて。それが、ある意味すごく新鮮な気がしました。自分としても、慣れることなく進化しているんだなということを実感できたイベントでした。歌の時の衣装を自分で用意したりできて、新しいよろこびを見つけられたイベントだったとも思います。
 初めてイベントに来た人、と聞いたときに結構手が挙がって、ステージから見ても今まで見たことのない方もいらっしゃっていたので、『アイドルマスター』の輪がちょっとずつ広がっているんだということも感じられました。また次がきっとあると信じて鍛錬していきたいと思います。他の人の歌も歌えるようにですね!(笑)

■下田麻美さん(“双海亜美・真美”役)
 今日は「IDOLM@STER GREAT PARTY」3回のうちの1回目ということで、プレッシャーもありました。ですが、お客さんたちが「一緒にこのイベントを成功させよう」としてくれているのがヒシヒシと伝わってきましたので、とてもうれしかったです。(違う曲が流れる)トラブルもあったんですけど、それを全然気にさせないほどの大きな声援に励まされました。今回のイベントは完成度の高いものになったんじゃないかなと思います。あと2回、頑張ります。

■仁後真耶子さん(“高槻やよい”役)
 ライブという雰囲気ではなく、雰囲気が変わって私の中でドキドキしながらできました。一緒に歌っていただけるととてもうれしいので、大阪や次の東京でもぜひ一緒に歌ってほしいですね。
 あと、今回はダンサーさんが付いていたので、自分の背後で私が表現したいことを表現してくれていたのが本当にありがたいなと思っています。大阪と次の東京でのラジオ公開録音も、いろんなことをやれたらいいなということで、楽しみにしています。これからも「NEXT STAGE」でいろんな展開があるということで、私もすごく楽しみにしています。皆さんも期待していてください。

■平田宏美さん(“菊地真”役)
 実は、今回初めて1人だけで歌いました。これまでは誰かが隣にいたんですけど、今回はダンサーもおらず、すごく孤独で「スモーク炊いてくれー!」って(笑)。ですが、皆さんの温かい声援のおかげで乗り切ることができました。残り2回、私は大阪には行けないんですが、もし今後イベントがあった場合は大阪にもはせ参じたいと思っています。これからも『アイドルマスター』をよろしくお願いします。“菊地真”もよろしくです!

■若林直美さん(“秋月律子”役)
 今までもラジオの公開録音などでトーク系のイベントはあったんですが、「トーク中心のイベント」というのは初めてじゃないかと思います。赤羽の時もそれに近かったとは思いますが、あの時は歌も何もない頃で。練習していて何度も赤羽の時のことを思い出したり、会場で幕がバッと開いたときには、COASTと客席の形が似ていてその時のことを思い出したりしました。あの時よりもお客さんの歓声はよりパワーアップしていたなと思うし、私たちの上達も見て取れるんじゃないかとも思います。
 歌も初めてライブで歌う曲なのにみんな乗ってくれたのもありがたかったですね。本当に私たちとプロデューサーさんが一緒になってイベントを作っていて、それにスタッフ全員が力を貸してくれて、さらにお客さんも来て楽しめるという、そんな最高のステージが作れていると思います。これからも応援よろしくお願いします!

■滝田樹里さん(“音無小鳥”役)
 今日はいろんなところでトチってしまったんですけど、すごく先輩のメンバーたちにも助けられ、お客さんにも助けられてしまって。「空」を歌うときはすごく緊張して、プルプル震えて、胃がキリキリしてまして(笑)。ぶっちゃけると、歌詞を間違えました……。思ったことをつい口に出してしまって、感動して泣きそうになって。先輩たちもすごくアツくって、すごく感謝しています。これからも765プロをよろしくお願いします。

(※1:2006年に東京・新木場STUDIO COASTで行われたライブイベント)
(※2:2006年に東京・赤羽会館で行われたシークレットイベント)






パーティ開始のカウントダウンが終了するとともに幕が下り、7人の声優陣がズラリと揃って登場。1人1人がそれぞれ挨拶を行った。



台本を持って「765プロ ホームパーティー」のドラマを演じることに。ドラマの内容は各キャラクターの性格をよく表したものだったが、「キャラクターをイメージチェンジ」して演じる部分では一転、中村さんらが突拍子もないセリフを言わされることに。











「キラメキラリ」、「I Want」、「スタ→トスタ→」の3曲を立て続けに披露。中村さんの「I Want」は、照明効果も相まって妖艶な雰囲気に。





















ライブ後半は、「いっぱいいっぱい」、「迷走Mind」、「目が逢う瞬間(とき)」、「空」が流れた。いずれの曲も観客と一体になって大いに盛り上がっていた。



「i」は、7人の声優陣が総登場。下田さんの「一緒に歌ってー!」という合図で、観客席も含めて大合唱に。この後、プレゼント抽選会も行われて盛り上がったままイベントは幕を閉じた。

(C)窪岡俊之 (C)2003 2007 NBGI
PROJECT IM@S

データ

■「Go to the NEXTSTAGE!! THE IDOLM@STER GREAT PARTY @TOKYO」曲目(敬称略)
 1.「キラメキラリ」(歌:仁後真耶子)
 2.「I Want」(歌:中村繪里子)
 3.「スタ→トスタ→」(歌:下田麻美)
 4.「いっぱいいっぱい」(歌:若林直美)
 5.「迷走Mind」(歌:平田宏美)
 6.「目が逢う瞬間(とき)」(歌:今井麻美)
 7.「空」(歌:滝田樹里)
 8.「i」(歌:全員)

▼『アイドルマスター ライブフォーユー!』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ETC
■発売日:未定
■価格:未定

▼『アイドルマスター』(Xbox 360 プラチナコレクション)
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:SLG
■発売日:2007年11月1日
■価格:2,940円(税込)

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▼『アイドルマスター』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:SLG
■発売日:発売中(2007年1月25日)
■価格:通常版 7,140円(税込)/限定版 20,790円(税込)

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