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2007年1月31日(水)

ソニーの2006年度第3四半期連結業績発表。PS3発売するも利益減

 ソニーは、2006年度第3四半期連結業績を1月30日に発表した。

 ソニーより公表されたリリース資料によると、グループ全体の売上高は2兆6,077億円(前年同月期9.8%増)と増収しているが、営業利益は1,789億円(前年同月期14.9%減)とマイナス。ゲーム事業だけで見ると、PS3の発売によって売上高4,428億円(前年同月期5.6%増)と全体では増収しているものの、PS2の価格引下げ、PSPの販売数量減少が足を引っ張る形となった。
 営業利益は、542億円の損失。これは、当初予定よりも引き下げられたPS3の本体価格設定、PS3プラットフォームの立ち上げに関連した費用が計上されたためとのことだ。

 また、今回の発表にあわせ、PS2、PSP、PS3のハード、およびソフトの2006年度第3四半期における全世界生産出荷台数も公開された。うちわけとしては、ハード部門はPS2が411万台(前年同期125万台減)、PSPが176万台(前年同期446万台減)、PS3が184万台の出荷。ソフト部門はPS2が7,800万本(前年同期1,500万本減)、PSPが2,120万本(前年同期410万本増)、PS3が520万本の出荷となっている。


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