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2007年1月20日(土)

次世代ゲーム機の試遊台が目白押し!「第25回次世代ワールドホビーフェア」開催

 本日1月20日、千葉・幕張メッセにて「第25回次世代ワールドホビーフェア」の東京会場が開幕した。



 「次世代ワールドホビーフェア」は、日本最大のキッズ向けホビーイベント。25回目となる今回は、昨年末にPS3、Wiiが発売されたこともあり、例年以上の盛り上がりを見せた。以下に各ゲームメーカーの出展内容をブースごとに紹介していく。

■任天堂
 任天堂ブースでは、Wii用ソフト5タイトルの試遊台が設置。現在発売中の『Wii Sports』、『はじめてのWii』、『おどるメイド イン ワリオ』、『エキサイト トラック』に加えて、2007年発売予定の『マリオパーティ8』を遊ぶことができた。試遊コーナーは、これらのタイトルを体験しに来た人々により長蛇の列ができ、どのゲームも遊ぶのに60分~85分の待ち時間を要するほど。またブース内に用意された特設ステージでは、『マリオパーティ8』&『おどるメイド イン ワリオ』のミニゲーム大会や、『Wii Sports』のボウリング大会が開催。多くの子どもたちが参加し、Wiiの最新ゲームを堪能していた。

ブース内に設置された特設ステージで行われたイベントでは、任天堂の人気キャラクター“マリオ”も登場。会場を訪れた子どもたちから大きな声援を受けていた。


■ポケモン
 ポケモンブースでは、Wii対応ソフト『ポケモンバトルレボリューション』や新感覚メンコバトル「ポケモンクルッパ!」、「ポケモンカードゲーム」など様々なコンテンツの対戦コーナーが設けられ、多くの子どもがバトルを楽しんでいた。
 特大モニターが用意されたステージ上では、大迫力の映像が体感できるユーザー参加型ステージ「ポケモンバトルレボリューション チャレンジバトル」や、初心者向けステージ「『ダイヤモンド・パール』ステージ シンオウ地方のポケモン大紹介」などを開催。他にも、7月14日公開予定の映画「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキア」の最新情報が、ムービーを交えつつ紹介されていた。

ニンテンドーDSを手にした子どもたちが大勢集まり、大盛況だったポケモンブース。ブースとは別コーナーで展開されている「マナフィプレゼントコーナー」では、事前応募者を対象に幻のポケモン“マナフィ”がプレゼントされていた。


■SCE
 PS3も発売され、今後の動向が気になるSCEブース。PS3タイトルの試遊台の他、ブース内に用意されたステージでは、“ピポサル”と一緒にPS3の多彩な機能が学べる「なるほど! PS3」という企画イベントが行われた。“ピポサル”と遊べるということで、ステージ前は多くの子どもたちでにぎわっていた。
 またブース内では、PSP用ソフト『サルゲッチュ ピポサルレーサー』や『ラチェット&クランク5 激突! ドデカ銀河のミリミリ軍団』などをプレイアブル出展。体験していった人には、それぞれのタイトルのPSP専用ドレスアップステッカーのプレゼントされた。

ブースステージで行われた「なるほど! PS3」では、子どもたちが“ピポサル”と一緒に踊っているところを撮影し、それをPS3で再生するといった催し物も行われた。


■セガ
 セガブースで人気を集めていたのが、昨年11月に発売されたDS用ソフト『オシャレ魔女 ラブ and ベリー DSコレクション』と、3月15日発売予定のWii用ソフト『ソニックと秘密のリング』の試遊台。『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』の試遊台で遊んだ人には「ひみつのDSコード」が入ったクリアファイルが、『ソニックと秘密のリング』をプレイした人にはキーホルダーがそれぞれプレゼントされていた。この他にも、DS用ソフト『ぷよぷよ!』や、キッズ用アミューズメントゲーム『甲虫王者ムシキング』&『古代王者 恐竜キング』もプレイアブル出展されており、多くの人がゲームを楽しんでいた。

『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』の試遊コーナーの隣には、『ラブ and ベリー』に収録されている楽曲を歌うことができるカラオケコーナーが設置され、少女たちが楽しそうに歌っていた。


■スクウェア・エニックス
 スクウェア・エニックスは、DS用ソフト『すばらしきこのせかい』やPS2用ソフト『キングダム ハーツII ファイナル ミックス+』などの試遊台を設置。発売前のタイトルをプレイしようと多くの人たちがブースを訪れた。また、『ポケメ~ト』や『聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-』といった携帯用ゲームアプリの体験コーナーも用意されていた。
 鉛筆を転がして対戦するバトルえんぴつ「ドラゴンクエスト バトエンG」コーナーでは、バトエンマンとの対戦も実施。勝った人にはレアバトエンがプレゼントされた。

スクウェア・エニックスブースの中でも特に人気だった「ドラゴンクエスト バトエンG」コーナー。バトエンマンとの対戦では、バトエンを持ってきていない子のためにバトエンの貸し出しも実施。また物販コーナーでは、スペシャルバトエンの先行販売も行われていた。


■カプコン
 カプコンブースでは、『ロックマン』20周年を記念した作品、DS用ソフト『流星のロックマン』をメインに展開していた。公式大会「ウェーブマスターズ2007」や、DSとの連動玩具「ウェーブマスター」、「ウェーブスキャナー」、コナミのDS用ソフト『ボクらの太陽 Django&Sabata』と連動した「ブラザーバンド体験」コーナーなどに多くの注目が集まっていた。
 特設ステージでは、“ロックマン”と“Django&Sabata”がお互いのブースにゲスト出演する場面があり、子供たちの歓声を浴びていた。
 また、発売日が3月15日に決定したPS2用ソフト『史上最強の弟子ケンイチ 激闘!ラグナレク八拳豪』のイベントでは、ゲームの主題歌「勇気のチカラ」を歌う嘉陽愛子さんが出演。ゲームをプレイした感想は「私は格闘ゲームが得意ではないんですが、攻撃ボタンを押してるだけでも勝てたりして、初心者にも優しい感じですね。でも、いろんなコマンドを使いこなせる上級者でも楽しめる、奥の深いゲームです」とのこと。また、ゲームに登場するキャラクターは、全員アニメと同じ声優陣が出演することも判明。“ケンイチ”を演じる関智一氏は、ビデオレターで「“ケンイチ”は作品内で師匠に囲まれていますが、僕はスタジオで師匠に囲まれ、壮絶なアフレコが行われています」と会場の笑いを誘っていた。
 そして、『ロックマン』ステージでは、『ロックマン』20周年記念第2弾作品として、DS用ソフト『ロックマンゼクス アドベント』のタイトル名とタイトルロゴが電撃発表された。残念ながらこの日はゲーム画面などの公開はなし。2月に続報を発表するとのことだ。

玩具との連動や、他社作品とのコラボレーションで話題の『流星のロックマン』。公式大会は大きな盛り上がりを見せていた。
大きなお友だちの熱い視線を集めた嘉陽さん。ジャンケン大会では、彼女のサイン入りクリアファイルがプレゼントされた。


■コナミ
 PS2用ソフト『ウイニングイレブン10+ヨーロッパリーグ’06-07』やPS2用ソフト『実況パワフルプロ野球13決定版』、DS用ソフト『ボクらの太陽 Django&Sabata』など、人気シリーズ最新作の試遊台を多数出展したコナミブース。DS用ソフト『ウイニングイレブンDS』、カードゲーム「メルヘヴン ザ・アームバトル」はゲーム大会も実施された。
 とくににぎわいを見せていたコーナーは、Wii用ソフト『エレビッツ』とDS用ソフト『NOVAうさぎのゲームde留学!?DS』。『NOVAうさぎ~』のイベントステージでは、子どもよりもその両親のほうが熱心に耳を傾けていたのが印象的だった。

『エレビッツ』の試遊台は、プレイできるまでの待ち時間が90分以上にも達するほどの人気ぶり。ゲームで英語が学べる『NOVAうさぎ~』の注目度も高かった。
コナミブースでは、さまざまなゲームで大会が開催されていた。『ウイニングイレブンDS』の会場でしかダウンロードできない、レア選手配信も行われた。


■バンダイナムコゲームス
 スペースを大きくとって出展参加したバンダイナムコゲームス。人気の「たまごっち」シリーズでは、DS用ソフト『たまごっちのアッパレ! にじべんちゃー』やWii用ソフト『たまごっちのピカピカだいとーりょー』の試遊台を中心に展開。「たまごっちカップカード 大きいケーキ」のプレゼントや各種グッズの紹介など、さまざまな企画が用意されていた。
 この他、『縁日の達人』などのWiiタイトル、『ことばのパズル もじぴったんDS』や『美味しんぼ DSレシピ集』といったDS新作タイトルもプレイアブルで出展。ブースは多くの人たちでにぎわっていた。

広いスペースの中でさまざまな出展があったバンダイナムコゲームスブース。作って走らせるプラモデル「WGP バクシード」を使った大会「バクシードアタック in 第25回次世代ワールドホビーフェア」なども実施された。


■ハドソン
 ハドソンブースは、人気シリーズ『ボンバーマン』の新作をプレイアブルで出展。Wii用ソフト『ボンバーマンランドWii』、DS用ソフト『ボンバーマンストーリーDS』、PSP用ソフト『ボンバーマンポータブル』を一足早く楽しむことができた。この他にもWii用ソフト『コロリンパ』や『ウィングアイランド』、『めざせ! 釣りマスター』などの試遊台も設置されていた。
 またステージでは、『ボンバーマンランドWii』や『めざせ! 釣りマスター』の大会を実施。入賞者には豪華なプレゼントが贈られた。

ステージでは『ボンバーマンランドWii』と『めざせ! 釣りマスター』のゲーム大会を開催。意外に(?)子供にも人気があり、『めざせ! 釣りマスター』の大会では女の子2人による対戦も見られた。


■バンプレスト
 バンプレストのブースでは、3月21日発売のDS用ソフト『カスタムビートバトル ドラグレイド』の試遊機が設けられ、プレイした人に特製オリジナルシールがプレゼントされていた。一方ステージイベント「カスタムビートバトル ドラグレイド ~めざせ! メジャーグラッパーへの道~」では、“グラッパー”に扮した司会者たちが、ゲーム内容やスーパープレイの数々を解説。また、ボーカリスト谷本貴義氏による主題歌「Change Your BEAT」のライブが行われ、会場は大いに盛り上がっていた。

ステージイベントでは、“メジャーグラッパー・クロス”に扮した司会者がゲームの内容を紹介。掛け合い漫才のような軽快なトークに、観客からは笑いが起こっていた。


■マーベラスインタラクティブ
 マーべラスインタラクティブブースでは、同社のWii用ソフト第1弾『牧場物語 やすらぎの樹』の試遊台を設置。『牧場物語』シリーズのファンがつめかけた。この他にもWii用ソフト『名探偵コナン 追憶の幻想(ミラージュ)』、DS用ソフト『牧場物語 キミと育つ島』、『とっとこハム太郎は~い! ハムちゃんズの ハムハムチャレンジ! あつまれは~い!』などの試遊台も用意されており、多彩なタイトルがプレイできた。

“コナン”の人形が目印のマーべラスインタラクティブブース。もちろん2007年春発売予定のWii用ソフト『名探偵コナン 追憶の幻想(ミラージュ)』の試遊台も用意されていた。


■アトラス
 アトラスは、“月島きらり”になりきってアイドルの生活や仕事を体験できる『きらりん☆レボリューション ハッピー☆アイドルライフ』の試遊台を設置。ゲームに使用するカード「クルキラカード」の展示公開や、会員制クラブ「ハッピー☆アイドルクラブ」のクラブマガジン配布なども行われ、女の子が長蛇の列を作っていた。

試遊台が見えなくなるほど大勢の人で賑わっていた『きらりん☆レボリューション ハッピー☆アイドルライフ』。自分の持っているカードと、「クルキラカード」一覧を照らし合わせている子も多かった。


 「次世代ワールドホビーフェア」は、明日1月21日も引き続き幕張メッセで、また1月28日にはナゴヤドーム、2月4日には福岡 Yahoo! JAPAN ドームで行われる。興味がある人は、最寄りの会場に足を運んでみるといいだろう。


データ

■「第25回次世代ワールドホビーフェア」開催スケジュール
<東京大会>
【開催日程】2007年1月20日、21日
【開催時間】9:00~16:00
【開催場所】幕張メッセ
【入場料】無料

<名古屋大会>
【開催日程】2007年1月28日
【開催時間】9:00~16:00
【開催場所】ナゴヤドーム
【入場料】無料

<福岡大会>
【開催日程】2007年2月4日
【開催時間】9:00~16:00
【開催場所】福岡 Yahoo! JAPAN ドーム
【入場料】無料

■関連サイト
「次世代ワールドホビーフェア」公式サイト