News

2006年9月22日(金)

PS3プレイレポート!『LAIR』は“まるで格闘ありのフライトSLGや~”

 すでにお伝えしたとおり、多数のPS3用ソフトがプレイアブル出展されたSCEブース。こちらでは、ドラゴンに騎乗して大空を翔る『LAIR(仮称)』のプレイレポートをお届けしていく。

 『LAIR』は、戦乱に包まれるファンタジー世界を舞台に、ドラゴンと共存し、乗りこなして戦う騎士を主人公にしたフライトアクションアドベンチャー。PS3のコントローラに搭載されている「6軸検出システム」に対応しており、コントローラを傾けることでドラゴンを操作し、空を自由に飛びまわることができる。
 システムとしては戦闘機を操るフライトシミュレータソフトに近いものがあるが、最大の特徴となるのは乗機となる“ドラゴン”の存在。“ドラゴン”は、炎のブレスと接近戦という2種類の攻撃方法を持っているが、接近戦では爪やキバを使った格闘を仕掛けることが可能。戦闘時にはロックオンした敵に近づいた後、敵の方向にコントローラを激しく振り続けることで格闘攻撃が発動し、これを繰り返すことでさらなる攻撃チャンスが発生するため、タイミングよく○・△・□・×ボタンのいずれかを押すと強力な攻撃を繰り出すことができる。格闘攻撃発動のためにコントローラを振るという、これまでない操作が必要になるため、手首の筋力トレーニングになるかも(?)。

 会場の試遊台では、操作のチュートリアルに加え、「シルバードラゴンとの空中戦」、「地上の歩兵を殲滅」、「ミノタウロスとの地上戦」、ボスモンスターといえる「ダークドラゴンとの決戦」という、4種類のミッションが体験可能。“ミノタウロス”、および“ダークドラゴン”以外は簡単に倒すことができたが、飛行機の操作を再現したフライトSLGと比べ、“ドラゴン”は「羽ばたく」という挙動で空を飛ぶため、真っ直ぐ飛べるようになるまで多少の時間は必要かもしれない。

 この『LAIR』は2007年春に発売予定で、価格は未定。「E3 2006」で紹介した『WARHAWK』に続く、第2の「6軸検出システム」対応タイトルとなっているので、SCEブースに訪れた際にはその操作感を試してみてはいかがだろうか。







SCEブースに試遊台が出展されていたフライトアクションアドベンチャー『LAIR』。本作の特徴が体験できる4種類のミッションに挑戦できる。

(C)Sony Computer Entertainment America.

データ

▼『LAIR(仮称)』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS3
■ジャンル:A・AVG
■発売日:2007年春
■価格:未定

■関連サイト
PlayStation.com
SCE
「東京ゲームショウ2006」公式サイト