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2006年9月22日(金)

ミリタリー調のMSがシビレル! PS3『機動戦士ガンダムTargetinsight』

 バンダイナムコゲームスより11月11日発売のPS3ソフト『機動戦士ガンダム Target in Sight』。TGS2006に試遊台が出展された、同タイトルのプレイリポートをお届けしよう。

 会場に出展された試遊台でプレイできたのは、「密林」と「砂漠」の2種類のステージ。陣営は地球連邦軍とジオン公国軍の双方が選択可能で、使用機体は連邦軍サイドは密林が陸戦型ガンダム、砂漠がGM(ジム)で、ジオン軍サイドは密林がドム、砂漠がザクIIとなっている。いずれのステージも、作戦目的は一定時間内に敵軍をせん滅させること。敵機体はモビルスール(MS)のほか、戦車などが出現する。ゲームを進めると敵の増援として、陸戦型ガンダムやドム、ズゴックなどがデモシーンとともに登場する。
 基本的な戦闘の流れは、画面右上のレーダーで敵を探し、視界に入ったらL1キーでロックオンして□ボタンで射撃すればOK。近距離の敵は、△ボタンで格闘武器に切り替えて攻撃すれば、大ダメージを与えられる。出展されているバージョンでは、敵機が激しく攻撃してくるものの、ロックオンの感覚に慣れれば楽に敵機を破壊できるだろう。コツをつかめば、敵弾を見切って回避することも可能だ。また、画面左上には自機のダメージが部位ごとに表示され、一定以上の攻撃を受けるとその部位が破壊され、戦いに悪影響を及ぼすことに。部位破壊の要素は、敵機にも適用されるので、射撃で部位を破壊してから接近、格闘で止めをさすといった戦術もできる。
 ちなみに筆者は、ジオン軍サイドで密林ステージを選択。乗機のドムはホバー走行で、動きにやや慣性がつく感じ。最初はロックオンの感覚に手間取ったが、コツをつかんだところで射撃武器のジャイアントバズがうまく命中、増援の陸戦型ガンダムを含め、なんとか敵をせん滅できた。
 プレイしていて目を引いたのが、やはりMSの描写の細かさ。登場機体はいずれも軍用車両のようなくすんだカラーリングで、サビやホコリといった表現もバッチリ。射撃から格闘へ武器を切り替えるときも、背後にマシンガンを格納してから格闘武器を構えるなど、細かい動きもしっかりと再現されている。ぜひTGS会場でリアルなMSの動きを体感してほしい!





コントローラの入力に軽快に反応しながら、MSの重量を十分に感じさせてくれる操作感覚が印象的だった。

(C)創通エージェンシー・サンライズ

データ

▼『機動戦士ガンダム Target in Sight(仮称)』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:A・STG
■発売日:2006年11月11日
■価格:未定

■関連サイト
バンダイナムコゲームス
『機動戦士ガンダム Target in Sight』公式サイト