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NEWS 2005年12月1日(木)

『FF XII』のテーマ曲に葉加瀬氏など各種コラボが明らかに!
ついに価格も発表

 本日12月1日、PS2用ソフト『ファイナルファンタジー XII(以下、FF XII)』のコラボレーション商品および、タイアップ企画に関する発表会が行われた。

 コラボレーション商品は、サントリーとスクウェア・エニックスの共同開発による新ドリンク「FF XII ポーション(仮)」。このドリンクは、『FF』シリーズに登場するHPポイントの回復アイテム“ポーション”をイメージしたもので、2006年3月に発売される。

 この商品について、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏、サントリー常務取締役 食品事業部長の寺澤一彦氏は、「TVゲームが本格的に定着してから20数年が経ち、ゲームはエンターテイメントのジャンルの一分野として映画や音楽と同様に、ユーザーの間に浸透してきたと認識してます。その中のいち選手である『FF』シリーズは、世界で累計6,300万本という大ベストセラータイトルに成長しましたが、他の業界とのコラボレーションを密にすることで、より広いユーザーにアピールしていきたいと思っています(和田氏)」、「人気シリーズ最新作である『FF XII』とのコラボレーションは、“幅広い方に愛される商品を提供し続ける”という当社のモットーとも合致し、非常にチャレンジャブルで魅力的な試みです。この異業種間のコラボレーションは、大きな成果を生み出せると確信しています(寺澤氏)」とそれぞれコメントし、異業種間でのコラボレーションに大きな期待を寄せる。

 「FF XII ポーション(仮)」の気になる中身については、神秘的なイメージを重視し、ヒソップやメリッサ、マンネンローといったハーブを配合した爽やかなテイストに仕上げるとのこと。サントリー食品事業部 副事業部長の齋藤和弘氏は、「ファンの期待を裏切るような、中途半端な商品は出すわけにいかないと思考錯誤してきました。『FF』シリーズのスタッフの方にもさまざまなアイデアをもらい、こちらからも技術的な提案を出したりと、意見交換をしながら開発を進めてきました。現在は詳細を詰めているところです」と説明。販売数量や価格は今のところ未定となっている。

 また、「FF XII ポーション(仮)」はプレミアボトル仕様のドリンクと「『FF XII』アートミュージアムカード」を封入した「FF XIIポーション プレミアムボックス(仮)」もあわせて発売される予定だ。

 上記のコラボレーションに加え、本日の発表会では、世界的なアーティストである葉加瀬太郎氏が『FF XII』のメインテーマ曲「交響詩『希望』」の音楽プロデューサーを担当することが発表された。メインテーマ曲は、作曲やアレンジを葉加瀬氏が手がけている他、自身によるバイオリン演奏もフィーチャーされているという。

 ススクウェア・エニックス コーポレートエグゼクティブの田口浩司氏に「『FFXII』の世界観に、より壮大な感動を与えてくれるアーティスト」と紹介され、登場した葉加瀬氏は、テーマソングのタイトル名について「今の時代、僕たちの世代だけでなく、若い世代にとって一番キーワードになるのは“希望”だと思います。これは、ゲームの世界、現実の社会でもそうです。明日に向かっていく“希望”という言葉に、今回の楽曲の力を託しました」とそのイメージを説明。ちなみに本作のサウンドトラック全般を手がけているのは『FF タクティクス』などの楽曲を担当した崎元仁氏で、ゲーム中のBGMには随所に共通のメロディを使用するという手法が採用されている。葉加瀬氏はメインテーマ曲は1本の映画音楽を作るような感覚で作曲したとのことで、「2年くらい前の開発初期からプロジェクトに関わらせてもらい、全体の楽曲を作っている崎元氏にも会ってモチーフ部分を聴かせていただき、そこからいろいろとインスパイアを受けて僕自身が作ったメロディになっています」と話した。収録は、英国・ロンドンの「アヴイ・ロードスタジオ」で、由緒あるオーケストラ「ロイヤルフィルハーモニックオーケストラ」とともに行われたとのことだ。

 「交響詩『希望』」のCDシングルは、2006年3月1日に発売が決定している。CDの価格は、ゲーム映像や葉加瀬氏のプロモーションビデオが付属するスペシャルパッケージ版が1,680円(税込)、通常版が1,050円(税込)となっている。

 なお、本日会場では価格が『FF XII』の価格が8,990円(税込)に決定したこともあわせて明らかにされた。ゲームソフトの発売日を楽しみに待ちつつ、これら各種コラボレーション商品の展開にも注目していきたいところだ。


『ファイナルファンタジー XII』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PS2
■ジャンル:RPG
■発売日:2006年3月16日
■価格:8,990円(税込)


■関連サイト
『ファイナルファンタジー XII』公式サイト
スクウェア・エニックス

 
『FF XII』とサントリーのコラボレーションおよび、アーティストタイアップの発表会場には、ゲーム中の重要キャラクター“ジャッジ・マスター”の実物大フィギュアとともに、「FF XII ポーション(仮)」のサンプルが飾られていた。
「FF XII ポーション(仮)」は、ボトルデザインなどもこだわったそうで、ブルーを基調とした美しいものに仕上がっている。齋藤氏によれば、「現段階でもキレイだが、もっと輝きを持たせたい」とか。
「FF XIIポーション プレミアムボックス(仮)」のプレミアムボトルは、神秘的なイメージを重視した凝ったデザイン。封入される「アートミュージアムカード」には、登場キャラクターたちが描かれている。
『FF XII』のメインテーマ曲である「交響詩『希望』」の音楽プロデューサーを担当する葉加瀬氏。「今回特に感じたことは、ゲームを作るのは本当に時間にかかるということ。いろいろなことを話し合いながら音楽を作ることは、自分にとっても非常に勉強になりました」とコメント。
発表会の中では、ビートルズが使用していたという著名なスタジオ「アビイ・ロードスタジオ」での収録風景も公開された。
左から、田口氏、スクウェア・エニックス コーポレート・エグゼクティブの橋本真司氏、和田氏、葉加瀬氏、寺澤氏、齋藤氏。今回、”ポーション”を作ろうとなったきっかけを齋藤氏は「私たちの社員にはゲーマーがすごく多い。ご存知の通り“ポーション”は体力が回復するとアイテムで、商品化は絶対にやってみたいと思っていた」と語った。