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2005年9月16日(金)

セガとフロムの強力タッグが送る次世代メカACT『クロムハウンズ』プレゼン

 セガブースのイベントステージでは13:45より、セガとフロム・ソフトウェアが共同で
開発を進めているXbox 360用ソフト『クロムハウンズ(仮)』のプレゼンテーションが行われた。

 『クロムハウンズ』は、セガとフロム・ソフトウェアのタッグにより、両社が持つノウハウや技術が詰め込まれている次世代メカアクションゲーム。戦闘用機体のカスタマイズ、戦闘スタイルごとに用意された多彩なミッションに加え、ネットワークを介した迫力のチーム戦も楽しめる。

 このプレゼンには、本作のプロデューサーを務めるフロム・ソフトウェアの鍋島氏、セガのマーケティングマネージャーの下村氏が登場。トレーラー映像やデモプレイ映像などを公開し
つつ、本作の魅力が紹介された。鍋島プロデューサーによると、本作の企画コンセプトは「映像での細かいディテール表現が可能になったので、メカの存在感を重視した。登場する“ロボット”は、より機械らしさにこだわってデザインしている」とのこと。魅力の1つであるメカカスタマイズについては、「セガ オブ アメリカの意見も取り入れ、ワールドワイドな感覚に対応している(下村氏)」、「『アーマードコア』以上に自由でオリジナリティあふれる内容になっている(鍋島氏)」と話しており、両社ともかなり力を入れている模様。これまで『AC』で遊んでいたシリーズのファンは、特に期待していたいところだ。

 またステージ上では、セガブースのスタッフ5人とマイクロソフトブースのスタッフ5人によるチーム対戦のデモプレイも披露。対戦前にチームメンバー同士で作戦を練る「ブリーフィング」の画面などもスクリーンで公開され、マップ上でボイスチャットを駆使してリアルタイムに相談しながら作戦を立てる様子などを見ることができた。続くチーム対戦でも、ボイスチャットでのコミュニケーションが大活躍。ミサイルが乱れ飛ぶ激しい攻防戦でも、援護要請といったチームメイトとのコミュニケーションが円滑に進んでいた。

 『クロムハウンズ』は、マイクロソフトブースにプレイアブルで出展。会場に訪れる予定の人は、その重厚な存在感とリアルに再現された臨場感をぜひ自分の目で確かめよう。

もともと両社間で付き合いがあったとのことだが、「企画段階から一緒にいいものを作ろう、お互い力のすべてを出し切ろう」という『クロムハウンズ』のプロジェクトがスタート。

プレゼンに登場した下村氏(左)と鍋島氏(右)。鍋島氏は「本作はチーム型ネットワークバトルということで、“チーム”を重視した。仲間とのチームワークやメンバー同士との戦術が楽しめるゲームにしたい」とコメント。



スクリーンでは、機体のカスタマイズやブリーフィングといった実際のゲーム画像を紹介。

チーム戦では、美麗なグラフィックで細部まで表現されているロボットが繰り広げる、迫力の戦闘シーンに来場者たちの目は釘付け。


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