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2003年9月28日(日)

【TGS】『武刃街』のステージでは、主演を務めるGackt氏からのメッセージも!

 タイトーとレッド・エンタテインメントがタッグを組んで贈るACT『武刃街』のステージが、本日タイトーブースにて行われた。爽快感あふれるゲーム性と、華麗なアクションが売りの本作だが、注目すべき点はほかにもある。それは、主役の劉・王羽(ラウ・ウォング)役に、あのGackt氏を起用していることだ。キャラクターのモデリングはもちろん、声やモーションキャプチャーまでも氏が担当。このステージでは、ゲームの内容だけではなく、どこかミステリアスな雰囲気を持つGackt氏についての話題も多く取り上げられたのだ。なお、壇上に上がったメンバーは、タイトーの開発担当者である神村氏と、レッド・エンタテインメントの奥村氏。初めての共同作品となる本作だが、息がピッタリだったようで、両者とも完成度の高さに太鼓判を押していた。

 ゲームへの意気込みとして、「香港映画のようなACTが作りたいと思い、グラフィックやアクションなど、かなり研究して徹底的にこだわりました」と神村氏。また、奥村氏は「まず、脚本を担当してくれた黒田洋介さんやスタッフたちと、温泉で合宿をしました。いい物を作るには、裸の付き合いじゃないと(笑)。そのとき話したアイディアが、ゲームに全部生かされていてスゴイです」と、開発時の裏話を語ってくれた。

 まるで漫才コンビのような両氏の軽快なトークがはずむなか、Gackt氏からのビデオメッセージがスクリーンに映し出されると、会場にいた女性ファンは騒然! Gackt氏は、あの独特の口調で、劉・王羽を演じたときのエピソードを披露。香港映画や武術がもともと大好きだったとのことで、「劉・王羽役をノリノリで引き受けてくれた」と語っていた神村氏の発言にもうなずける。

 ちなみに、なぜ主役にGackt氏を起用したのか、との質問に、神村氏は「彼の持つイメージが、クールな主人公にピッタリだったから」と語っていた。また、スクリーンにはモーションキャプチャースーツを着て、殺陣を披露するGackt氏の姿も映されたが、それを見て奥村氏は「あのスーツを着てもかっこよかった!」と力強くコメント。その後、サインはめったにしないというGackt氏のサイン色紙をかけて、激しいジャンケンバトルが繰り広げられたのだった。

 そして最後に、「発売までもう少し待ってください。必ずおもしろいものにします!」と、神村氏。さらに、奥村氏からは「ゲームだけでは終わらせないよう、いろいろ企んでいるので、よろしくお願いします」と、早くも今後の展開を感じさせるコメントが!

 ACT好きのゲーマーから、Gackt氏のファンの女性まで、幅広い層のユーザーが気持ちよく遊べる作品になっているとのことなので、期待して待っていよう!!

冗談を交えつつ、話を進める両氏。トークでも息がピッタリ(左は神村氏、右は奥村氏)。

Gackt氏のビデオメッセージも上映。会場からは主に女性の歓声があがった。


データ

▼『武刃街 BUJINGAI』
■メーカー:タイトー
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:今冬発売予定
■価格:6,800円(税別)

■関連サイト
タイトー