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2003年9月26日(金)

【TGS】カプコン・稲船敬二氏が『鬼武者3』のオープニングムービーについて熱く語る!

 カプコンブースでは14:00より、『鬼武者』シリーズのプロデューサー・稲船敬二氏によるトークショーが行われた。

 今回、カプコンでは「東京ゲームショウ」にシリーズタイトルとしてPS2用ソフト『鬼武者 無頼伝』と『鬼武者3』の2作品を出展。稲船氏はまず、シリーズの世界観をもとに開発され、登場キャラクターたちの夢の対決が実現する『無頼伝』について「キャラクター同士の対戦だけでなく、いろいろなお楽しみ要素が詰め込まれたバラエティ豊かな作品」と誰でも楽しめる作品であるとアピール。「『鬼武者』は大人のゲームというイメージがあるけど、このソフトは低年齢層のユーザーや家族で楽しんでほしい」と話した。

 また、1作目、2作目とミリオンを突破し、注目を集めているシリーズ最新作『鬼武者3』については、オープニングムービーの撮影エピソードを中心にトークを展開。毎回完成度が高いと評判のムービーについて「今回も並々ならぬ力を注いでいる」と話した。『鬼武者3』では、ムービーの監督に映画「ジュブナイル」などを手がけた山崎貴氏、アクション指導に現在公開中の映画「英雄」に出演しているドニー・イェン氏を起用。トークショーではオープニングムービー撮影時のメイキング映像が公開され、稲船氏も「最新の映画技術、CG技術の集大成」とムービーの出来栄えに満足している様子だった。

 なお、トークショーの最後に稲船氏は「『鬼武者3』はグラフィックがフル3Dになっている他、ジャン・レノ氏の出演など、新要素が多数搭載されていてさまざまな楽しみがあると思います。発売予定時期には確実にお届けすることができるので待っていてください!」と発売を待ち望んでいるファンにメッセージを送り、「TGS2003」のために制作したという予告編ムービーを公開。今回もこれまでの作品に負けず劣らずすばらしい映像となっているようなので、ソフトの発売が今から楽しみだ。

『鬼武者』シリーズのタイトルを「TGS」に出展するのは2年ぶりと語った稲船氏。それだけにブースを訪れるファンの期待も大きい。

『3』のムービーは、背景に精巧なミニチュアを用いたり、本場のアクション監督を起用したりと、非常に力の入った内容になっているとのこと。

今年のカプコンブースでは、『鬼武者』シリーズが目玉タイトルのひとつ。遠くからでも目立つ巨大な『鬼武者』の看板が目印だ。


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