

お陰様で、『Girl'sSide2nd Season』も大好評いただいています!
大好評すぎて……。
ところどころ、売り切れのお店が出てしまいました。
『1stLove』のときも同じようなことになってしまったんで、今回は結構多めに作っておいたんですけど、それでも。
今回はちょっとタイミングが悪くて、期末商戦な上に中国の生産工場の正月休み(2月)の影響が重なったために、再出荷まで時間がかかってしまったということがあります。
でも、3月7日以降はまた店頭に並んでいたと思います。
「近所に売ってなかったよ!」という方。ゴメンナサイ!
すみませんけど、またちょっと店頭まで足を運んでみてください。
いやぁ……。
がんばってみるものですよ、皆さん。
がんばればいつか評価される。今回の制作ではそんなことを実感できました。
ところで、ここを読んでいる方の中には、もうご予約済の方も多いと思いますが、今月末には、お待たせし続けていたイラストレーションズが、2ndSeason攻略本、ノベルの第3巻と一緒にリリースされます。
イラストレーションズは、本当にお待たせしました。
小松原さん(GSシリーズのキャラデザ)を一昨年に続いて去年も本編制作の方で抱え込んでいたことが遅れの大きな原因の一つです。
そういった意味では、正に僕の差配の不味さに問題があります。
でも、その代りと言ってはなんですが、これまでのGSシリーズイラストの総決算とも言うべき全シリーズ、キャラクター網羅の記念すべき一冊になりました。
ちょっと値がはり(税込\2,762)ますが、内容的にはかなり充実しています。
ぜひ一度、見てみてくださいね。
小説の方も、もう大詰めです。
実は先週、正に真嶋編の監修をしていたんですが……。
泣けました……。
まあ、大体において僕は、自分の考えたキャラクターのお話を他所の人が書いた物を読むと何だか泣けてしまいますが、今回みたいに出来が良ければなおさらです。
あの限られた情報を元に、よくここまで真嶋と主人公の関係を掘り下げてくれたなと。
GSの脚本では、視点が主人公側からだけ(キャラクターの心情をト書きできない)という演出上の制約も去ることながら、方針として、キャラクターの環境詳細、それまでの人生細かい好み等々……所謂キャラ設定という物を、ゲーム中では必要最低限しか描かないようにしています。
もちろん、人物を描くにあたって自分の頭の中ではかなりカッチリと、語られない過去のエピソードを作っておきます。
でもそれも、現時点のキャラの行動原理になっているようなものに限っていて、それ以外の設定はほぼ作りません。
当然、自分が書けないキャラ担当のライターさんには、担当キャラ分のエピソードイメージは共有してから書いていただくんですが、自分担当分については教えない。というくらい徹底してます。
ライターさんも、僕からキャラ造形を渡された後、当然キャラ設定を肉付けして作っていくわけですが、それも、僕の方からは何か必要に迫られない限り聞かないようにしています。
なんでかな、と、考えてみたんですが、あまりハッキリした理由は思いつきません。
多分ですけど、誰にでも引き継ぎ可能にスペック化することによって、キャラクターが記号の塊みたいなものになってしまう気がするんだと思います。
だから、よくインタビューなんかで、「●●君は、つまり××系の△△キャラってことですよね?」といった質問をされると、「あぁ、そうなんですかね……」といった具合に返答に窮します。
一緒に仕事をするライターさんを探している時も、「◎◎みたいな△△キャラ大好きですよ!」というようなアピールをされると、「この方と一緒に仕事をするのは無理だろうな……」と思ってしまいます。実際、無理に仕事を初めても十中八九上手くいきません。
どううまくいかないかと言うと、まず、「設定と呼べるようなものは、これだけです。あとはシナリオ本編を参考にということで。スイマセン」という発注から始まる。
すると、大体、本編中にあった面白い言いまわしをやたらと繰り返したり、”△△キャラ”的なエキセントリックな感じなものが上がってくる。
で、
う「なんで◎◎は、こんなにキレちゃうんですか?」
(性格破綻者じゃん、コレじゃ……)
ラ「◎◎は、本編のあそこでもこれくらキレてますよね?」
(だって、△△キャラだろ……)
う「あそこは、ヤツのあの部分に触れちゃってる上に、前段でこういうイベントがあるから云々」
(つーか、△△キャラってなんだよ)
ラ「はぁ……そうですか」
(じゃ、設定作っとけよ)
みたいな泥沼になると。
まあ、書かされる側からしてみれば、わがままも大概にしとけよ、と。そうなるのも必定です。
その点、今回のノベライズの、ちゃいさんや、本編脚本の田島さんと出会えたことは、ホントにラッキーです。
いやぁ……なんつーか、楽させていただいてます。
フツーに、上がってくる本を読むのが楽しみですからね。こんなにありがたいことは無いですよ。
そう言えば……。
以前、お客様から「次回作ではこういうキャラクターを出してください!」というお便りをいただきました。
知的財産権上の問題から、制作にそういうお便りは回って来ないことになっているんですが、なぜか普通の応援のお便りの中に紛れていたんですね。
そこでもやはり、「キャラ設定:●●系の◎◎キャラで△△好き。でも本当はハラ黒系。常に××を着ていて、髪はロングで緩く結んでいる。CVは~~さん」
という内容がみっちりと書いてありました……。
こうして考えてみると。
そもそも、僕がそういった「●●系」的な分類、キーワードに疎過ぎることに問題があるような気もしてきますね……。
田島さんや、ちゃいさんがとてつもなく大人なだけで……。
・
・
・
で、何の話でしたっけ?
そうそう!
ノベルの話でした。
そういうことで、これから古森編の監修を始めます。
「発売日が3月28日なのに、今やってんの?」と思った方!
ピンポンです。
急ぎです。
大急ぎです。
ということで、現場復帰します。
艶男!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』、DS『ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』等。DS『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season』も大好評発売中!

お疲れ様です!
内Pです!
あれ?
こういうノリだったっけ?
とまあ、
書き出しのノリはどんなだったか忘れたくらいご無沙汰しています。
それこそご無沙汰しております。
「次はいつアップされるんだろう?」から、最早「いつまで”内田君はお休みです”の看板置いとくんだろう?」と、疑問に思っていた皆さん。
こんにちは。
何ヶ月ぶりか数えるのも気が重いくらいお休みしていました。内田です。
いや、”お休み”なんかしてないんですよ。公私ともに色々波乱万丈あったんですよ。
もちろん、仕事もしてたんです。
ホントにまあ……
普通、年を取るとだんだん実務の量が減って、仕事の質が重くなるもんだと思うんですが、なんだか質も量も重くなる一方ですな。
軽いのは○○袋ばかりですな。
もう、なんつーか……
ああ、仕事があるってありがたいなっ!
で、
言い訳はこの辺にして
え゛~……
バレンタインデーも近いということで、バカバカしいところを一席。
バレンタインなんてぇものは、そもそもがチョコ業界の販促イベントだなんてぇことを世間じゃ言いますが、まあ、ことの始まりなんてぇものを混ぜっ返しゃ、大概きっかけはくだらねぇことだったりするもんで御座いますからねぇ。
いいじゃないですか?
もう数十年も2月14日には日本中の男と女がテレテレやってんすから。もう、文化ってことで。立派な国民行事ですよ。
あたしがまだ駆け出しのディレクターだった頃、元祖「ときメモ」のシナリオとプランニングをやった、言ってみれば「ときメモ」の生み親とも言えるIGAさんから、こんなお話を聞いたことがあります。
「女の子から告白って不自然だから、ときメモのエンディングでは”伝説”というものを用意して、大人しい女の子でも勇気を出して告白をしにくるという説得力が必要だった。」
なるほどねぇ……と、感心したもんです。
21世紀の今じゃ、どっちかって言うと告白って女の子がするものって気すらするんですが、そうだとするとここ十数年で随分スタイルが変わったんだな、なんて思うわけです。
でまあ、何が言いたいかって言うと、St.Valentine's Dayってのも、もともとそういう、何というか女の子が「はしたない?」と思われずに告白するのに丁度良いエクスキューズになっていたんじゃないかなと。
だからここまで浸透したんじゃないかなと。
だって、それ以降、もっともらしい由来を謳って”●●をプレゼントする日”とかそういう似たようなキャンペーンが、それこそ数えきれないくらい出てきたワケですけど、ぶっちゃけどれもこれもまったく浸透していない。
そこいくとお隣の韓国じゃ毎月のように、彼氏が彼女に(彼女が彼氏に)何かをあげたり、あぶれちゃった男子が何かするイベントがあったりと、恋愛に関して毎月14日にイベントがあるそうな。
上手いね、どうも。
何がって、古今東西、全人類共通の関心事である”恋愛”に特化してるところが上手い。しかも、毎月14日ということで憶えやすいや。
そんなワケですから、今年の2月14日(木)、St.Valentine's Day!
ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season!
>>公式サイト
どうですか?
噂のニューフェースが2人も加わって、DSシリーズならではのやりこみ要素たっぷり!
さらには大容量の2G ROMでフルボイス再生30時間以上!
なのに、なんと!
お値段据え置きの\5,229(税込)!
一年で一番、恋する気持ちが盛り上がるこの時期、カップルで仲良く、残念ながらあぶれちゃった女子男子は浮世の憂さを晴らすつもりで、恋愛モードにどっぷり浸ってみては?
え?
オチてませんか?
オチてませんな……
でもほら、受験シーズンだから”オチない”に越したことは御座いません。
お後がよろしいようで……
えぇと……
そうだ!
そうそう!
今回の2nd SeasonからGSメンバーに参加するニューフェース、
真嶋太郎(マジマタロウ)先輩と古森拓(コモリタク)君のお話をしましょう!
今回の二人は、何というかですね……
今までGSシリーズではタブーにしていたことをちょっと、やっちゃっています。
まずは真嶋先輩です。
名前の由来は、
「こいつ……マジで、マタロウだよね……」
いや”マタロウ”って、べつに藤○エース先生の”魔太郎が○る!”のことでは無くてですね、何というか……秀でた人間が理不尽に挫かれた時、心に飼う鬼みたいな?
そういった感じを”マタロウ”と表現してみたワケです。
「罪と罰」のラスコーリニコフというか……「罪と罰」、読んだことの無い方はググって内容をつまんだりしないで、読んでみると良いと思いますよ。長いけど。
特に若い方や、大人だけど心にマタロウを飼っている方なら必ず得るところがあると思います。
つまり、マタロウ……じゃなくて真嶋先輩は、これまでGSには登場させなかった、本当に悪意をもって行動している男ですね。
真白い楽園の真黒いシミ、という感じ。
シミ自体は落とすことが出来ても、シミが付いた記憶は消えない。真面目なプレイヤーさんにとっては、エンディングを迎えても許せないかもしれません。
そして、そんなマタさんの罪を購うような存在?
古森君です。
彼は……
これもまた表現が難しいんですが、マタさんとは逆の方向で触れないようにしていた部分です。
色々なところで言っていますけど、まあ、思春期を扱えば避けては通れないテーマです。と言うと、イジメとかそういったキーワードを彷彿とさせるかもしれませんが、もう少し抽象的、内面的なことです。
世の中には、傍から見ていると誰かの犠牲になるためだけに生きているように見える人がいます。どんな人もみんな必死で生きているワケですから、主張しない者が悪いと言ってしまえばそれまで。親切な人なら「君ももっと主張しなきゃ!」なんて、肩を叩きたくなる。でも、もしかすると彼は全然べつのロジックで生きているのかもしれない。
「憐れむ」という気持ちの裏には、「自分の方が上だ」という優越感が隠れているのかもしれない、そんな感じです。
……なんて言うと、なんだか二人とも暗黒の深淵を覗くヘヴィな話に聞こえるかもしれませんが、そんなこたぁ無いです。「ときめきメモリアル」ですから!
その点は安心して遊んでいただけます。
実はこの二人のシナリオが僕の昨年の夏休みの宿題(?)だったので、ちょっと読書感想文風に語ってみたと。まあ、そういうことです。
それじゃ、
これからこのテキストを電撃さんに送信します!
「いや、今頃もらっても要らないんだけど……」
ということじゃなければ、
掲載されます!
艶男!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』、DS『ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』等。DS『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season』がまもなく発売!

毎度、一ヶ月ぶり? のご無沙汰です。
ということは、前回分を読んでいただいた方ならお分かりのように『1st Love』の発売からもう一ヶ月たったということになります。
プレイしていただいた方からお便りをいただいたり、コミュログ(http://mp.i-revo.jp/user.php/uchi-p/)に書き込んでいただいたり、たくさんの感想をいただきました。
いやぁ・・・。
みなさんすごく楽しんでいただいているようで、嬉しい限りですね。
今回は、DSということもあってか、Girl'Sideシリーズどころか乙女ゲーもはじめて、という方も結構いらっしゃるみたいですが、みなさんそれぞれのレベルでハマっていらっしゃるようですね。
悩んだ甲斐がありました。
今回はDS(携帯ゲーム機)ということで、総プレイ時間も平均して長くなるであろうことと、この手のゲームには慣れていない方も多いだろうこと。
そしてなにより、もうPS2で、「これでもか!」というほど遊び倒していただいた方も大勢いいらっしゃるということ、と。
難易度をどこに持っていくか、というところが悩みどころでした。
そこでまず考えたのが、PS2でたくさん遊んでいただいたプレイヤーさんには、親友→告白EDクリア。
ここの難易度を高めにする+クリア条件として新規部分を多く通るようにすることで、慣れたプレイヤーさんには、お馴染みのメンバー達の新しい顔を楽しんでもらいつつ、新鮮で新しいゲーム要素で悩んでいただこうというワケです。
そして、お初の皆さんには、まず、基本部分で彼らを知ってもらいつつ、恋愛シミュレーションの王道を堪能していただきましょう、と。PS2より告白に必要なパラメータ条件を厳密に、つまりクリア条件を緩めるボーナスを少なくして、工夫しながらプレイしないと、惜しいところでEDに届かない感じにしてみました。
……上手くいっていると思うんですけど、どうでしょうね?
さてさて。
話は突然変わりますが、さっき、録画しておいた「ホテル・ハイビスカス」について。
最近だと、公開直前で宣伝もやっている「恋しくて」の中江祐司監督の作品です。
一貫して、沖縄に住んでいる、のんびりしてるけど情熱的な人たちを描いています。
いいんですよ、これが……。
監督のおっしゃる「野生の人間」たちが、本当に愛おしく描かれています。キャラクター達の人間関係をフツーの、或いは都会の常識に押し当ててしまうと、「ちょっと、倫理的にどうなの?」という人間関係だったりするんですが、これがぜんぜん憎めない。
どうも最近では、ベストセラーどころか権威あるはずの文学賞まで、シュールな設定とか、一般的な倫理観を否定すれば「ピュア」で「リアル」で「現代社会」みたいな、お寒い潮流がもて囃されていてうんざりしていたところもあったんです。
で、中江監督作品のキャラクターたちは……。
いや、「倫理」という意味では相当「ゆるい」人たちが登場するんですが、ぜんぜん憎めない。
違いはなんだろうと考えました。
それはきっと、情熱的でありながら受動的というか、登場人物みんなが確固たる隣人愛を前提に生きている感じがするところなんじゃないかと。
恋に生きて、家族に迷惑をかけたりする部分のプロットだけ見れば、流行りの恋愛至上主義ものと同じなんだけど、「恋のためなら家族を捨てたって許されるべき!」とか、「もう死ぬしか無い……」とか、そういう厚かましさや、鼻を突くヒロイズムが全く無い。
みんな愛し合っていて、どこに離れても(昔の恋人と逃げられても!)家族だよ、愛してるよ、という、穏やかだけど強い絆が全編にあふれています。
だって、昼はグータラ寝て夜は呑んでサンシン弾いてるだけみたいなオヤジが、学校で男の子に石をぶつけてきたやんちゃな娘に、
「棒でぶったり、石を投げたりしちゃダメだ。そういうのが大きくなると、戦争になるんだ」
なんて、急に真面目に言うんです。
なんてシンプルで、なんてリアルな言葉でしょうか。
僕が大好きな「ベルリン天使の詩」で有名なベンダース監督が以前、これまた大好きな小津安二郎作品を「天使が、穏やかな人間の営みを見守っているような視線」で描かれていると言っていましたけど、そういう感じもします。
だから、響いたんだろうなと、そう思いました。
ハァ……。
いやつまり、何が言いたいかと言えば、ちょっと休みとって沖縄に行きたいなぁ、と。
スキューバでもシュノーケリングでも楽しいとこいっぱいあるし。
出来るもんなら住んでみたいくらい。
そういう話。
ちょっと、短い……かもしれませんが、スミマセン。
3~4月はサラリーマンにとって色々ヤバい時期なんです。
全国の宮仕えのみなさん、わかりますよね? ね?
そういうことで、艶男!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』。DS『ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』大好評発売中!

飲んでますか?
黒烏龍茶。
飲んでますか?
LG21。
いいですよ、ホント!
僕は、年末くらいからこれ飲んでただけでお腹がずいぶん引っ込みました!
特保バンザイ!
まあ、やたらタクシーに乗るのをやめて、何でも大盛りで注文するのをやめたというのもありますけどね。
7年くらい前は、空手道場に行ってたこともあって、体脂肪率12パーセントという、かなりマッチョなボデーだったんです。
もともと痩せ形で、「痩せの大食い」と言われるタイプだったんですよ。
だもんだから、自分のお腹が出るなんて、考えたこともなかったんですね。
ところがアナタ、どうですか・・・
3●才を超えたあたりから、まあ、ボヨンボヨンと。こう、日々成長していく感じ?
お腹がね。
細身のジャケットは軒並みボタンが掛からなくなるは、ズボンはフォックが止まらなくなるは……深夜の通販番組のロデオボーイIIに真顔で見惚れるところまで追い込まれていました。
まあ、ロデオボーイIIは未だに購入を検討していますけども。
やっぱり、基礎代謝を高くするのが一番効果あるみたいですね。
あと、満腹にならないようにする。これが重要。
僕の場合は、まあストレスのせいか、よくお腹がパンパンになるまで食べちゃってました。それがまた、仕事優先で食事の時間が不規則なもので、ほとんど消化しないうちに、付き合いで次の食事の時間になったり、逆に、気がつくと24時間コーヒーしか飲んでなかったり……。これを繰り返していると、なんだか一日中食後みたいな、妙な感じ(膨満感?)になります。
これはテレビの情報番組かなんかの受け売りなんですけど、人間サマって言ったって、ほんの数千年前までは野山を駆け回っている野生動物だったワケで、そういう生活では、まず「満腹」という状態が無い。言い換えれば、満腹状態ってのは身体からしてみれば、「予期せぬ事態」なんですね。
だから、満腹状態では、免疫力は下がるし代謝も落ちるし内蔵は圧迫されるし、胃酸が出過ぎたり出なかったりで、大変な状態なワケです。
今思い返すと、去年の秋から今年の初めくらいにかけて、ここ数年ひいたことのなかった風邪を何度もひいたのもそのせいかもしれないですね。
……尾籠な話で恐縮ですけど、LG21のおかげでお通じも定期的になって、黒烏龍茶のおかげで、油分も効率よく排出されるようでございます。
さてさて、
いやいやいや・・・
皆様、ご無沙汰しておりました。
「内田君はお休みです」のまま、早2ヶ月? 3ヶ月?
「お休みしたまま、フェードアウトなんじゃねぇの?」と思ってた皆さん。
半分 アタリ!
実際、僕も「それもありか?」なんて思ったり思わなかったりでしたが、そうもいかないようで今またこうして書いてます。
実際はね、お休みどころの話じゃなかったワケです。
「”忙しい”は理由にならない」というのが、まあ、サラリーマンの前提なんですがね? ああもギュウギュウだってぇと、そうも言ってられませんや。
ねぇ?
ところで、どうも今回はだらだらと長いなとお気づきのご貴兄。
その通り!
伸ばしていますよ。伸ばしてます。
「サボった分、倍くらい書いていいよ?(書けよ?)」とE岡氏から言われてるもんですからね。
そういった諸々に触れた上で、さらにコーヒーの精、タバコの精、エアコンの精、その他ありとあらゆる妖精さんたちに背中を押されて、ようやく本題に入ろうと思います。
まずは「RumbleRosesXX」のDLコンテンツのお話です。
ホントに申し訳ないです。もうすぐもうすぐと言い続けて半年くらい経ちましたが……今度こそあともう少しです。
各キャラ専用だったコスチュームが、他のキャラでも着られるようになって、さらに各団体デザインのものもありまして、その数なんと100種以上……予定!
僕のお勧めは何といっても、アナスタシアの衣装を着たデキシーです。
もう、何と言うかパッツンパッツンでゴージャスです。
そしてそして、
『ときめきメモリアルGirl's Side 1stLove』です。
いよいよ15日に発売です。
こんな細いところを(関係各位、失礼)チェックされている方ならもうご存知だと思いますので、いろんなところでさんざん説明してきたことはちょっと省きますが……やりましたよ。
音声もグラフィックも、もうテッテー的に詰め込みました。半年で!
……今だから言っちゃいますけど、本当はね?
もうちょっと、軽めにしようかなと思ったんです。
当初計画では、音声容量も最終的に実装された量の半分以下だったし、インターフェースを変えて、イベントを追加して、デート中タッチできるようにして……くらいの、いわゆる「DSへ移植」に限りなく近いものにしようかな、と。
まあ、だから半年っていうスケジュールを立てちゃったんですけどね。
実際に作り始めたら……、
まあ、毎度のことなんですが、つまり、
「製作」で始めて「制作」してしまったと。
そのココロは?
最近、なんだか流行り言葉みたいになって、よくわからなくなりつつありますが、僕が名乗ってる役割「プロデューサー」というのは、本来的な意味で言えば正に「製作」サイドの人間です。
ところが、現在僕が任されている2つのタイトルでは、ゲームデザイン、シナリオ、キャラクター造形、美設、音楽、映像監修など……映画に置き換えれば、監督/脚本業としてあらゆる「制作」の立場で関わっているもんですから……。
つまり、「儲けを出せ!」と、「もっと金と時間よこせ!」の相反する二つの立場を行ったり来たりするワケです。
実際に制作が始まってしまうと、勢い、現場視点が強くなって、まあ、「制作」をしてしまうんですね。
だから今回こそ、今回こそ「”製作”に徹しよう!」と始めたワケです。
ところがですね。
開発を担当してくださったデベロッパー(知る人ぞ知る、サワノさんという凄腕の会社)さん、こちらがまた熱い皆さんでして、次々に面白い提案をしてきて、「内Pなんだから、これもこれもやっちゃうよね? ね?」と、
大人の階段を昇ろうとする僕にキラキラとした眼で訴えかけるワケです。
で、火事場騒ぎの開発が一段落してみると……、
「キッチリ、数字合わせてね?」
と偉い人たちから針のような視線を浴びる破目になっていると。
いやはや「兎角この世は儘ならぬ」か……。
まあ、
”この世”っていうか、よく考えたら、ほぼ僕の性格と心構えのせいですけど!
へへ!
いや、そんな話をしようと思ったわけじゃないんですよ。
(まあ、書き直さずに続けますけども)
そうだなぁ……。
じゃあ、『1stLove』から新たに加わった、憎まれそうなニューフェース、天童 壬(テンドー・ジン)君についてちょっと。
天童君はですね、ある種リアルなヤンチャ坊主をやってみたかったんですね。
拳とプライドと友情以外の価値は受けつけないって、全身で語ってるような、なんとか人からリスペクトを受けたいと、キュウキュウとしている子達です。
もちろん、あんまり生々しいと引かれちゃうのはわかっているので、その辺は按配しつつ。
もちろん、書いたら書きっぱなしじゃなくて、ちゃんと自分で収録もして、何度もプレイしてみました。上手くテイストは伝わってると思います。
でも、ホントはね。
あの口調で書きたかったんです。
湘南辺りで、どっちかっていうとガラの良く無い方の子たちが使うアレ。
神奈川県は藤沢出身のナカイ君が、素になるとときどき使う「~(だ)べ!」「~べーよ!」という、アレですね。
もっとも、今の子達が使っているかは、ちょっと分りません。
藤沢とはお隣の茅ヶ崎で採れた僕も、実はあんまりガラのいい子じゃなかったもので、使いまくっていました。
「ルミネでメシ食うべーか?」
「おう、行くべーよ!」
てな具合です。
でも、寸でのところで踏みとどまって、スタッフのみなさんと相談して本編では自粛しました。
「仮にも王子様なんだからさ、やっぱ、そりゃねーべ?」
てな具合に。
さてさて、そんな天童君。
例によって、みなさん最初は「なに、コイツ!? ムカつく!」となること請け合い。
でも、まあ、続けてみてください。
ま あまあ、続けてみてください!
出会いがしらにムカつけばムカつくほど、3年生のある時、きっと「ポロリ」と涙が零れていると思います。
フッフッフッ……。
さあ、どうでしょう!
E岡さん!
ずいぶん書いたんじゃないですか、今回は?
超大作と言っても良いでしょう?
ということで、今回は……、
じゃなくて!
そうだ!
お陰様で『1stLove』も、良い感じの予約状況です。
「予約してないけど、週末に買いに行こう!」という方は、例によって、もしかすると店頭在庫切れご用心な感じです。
はたまた、「予約してないけど、外神田の例の界隈で当日入手予定!」の方も、なるべくお早めに!
艶男!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』。PS2『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』大好評発売中!

先日、大画面テレビとHDDレコーダーと5.1chサラウンドセットをまとめて買いまして、ついでに部屋のレイアウトを変更して、所謂「ホームシアター」というやつを作ってみました。
もともと映画が大好きなんですけど、実は今の住まいに引っ越してからそれまで、リビングのテレビは殆ど稼動してませんでした。
理由は2つ。
1つは、まあ部屋のレイアウトのせいなんですが、ソファーとテレビの位置が離れていて、字幕やなんかがちっとも読めなかったことがあります。
もう一つは、寝室のパソコンにテレビチューナーが付いているので、テレビも、もちろんDVDもそれで足りてしまうと。
そんな感じで早4~5年経ったんですけど、僕の勤め先のビルの周りでは秋ごろからずっと、ガンダムくらいの大きさの小雪さん(大雪さん?)の看板があったり、巨大LEDモニターに1/1くらいのスケールでシロナガスクジラが飛び跳ねたりなんかするもんだから、そこまで言うなら敢えて年末商戦に乗ってやろうじゃないかということで、毒食わば皿までということで、セットで購入してみたんです。
で、話は戻ってホームシアターです。
ソファーをテレビの2.5mくらい前に置いて、四方にサラウンドスピーカーを立ててみました。
いやぁ、それまでハイビジョンどころか地デジにもHDDレコーダーにも縁の無い生活だったんですけ ど、スゴイことになってるんですね、今のテレビって。
特にBSのハイビジョン放送。きれいです。ビックリします。
まず何がビックリしたかって言うと、九州場所(魁皇……)。
今まで関取さんたちは、みんな肌がつるつるなのかとばかり思っていたんですけど、結構、みんな体中細かい毛が一杯生えてるんですね。お客さんの顔もみんな見えちゃう。あれ、肖像権とかどうなってんでしょうね?
さらに毎週色んなチャンネルで何回も放送してる例の時代劇ですよ。
ハブタイの浮き具合とかカツラの不自然な毛穴のブツブツとか、全部見えます。
デジタルW○W○Wの映画なんて、DVDよりもきれいですよ。
実際、ハイビジョンテレビでDVDを再生すると、小さいテレビでは気が付かなかったブロックノイズが見えちゃったり輪郭がぶよぶよしてたりで、なんだか見る気が起きないです。
なるほどブルーレイが必要になるワケだと合点が行きました。
と、まあここまではただの自慢です。
……すごく高かったんで、ちょっと自慢させてくださいよ。
で、何が言いたいかというとですね。
ホームシアターにするとアレですね。「テレビ観ながら」っていうのが出来ません。
目の前は大画面だし、前からも後ろからも音が聞こえてくるしで、とてもじゃないけど他の作業は出来ません。
実際、今これを書きながら「テレビ観ながら」に挑戦しているんですけど、ぜんぜん捗りませんよ。「じゃあ、消せよ!」って話ではあるんですが、まあ実験ですから勘弁してください。
大画面テレビが標準的になって、テレビはリビングのホームシアターということになるとですね、勢い、食卓からテレビが消えて食卓に会話が増えるんじゃないかな、と。
……増えませんか? そうですか。
それにしても、民放のBSって、いったい何のつもりなんでしょうか? 各局一日中テレビショッピングやってますよ……。
さて、さんざん引っ張った挙句に今日の本題です。
作ってますよ、GSのDS版の話です。
なんだか半年置きくらいにこんなこと書いてるような気がしますけど、バリバリ作ってます。
今回はディレクターさん(パール之介といいます)に立ってもらっているので、毎度お馴染みの無茶苦茶なスケジュールにも関わらず、奇跡のように捗っています。
今はもうデータ制作は一段落して、音声部分とタッチ部分、その他新仕様部分の調整がメインですね。
タイトルも決まりました!
……どんなタイトルだと思います?
ジャーン!!
……やっぱり言いません。
もうすぐ発表になっちゃうので、発表してしまおうかとも思ったんですけど、
夜も更けて疲れて来た+せっかくなのでブログで懸賞つきクイズかなんかにしようかなと思います。
ということで、ご興味がある方はコミュログに注目!
艶男!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』。PS2『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』大好評発売中!

やって来ました東京国際映画祭のシーズンです。
事務所のある六本木ヒルズ周辺はポスターやらなんやらで映画だらけです。
そして凄い人の数です。
う~ん……ギロッポン!
ぶっちゃけ、今年はあんまり興味ないです。
映画自体は大好きですけどね。
はい、そんな感じで今月も続いています。RumbleSide。
本題に入ります。
僕にしては珍しくちょっと重い話です。
今、GSでもRRでもない新規の企画を検討しているんですが、ゲーマーの皆さんよくご存知の通り、この読みづらい市況です。
それはそれは、なかなか難しいです。
そう簡単に企画は通りません。
一般的に言って、ゲームに限らず大規模なエンタテイメントの企画を通す場合、大体3種類の判断があります。
先ずは一番大きなところで、会社の方針(ポリシー)と合致しているかという問題があります。会社の経営戦略、イメージ戦略に照らして必要なタイトルかどうか、ということです。
ポリシーは会社によって千差万別ですし、時期によっても変わります。他のタイトルと内容が被っていないか、というような判断もあります。
同じ組織の中ではありますが、制作と経営は言わばクリエイターとスポンサーという立場ですから、至極当然の要求です。
「そんなこと知るか! 俺はこれを作りたいんだ!」という人は、自己責任と自己資金で好きなだけ自分の世界を表現すればいい。
自分の表現をマスに向けた形に置き換えることが出来ないのであれば、大規模エンタテイメントのクリエイターとしては失格でしょう。
夢が無い話に聴こえるかもしれませんけど、大規模な予算があって初めて、個人制作では成立しえない、大規模な作品が存在できることを忘れちゃいけません。
それこそ何千万、何億という予算を自分の発案に投資してもらうわけです。
「予算」といってしまうと、どうもぼやけますが、これは言うまでも無く、経営、営業、宣伝……大勢の「誰か」が日々、額に汗して稼いだお金です。
作品の成否は、多くの関係者の生活や立場に影響を与えます。本当に怖いです。
次に、販売、営業的判断……つまりその企画の商品としての市場性。簡単に言えばこのコストをかけて、売り上げが立つかということです。
マーケティングという奴です。
販売や営業の視点から「こういう商品なら売りやすい」とか、営業展開のために「こういう工夫をしてくれ」という判断ですね。
これはすごくありがたいです。
制作からしたって、自分たちが面白いと思ったことは少しでも多くのお客様に共感してもらいたいし、カッコつけずに言えばたくさん売りたいですからね。
制作の視点では見えづらい、ものを売る現場の人たちの意見ですから重みがあります。
さてさて問題は、お察しの通り、
企画内容……つまり「それが面白いかどうか」という判断です。
ここまでの2つは、ワリとデジタルに判断が出来ます。
「方針」は、まあ大体、箇条書きにできることなので、「合っているかどうか」だし、「市場性」については、数字(販売データ等)からある程度予測が付きます。
でも、「オモシロさ」については、言うまでも無く絶対の尺度はありません。
じゃあ、みんなどうやって判断しているかといえば……形の差こそあれ、やっぱり基本的には誰か(個人でも組織でも)の「意見」で決まります。
フォーカステストとか、モニター調査というようなことはもちろん可能ですが、これは意図があれば、設問の組み方や集計の方法でどういう結論にでも導けますから、やっぱり最後は限られた人間の判断に委ねられることになります。
どの業界でもそうだと思います。
さあ、ここです。
日本の企業の場合、機会損失に対する責任……つまり「やらなかったこと」に対する責任を問うという考え方は、あまり定着していません。
さらに悪いことには、賛否あった企画が商品として成功した場合も、過去に遡って「反対」した人の判断力が疑問視されることは、もっとありません。
で、何が起こるかというと、取り敢えず「ダメ」と言っておくか、声の大きい人の尻馬に乗るワケです。
そうしていれば、セーフと。
この「声の大きい人」ってのが、もし○○だった場合、もう悲劇です。
(○○については、好きなキーワードをどうぞ。)
産業が発展して組織が大きくなると「立場」が大事な人が多くなるので、当然この風潮は加速します。
さてさて、何が言いたいかといいますと、映画、テレビ、書籍、演劇、音楽などに比べて、遥かに若くて柔軟なエンタテイメントである「ゲーム」の現場が、それらの伝統的なエンタテイメントが過去にくぐり抜けてきた「判断力の低下」に案の定ハマっているような気が……しないでもない……ことも無くも無い……ことも無い……ということです。
サラリーマン的に。
今回はこの辺で!
艶男!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』。PS2『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』大好評発売中!

どうも、Web2.0っていうのは、MSの新しいブラウザのことじゃないみたいですね。
はい、そういうワケで毎度のことながら一ヶ月のご無沙汰です。内田です。
なんだか9月に入ってからカレンダーのイラストみたいな調子で、カッチリ涼しくなりましたね。
だからなのか何なのか、風邪を引きました。えらい久しぶりに。
あんまり久しぶりすぎて、「あ、コレ風邪だ」と、気が付くまでに時間がかかりました。
なんで頭痛が取れないんだろう?
なんで背中が凝るんだろう?
なんでこんなにだるくて寝苦しいんだろう?
金曜の夕方からそんな調子で、気が付いたのがなんと月曜の朝です。
そんな自分の猛烈サラリーマンぶりに苦笑いの9月です。
ところで皆さん、DS持ってます?
多くの方が持ってますよね?なんたって、一千万台超えてますから。
かく言う僕も持ってます。まあ、そりゃそうだろう、と思われるかもしれませんが、僕にとってはスゴイことです。
業界人にあるまじきことかもしれませんけど、実は僕はゲームウォッチ(懐)以来、全く携帯ゲーム機を自分で持っていたことがありませんでした。
携帯でゲームといえば、通勤電車の中で読む本もなくなったときに、稀に電話にプリインストールされてるiアプリのゲームをするくらいだったんです。
もちろん、仕事柄それぞれの携帯ゲーム機で人気タイトルの評価をしたりはしますけど、あくまでそういった感じ。
じゃあ、なんでDSを持ってるかといえば、世間で「DSLite、売り切れで買えない!」と騒がれているとき、地元の大型量販店でフツーに売っていたのを見つけて、「明日、会社に持っていって自慢しよう!」と、いささか不純な購入動機からです。
で、ついでにいくつか人気タイトル(つまり任天堂タイトルだけなワケですけど)を買って、プレイしてみました。
ハマルハマル。
まあ、世間で大人たちに騒がれている「脳みそ系」のものもいくつかやって、それはそれで面白かったんですけど、やっぱり、ある程度やったら、もう、おなか一杯になりました。
でも、その他いくつかのタイトルはいまだにヘビーローテーションです。鞄の中に入っていて、10分時間ができればとっかえひっかえ遊んでる状態です。
(立場上、あんまり他社さんのタイトル名を連呼するワケにも行きませんので、その辺はご勘弁を。)
で、気が付いたことがあります。
DSって、ポケットにマイ世界(なんか良い表現が見つかりませんが)を持ち歩ける機械なんだ、ということです。
ネガティブに聞こえるかもしれませんが、持ち歩ける「休憩所」です。
もっとヤバい言い方をすれば「避難所」。
今までの機械だって、携帯できたんだからそういう傾向はあったんでしょうけど、まあ残念ながら僕は実感しなかったということと、やっぱりハードのスペックがあがったこと、起動時間が長いこと、そしてようやく「使える」ようになった通信機能のおかげもあると思います。
「避難所」とか、ちょっと痛目の書き方をしましたが、通信機能のおかげで友達とのコミュニケーターにもなる。その場合、「避難所」が自慢の「マイルーム」や、みんなの「広場」に早変わりするワケです。
それこそ、簡易オンラインゲームです。高価なインフラもいらないし、どこでもちょこちょこっとできるから、睡眠時間を削る必要も無い。
DSのこの爆発的な人気(ライトユーザーを呼び戻した)の理由として、世の中では、実利のある教育型ジャンルだとか、イメージ戦略大成功だとか、その辺ばかりがフィーチャーされているようですが、実はこの「ポケット休憩所」みたいなユーズって結構あるんじゃないでしょうか?
っていうか、「10分時間ができれば」と言っている時点で、「避難所」になっていることを言っているようなもんですけどね。
そんなワケで、僕は、DSにちょっとしたパラダイムシフトを感じています。
お、なんか今回はちょっとクリエイターっぽいんじゃないですか?
……え?
もうひとつの携帯機はどうかって?
それは、またの機会に!
艶男(アディオス)!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』。PS2『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』大好評発売中!

はい、そういうワケで、GS2です。
お陰さまで何とか、無事に8月3日の発売日を迎えることができました!
いやぁ、今だから言えますけど、ホントに一時はどうなることかと……
もう、製造(工場でROMをプレスしたり梱包したり)から逆算してギリギリのギリギリまで調整したりなんだりで、いやはや肝を冷やしました……。
でも、お陰さまで良い出来になりました。お待たせしただけのクオリティは確保できたと思います。
ここでちょっとお詫びなんですが、週末に手に入らなかった皆様。本当に御免なさい。
今大急ぎで出荷体制をとっておりますので、「まあ、いいか」なんて諦めずに、どうか!どうか! お店やインターネットで注文してやってください。ホント、いい作品ですので。そんなこんなで、8月3日です。
一週間くらい前になって、例によって急遽発売日の店頭イベントを開催することになりまして、僕はスケジュールがどうしても合わずに参加できなかったんですが、小松原(GSシリーズのキャラデザイナー)が、インタビューとサイン会をやらせていただきました。
ほとんど告知できなかった上に、当日のものすごい猛暑にも関わらず、100名以上の方が駆けつけてくださいました。参加してくださった皆様、本当にありがとう御座いました。お疲れ様でした。
実は小松原ですが、ああ見えて(いや、イイ意味でね?)もの凄くナイーブな人間でして、以前に一度、まあ色々ありまして、お客様の前に出ることにちょっと恐怖症みたいになっていたんですね。けど、そこを押して無理に出演させました。お客様がどんなに楽しみにしてくださっていたかを直に感じて欲しかったからです。
「絵」……それもキャラクターの絵は、どうしても好みがハッキリと分かれるところです。ましてや、これから恋愛対象として見て下さい、というキャラならなおさらです。気に入ってくださる人が居れば、それと同数の気に入っていただけない人が居るものです。だから正直なところ、イベントが終わるまでずっと冷や冷やしました。小松原の描くキャラクターにネガティブなお客様がいらして、またへこませてしまうんじゃなかろうか、逆効果になってしまうんじゃなかろうかと。
でも、駆けつけてくださった皆さん、参加は出来なかったけど、コミュログから応援してくださった皆さんの声援で、それは完全に杞憂に終わりました。あんまり詳しく書くと本人から怒られそうなので書きませんが、スタッフの話では終始ウルウルしていたそうです。一生忘れられない、いい経験になったと思います。久しぶりにグッスリ眠れたんじゃないでしょうかね。
さて、長々と内輪の話で失礼しました。
前回お約束の佐伯瑛について、少しお話します。
えぇと、先にお断りしておくと、ここからは非常に制作者的なお話になってきますので、少し「仕事」じみた書きかたになるかもしれません。キャラクターに惚れこんでいただいている方が読まれることはあまりお勧めできません。勝手な言い草ですが、どうか、今点はご勘弁ください。
前回、若王子貴文というキャラクターの「実験」についてお話しましたが、そういう意味で言えば、佐伯は「冒険」とでもいえる挑戦をしました。
なぜ「冒険」をしたかと言えば、一つには、前作の葉月というキャラクターが、自分の中で大きな存在になりすぎていたことがあります。お客様から絶大な支持をいただいて、何回も彼のシナリオを書いたり、監修したりしている内に、自分の一部みたいな存在になり始めています。なので、これまでのロジック(誤解を恐れずに言えば)でキャラクター組み立てると、どうしても葉月を彷彿とするキャラクターになってしまう。
もう一つは、葉月というキャラクターが自分としては最も作りやすいキャラクターだったことです。自分の抽斗にあるキャラクターの、正にど真ん中だからです。
今でこそ、通算何十人というキャラクター造形を経験しましたが、当時は、人様にお見せするキャラ造形なんて初のことですから、良くも悪くも自分の持っているものを包み隠さず出すしかなかったんですね。
そういうワケですから、いやぁ……悩みました、本当に。
もう逃げ出したくなるくらいでした。都内の某ホテルに軟禁(?)されて、何日も書いては捨て買いては捨て……
結局、今のうちに自分が出来ること、表現できることをとにかくやってみようと。そういうところに落ち着きました。
それはつまり、思春期の頃、自分や自分の仲間たち……恐らく、古今東西、多くの人が思春期に抱えていて、ぶつかっては傷ついていたこと。大人として扱われたいという斜に構えた「プライド」と、大人になんてなってたまるかという、子供っぽい「潔癖」。この思春期の混沌をそのまま抱えた少年を登場させたかったんです。
プレイヤーさんには、彼の一番近くにいる同い歳の少女になって、瑛と一緒に傷つき悩んで、一緒に青春時代の混沌を駆け抜けてもらいたかった。
瑛は王子様(?)という立場にも関わらず、あまりにも未熟な人間として描かれています。自分の無力さを思い知らされてあなたに八つ当たりしたり、挙句の果てに逃げ出したりもします。
GS1の葉月の時のように、序盤からロマンティックな展開を期待していたお客様の中には、瑛の言動に「カチン」と来ることが多いかもしれません。いや、感じるでしょう(瑛に代わってゴメンなさい)。でも、そんなお腹立ちをどうにか堪えていただいて、是非、EDを迎えてみてください。
きっと、あなたの心の一部……つまり「経験」になると思います。そしてそれがもし、あなたの中でもう一つの「青春」になれば、僕としてはこれ以上の光栄はありません。
……はい。
というワケで、かなり長くなった上に、ちょいとリリカルでお恥ずかしい限りですが、せっかくの発売直後回ということもありますので、ここは、まあそういうことで!
アディオス!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』、Xbox 360『RumbleRoses XX』。PS2『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』大好評発売中!

お待たせしました「Girl's Side 2nd Kiss」8月3日発売決定です!
情報遅いですか? 遅いですね。スミマセン。
長かった……。
長かったです。言うまでも無く『Girl's Side 2nd Kiss』の開発のことです。
いえいえ、そんなことよりも4年間首を長くして待ち続けてくださった皆様。長い間待たせてごめんなさい。
そして、本当に待ってくださってありがとう御座います。
確か、情報解禁の時も同じようなことを言っていたと思いますが、何度言ってもいい足りない気持ちです。
いま正に、マスターROMの何やかやをやっている最中なので、もう、これ以上お待たせすることも無いでしょう。
というか、万が一そんなことになったら僕のクビが飛びます。
その代わりといってはなんですが、今年から来年にかけて、『Girl's Side』は色んな展開が計画されていますのでお楽しみに。
とにかく色々あります。まだ詳しく説明できないんですけど、1作目の『Girl's Side』ならゼッタイ楽しい、『2nd Kiss』も遊んでいただいたら尚楽しいサービスを考えています。
……なんだか、どうもビジネスっぽい言い回しですね。
例えば、皆さんに集まっていただいて、情報交換や皆さんの『Girl's Side』に関する活動をアピールしていただいたり、そういう場を設けたいという考えが前々からあってですね、それをもしかするとようやく実現できそうだという、先ずはそういうことです。
もちろん、新商品の告知もあります。これまであった書籍やCD、グッズだけではなくて、前作が大好きな方なら、「それはプレイしなければ!」と言っていただけそうな商品もあります。もちろん、いきなり3作目ということではないですけど。
う~ん……今度はなんだか抽象的ですね。
よし、じゃあ詳しいことは『2nd Kiss』に封入されるQRコードにアクセスだ!
以上、宣伝でした。チャンチャン♪
でも、見て損は無い情報になってると思いますので、お楽しみに。
ところで、『Girl's Side』ユーザーの皆様用に、実はコミュログ(コナミュログ)を始めさせてもらったのですが、ぶっちゃけたところ、どうにもいま一つお客様が集まっていないんです。
公式サイトの方は、ありがたいことにたくさんのお客様に見ていただいているようなんですけどね……。
一つには、入り方が良くわからないというところだと思います。あとは、i-revo(コナミのポータル)の会員になっていないと書き込めない、というところでしょうか。
ここ(http://www.blog.konami.jp/info/)に登録方法があります。
なんだか怪しいサイト会員勧誘みたいになってきましたが、何も怖いことはないので大丈夫だと思います。
お願いするだけは恐縮なので、自分でも皆さんの記事にコメントを入れたりしてみます。
あ、僕のマイポータルは、ここ(http://mp.i-revo.jp/user.php/uchi-p/)になってます。
コメント0件だととても寂しいので、是非「寂しくないよ!」と僕のところにも一言コメントをくださいね。
いや、本当にお願いします。
えぇと……長くなりましたので、今回はこの辺で。
次回は、「佐伯瑛というオトコ」ということで書きたいと思います。
艶男(アディオス)!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』。Xbox 360『RumbleRoses XX』、PS2『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』の制作で、とにかく大忙し!

ようやく風も緩み、各地では桜の開花情報で持ちきりの今日この頃、相変わらずちょいワルオヤジが流行っているようですね。
しかし「ちょいワル」って、具体的にはどういうことでしょう?
この辺で皆さんと一緒に「ちょいワル」のオヤジについて考えてみたいと思います。
ちょいワルオヤジと聞いてまずイメージするのが、LE○Nですね? でも、映画のLE○Nは殺し屋ですから、「ちょい悪」どころの話ではなくて重犯罪者ですよ。じゃあ、チカンや万引きする親父のこと? いえいえ、それも立派な犯罪です。
じゃあ、ゴミの分別をしなかったり、タバコをポイ捨てする親父ならどうでしょう? あ、「ちょいワル」な感じかもしれません。
さて、ネタはこのくらいにして、『G's2』のキャラクター、今回の担任の先生でもある若王子貴文のことをちょっと書きます。あ、因みに若王子先生はちっとも「ちょいワルオヤジ」では無いです。
彼のキャラ造形については、本当に悩みました。先生としては、前作でかなり強力なインパクトを持った男、氷室零一がいるわけですから。ちょっとやそっとの人物じゃ、物足りないと思われてしまうだろうということで、アタマを痛めたワケです。
で、まず半ばヤケで思いついたのが、まったく反対の人。優しくて大人で、年頃の学生にも理解のある、生徒から人気の先生という路線。でも、やっぱりこれではどうにも定まらない。
そんな立派な大人が、なぜ生徒に恋してしまうかという説明がどうしても出来ないからです。第一、そんな立派なだけの大人なんて、少なくとも僕には上手く演出できそうにないなと。
で、二転三転して、なかなか定まらなかったんですけど、結局は、肩肘張らずに愛すべき思春期の頃のピュアさ、頑なさを永遠に心の中に閉じ込めてしまったような人にしようと、そういう風に考えていきました。
でも、そうすると今度は、
「なぜ、ピュアさ、頑なさが彼の中で固定してしまったのか?」、
「ちゃんと年上の包容力とどう両立させるか?」
というアンビバレンツを彼の性格形成として説得力をもたせる必要が出てきます。前にもどこかで話したかもしれませんが、僕が『G's』のキャラ造形のときに常に考えるのは、いわゆる「キャラ立て」をするにしても、それ相応のバックグラウンドに裏づけをしないと気がすまない。その物語の現在で彼(彼女)が「立ったキャラ」として存在する説得力が欲しいという、アレです。「そういう キャラだから」では自分の腑に落ちない。ですから、そこのところはどうしても端折りたくなかったんです。
……というワケで、実は彼は、今までの「ときめき」ではちょっと無かったような、シリアスな思春期を背負っていたりします。これはある意味僕の中では挑戦かもしれません。……あんまり脅かすようなことを言うと、『G's2』を待って下さっている皆さんに心配をかけるかもしれませんので一応フォローしておきますけど、決して、救われないような陰鬱なお話にはなっていませんから、その点は安心していただいて良いと思います。シュールな人です(笑)
さてさて、そんな感じでやっておりますG's2制作もいよいよ佳境!
みなさん、ぜひここからの情報に一層のご注目を!
再見!
■内田明理氏プロフィール:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント・プロデューサー。代表作はPS2『ときめきメモリアル Girl's Side』、PS2『ランブルローズ』。Xbox 360『RumbleRoses XX』、PS2『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』の制作で、とにかく大忙し!