普段、電撃オンラインの「くりバカ日誌」でコラムを執筆中の人気クリエイターが、メディアワークスの会議室に集まって2007年を振り返った。クリエイターを目指す人や、ゲームフリーク、物好きな人はぜひチェックしておこう。
●ゲーム業界は10分まで遅刻にならない?
――え〜、本日はお忙しい中、お集まりいただき……
E岡(担当):集まってねーじゃん! 17時に集合って言っていたのに、その時間に来ていたのが谷口君だけってどうなっているんだよ。
谷口篤士氏(以下、谷口。敬称略):他の人はどこにいるんですか?
芝村裕吏氏(以下、芝村。敬称略):1番最初に来て皆を驚かす予定だったんですが、5分遅れてしまいましたねえ。
E岡:内田君から今電話があって、「六本木通りにいる」ってさ。……まだ会社じゃねーかよ!
〜ここで里見直氏(以下、里見。敬称略)が登場〜
里見:いや〜〜、そこの川でおぼれているおばあちゃんを助けていただけで、時間には遅れていないよ……って俺が3番? 村山君はまだ来ていないのかよ(ガサガサと何かを取り出す)
――ええっと……それは?
里見:「あやつり人形」っていうドイツのメチャメチャ面白いボードゲームです。村山君がドイツのボードゲームにハマっているとコラムで書いていたから持ってきたのになあ(と言いながらおもむろにカードを配り始める)
芝村:簡単に言うと、人の悪さが出るゲームですね。でも「あやつり人形」をやらせたかった村山君が来てないというこの事態(笑)
里見:めちゃ面白いですよ。天才が作ったゲーム……っていう気がしますね。バカにはできませんが、嘘付きは勝てます。
谷口:今配られている皆のカードは、それぞれ全部違うんですか?
E岡:カードゲームをやるのかよ! ってか俺さ、メールに「対談」って書かなかった? 新春企画の対談だよ。くりバカのメンバーが集まると、なんで毎回社会人としてどうなんだ?とか、大人としてどうなの?っていう展開になるの!?
〜以下「あやつり人形」の説明とE岡氏の嘆きが続くので割愛。そしてここで部屋の扉が開いて、村山吉隆氏(以下、村山。敬称略)が登場〜
村山:どうも〜〜。ちょっと遅くなりましたが、ゲーム業界は10分遅れまで遅刻にならないからセーフですよね?
E岡:すでに15分以上遅れているじゃん!
村山:結果として5分の遅れということで。おお、「あやつり人形」ですね。今からプレイするんですか?
――ちょうど内田さん(※内田明理氏。以下、内田。敬称略)もいらしたところで、そろそろ始めたいと思います。それではよろしくお願いします。最初のテーマは「2007年に遊んだゲームで印象深いもの」です。
●掲載は……できるのか?
芝村:2007年に遊んだゲームですか。『●●●▲▲』はちょっと残念でしたね(笑)。
――ちょっ、ちょっと芝村さん。掲載できるネタでお願いします。
芝村:ワハハハ。この前遊んだXbox 360の『アサシンクリード』は、前半の作りは素晴らしかったんですが、全体を通すと惜しいという印象でしたね。
村山:俺は結構楽しんだよ『アサシンクリード』。自由に街を移動して、高いところに登っていると下から「なんだ、あの馬鹿は!」って言われるんで、壁を下りていって「おい、お前か!」ってそこにいる人を殴っていくのが(一同笑)。でもそれはゲームの本質とは違うよね(笑)
芝村:あれでスコアが表示されたらアリだったと思うんですが、後半はちょっとストイックさが弱いですね。まあなんだかんだ言いながらも最後までやったんですが……仕事しろって言われそうですね(笑)。
E岡:大丈夫か? 会話が一人歩きしているけど、これは記事にできるのか?
――多分……大丈夫です。
●ゲームを楽しむのに必要なのは民族としての素質!?
――コラムの中で、里見さんは『モンスターハンターポータブル 2nd(以下、MHP 2nd)』について記載していましたが、まだプレイされていますか?
里見:とうとう400時間を超えました(笑)
E岡:まだやってるんだ。仕事しろよ!
――里見さんは何の武器を使っているのですか?
里見:ガンナー系の弓とかですね。接近戦が苦手なんで遠くからピシピシと。このゲームって日本でも爆発的に売れましたし、実際楽しんでいる人は多いと思うんですよ。海外でもっと売れてもよさそうなんですけど……難しすぎるんですかね?
芝村:「すぐにリターンが欲しい」っていう人が多いみたいですね。『Diablo(ディアブロ)』が大丈夫なんだから、キミらも楽しめるって言いたいんですけどねえ。
村山:『EVERQUEST(エバークエスト)』とか『World of Warcraft(ワールド・オブ・ウォークラフト)』とかで同じようなことするんだけどねえ。
江口(電撃オンラインプロデューサー):ボタンの数が多いとダメなんじゃないかな。
芝村:LRボタンを使ってない人とかいますからね。お前、ガードしないの?っていう。
江口:海外のプレイヤーの爽快感と日本のプレイヤーの爽快感は違うんだよ。あのゲームは、ノーガードでガンガン斬っていても倒せないからね。ひたすら斬っているように見えるけど、部位破壊したり、苦手な箇所を攻撃するというルールみたいなものがあるから、そういうのが苦手なのかな。
谷口:それが農耕民族と狩猟民族の違いかもしれませんね(一同笑)。年に1回、計画して刈り取る日本の文化と、目の前に鹿がいたら皆で狩る文化(一同爆笑)
芝村:外国人でずっと安全な地帯にいて、そこから敵が来たときだけ、チクチク攻撃する人がいて、笑いましたね。
里見:イメージだとじっと待っているのは嫌いそうですけど……でも、ちょっと前にAtari社のゲームで『Deer Hunter』という鹿をハンティングするゲームが海外で流行りましたね。
芝村:待つのは嫌だけど、スナイプは好きなんですよ。
村山:んじゃあ皆に銃を持たせればいいんじゃね?(笑)
里見:外国人からすると「ガンナーって言っているけど、弓じゃん!」って思っているのかもね(笑)
●今の市場はクリエイターから見てどうなの?
――2007年は携帯ゲーム機が目立っていたと思うのですが、クリエイターの立場から今の携帯ゲーム機のブームをどうとらえているのでしょうか?
内田:このメンバーだとあまり話題にならないかもしれないのであえて発言しますが、携帯ゲーム機のカジュアルユーザーが入ってきたことが、ゲームとして健全になってきたのではないかと思います。誤解を恐れずに言うと、ゲームって暇つぶしだと思うんですよ。そこにちゃんと暇つぶしとしてコンテンツが用意されているというのが、ユーザーからみたら健全だと思いますね。
村山:ちょっと前に携帯電話で液晶が横になるタイプが出たじゃないですか。あれによって、携帯電話がゲーム機を駆逐しそうな気がしていますね。携帯電話の課金システムである、300円とかで1タイトルを楽しんで、自分の好みに合わなければまた他のゲームを探すというのは、ゲームとしては間違っていないと思いますね。
内田:中にはネタに走って、ゲームらしくないようなものもありますけどね(笑)
村山:アイデアだけの1発ネタゲームみたいなのね(笑)。でも日本のコンシューマーゲーム機ってそういうのにチャレンジできないけど、今のワンアイデアで構築できるモバイルゲームの仕組みというのはいい兆しだと思うな。
内田:自分が最近DSのゲームばっかり作っているから言うわけではないですが、僕はカジュアルなゲームに肯定的なんです。10年前にPSのゲームを買うムーブメントっていうのがあったじゃないですか。それとは違うかもしれませんが、なんだかんだいっても、ゲーム誌を読まない人やよほどの話題作にしか興味を示さない人が、休日にゲーム売り場に行く習慣を作ったのは偉大な功績だと思います。そう考えると任天堂さんはすごいなあって。
谷口:ゲームっていう言葉がどこまで適用されるかっていう話にもなるかもしれないんですけど、DSの売り場ってある意味書店に近いと思うんですよ。本屋って、好きな作家の本を買いに行くときもありますけど、「なんとなくサスペンスを読みたいから、これを買おう」っていう時もあるじゃないですか。そんな感覚にゲームもなっているので、市民権を得たという印象はありますね。ただ、個人的にはコテコテのゲーマーなので、昔ながらのゲームを作りたいんですけど、それを許してもらえるような環境は今は作りづらいかもしれません。
内田:右へならえじゃないですが、こちらが儲かるといえばメーカーとしてそうなるというのはあると思いますね。
里見:ゲームは自分だけが楽しい、自己満足の遊びだったと思うんですが、それが許されなくなってきたというのかな。僕らの世代は自分の中だけで気持ちいいっていう感じだったんですが、最近はそうじゃなくてきて、他の人と楽しさを共有したり、一緒にプレイするソフトが多い。だから、昔からのゲームユーザーは戸惑っているのでは?
村山:ゲームって1人でやるのは楽しいんだけど、知り合いもやっていて、ゲームを通したゆるいコミュニケーションが楽しいっていうのもあるんじゃないかな? 変な話、スコアしか出ないネットゲームでも「こんな点を出すやつがいるんだ」っていう感覚だって楽しい。だから基本は1人遊びなんだけど、その先に人が感じられるようなゲームをユーザーは求めているんじゃないのかな?
江口:そういう意味でゲーム雑誌って生まれたと思うんですよ。他のやつはどうしているの? っていうのをゲーム雑誌で取り上げていく。今はそれをネットで補完できるようになっているっていう。
●変わってきたゲーム文化?
――「電撃プレイステーション」でも「すんゲー10本。PS3」という特集がありますが、印象深いPS3タイトルはありますか?
江口:11月に発売された『ラチェット&クランク FUTURE』はすごかった! これがPS3なのか!っていうのは見えた気がするよ。
芝村:街の表現とかすごくて、大好きですね。都市1つをホントに再現してみたって言いますが、うちの会社なら街の半分くらいで予算が尽きそうです(笑)。
内田:今度、PS3かXbox 360で作るかもしれないんですが、まだ迷っているんですよ。なぜなら、次世代機で採算を取るのって現状難しいと思うんですね。かといって「グローバルで採算を」って言っても、さっき話したように思考が違うじゃないですか。これまで育ってきたゲームの文化や市場が、徐々に変わってきたのかなという感じがしています。
芝村:飛行機や車、スポーツというわかりやすい共通項があってもダメですか?
内田:それらってよくできたゲームが1つあればいいと思うんです。社内に「今は次世代機向けのゲームが厳しい」というプロデューサーもいるんですが、個人的には「もはや5年前とは違う形態になってきている」と考えています。
江口:PSやPS2の時って、ゲーマーじゃない層がゲームに向かっていたじゃない? DSのユーザー層はそれより多いけど、新たに入った層がカジュアルゲームもあまり遊んでいない。デバイスとしてゲーム機を使っているだけ。そういう意味では、その人たちは未来のゲームユーザーとは違う層なんだよね。
内田:DSって発売から1年くらいは、購入層には2つの層があったんですよ。10歳前後の層と30歳以上の層っていうフタコブラクダみたいになっていたんですが、今はそこに10代〜20代のユーザーが入ってきて、なだらかになった。それによって、シリーズもののRPGとかが売れるようになってきた。いつもって逆じゃないですか。値段が高い時にマニア層が買って、安くなったらカジュアルユーザーがついてくるっていう。最近はゲームをやる層が細分化しているっていうことなのかな?って自分は思います。でもそう考えると、PS3やXbox 360のゲームはますますリスクが高くなるんですよね。
芝村:でも次世代機の性能を生かしたゲームを作って欲しいですね。あと1個か2個のブレイクスルーがあれば、面白いゲームはたくさんできると思うんですけど。
内田:でも、そこまでコアじゃないユーザーも多数いると思うんですよ。その人たちがDSやPSPをもって、移動中や休み時間に遊んでいる。そんな文化が出てきて、携帯機でやり込めるゲームが用意されているにも関わらず、いいハードといいゲームがあれば据え置き機に戻ってくるんでしょうか?
芝村:据え置き機に戻ってくるかどうかについては、ネットワークゲームに関して言えば戻ってくると思います。携帯デバイスによって大規模ネットワークを使う場合は通信機が高くなるので、本格的なネットワークゲームはコストから考えると据え置き機しか選択肢がないと思います。
谷口:へビーなコミュニケーションスタイルを望む人はそうだと思うんですが、そこまで深いつながりを求めないんじゃないですかね。ゲームってリアクションがキーワードにあると思うんですが、それがメールやウェブで、プログラムされていないリアクションが返ってくる。我々はゲームを作っているので、こういう時にこう返しましょうという仕様を作っている時点で、このリアクション以上におもしろいゲームってなかなか作れないと思うんですよね。
3〜4年くらい前に「DSやPSPが出るぞ、こんな仕様だぞ」と聞いた時に、僕はすごい悩んだんですよ。その時の市場は徐々にコアなものが売れなくなっていて、ライトなゲームを作らなきゃいけない事態に立たされて、クリエイター魂を悪魔に売るような気持ちになったんですよ(笑)……それは冗談ですが。そこで自分なりに考えて、そういうリアクションがゲームであるとしたら、いろいろなスタイルを考えなれればいけないと思うようになったんです。僕はなかなか人は据え置きには戻らないと思っているので、PCでゲームを作り始めているんですよ。PCならば、普及率で考えたらこれ以上のものはないですし、仕事で使う人も相当増えた。携帯電話ほど身近ではないですが、1個のデバイス、コンソールとして考えた時の間口は相当広い。ここから皆を導入することができたら、ライトユーザーであろうとヘビーユーザーであろうと、何でもいいというプロジェクトをやっています。
E岡:つまり、谷口さんや内田さんの意見としては、携帯ゲーム機を筆頭にゲーム業界がライトなゲーム市場に向かっているということ?
内田:自分はそこまでは思っていませんね。携帯ゲームでやりこむようなハードなゲームだってアリだと思います。だって、僕はDSやPSPを家の据え置き機の前でやっているんですよ。自慢じゃないけど、58インチのビエラとセットになっているホームシアターセットの前で携帯ゲーム機を遊んでいるわけです!
一同:自慢だよ!
内田:(笑)。まあそれはともかく、スタイルを指すんだと思うんですね。ゲームをプレイする時間を細切れにしてつぎ込める携帯用ゲーム機というのはありかなっていう。ゲームをやる絶対量の時間というのが大方の人にはあって、どんなに時間があったとしてもゲームを1日3時間やる人だったら、携帯ゲーム機を3時間やったら、目の前にある据え置き機をやらないと思うんです。そうなると持ち運びができて、好きな時間で遊べるという手軽さを備えた携帯ゲーム機がある今、コンソールの前に縛られて、ゲームをやるっていうのは辛くないのかな?と考えています。
江口:ゲームの魅力って中毒だと僕は思うだけど、それが薄れてきているということ?
内田:そうではなくて、中毒の形が変わってきているのではないかと。例えば『おいでよ どうぶつの森』にはまっている時とかって、2・3時間ごとにゲームを立ち上げるんですよ(笑)。それも立派な中毒だと思うんですよ。
江口:今度『どうぶつの森』はWiiで発売されますよね? 中毒性があるならWiiでも売れると思うんですが、それは違うんですかね?
内田:『どうぶつの森』シリーズにだけ言えば、据え置き機からDS『おいでよ どうぶつの森』になって、大幅にブレイクしたわけですよね。それが意味するのは、あのゲームは自分がいつでも身に着けて、ちょっとずつ遊ぶものだったと僕は思うんですよ。だからこそ、今度のWiiの『どうぶつの森』はどういうことになるのか、すごく注目していますね。最初にDSでプレイしていたユーザーが購入すると思うんですが、それがコンソールで常時稼動するのかに注目しています。
村山:日本ってちょっといびつだと思うんですよ。海外ではミリオン売るつもりで企画して、ちゃんと儲けているソフトがある。でも日本でそれが出てこなくなったり、ユーザーの購入のセレクトが保守化していて、買ってくれないというのがある。そんな中で感じるのは、エンターテインメントの1ジャンルとして考えると……ジャンルのメディアが批評機能を果たしていない気がするんですよ。こんなことを言うとあれなんですが(苦笑)。本来なら、映画も漫画もゲームも買うまで内容がわからない。でもわからないものに金を出したくないので、昔おもしろかったシリーズとかに再度手を出すんですね。でも、「これは今までにないものだけどおもしろい」という批評家たちがちゃんといて、それでちゃんと買ってくれる人がいる。それがエンターテインメントとして正しい姿だと思うんですが、皆がメディアを信じてないでしょ?
内田:それってページの数に表れますよね。「期待してますよ!」っていう割には半ページだったり(一同爆笑)。
村山:だからすごくお金をかけてすごいゲームを作るという道があって、もっと手軽に一般性のある作品を作るという道もある。でも金だけメチャメチャにかかってしまい、採算の取れない状況がある。本当は同じ値段のソフトなら、お金をかけているゲームがたくさん売れてくれないと困る。最近の音楽業界って、CDもアルバムが売れなくて、1曲ずつで買う人が増えているじゃないですか? もしかしたらゲームもそういう風に、モデルを変えないと生きていけないのかもしれないですよね。
内田:僕もまさにそうだと思います。音楽業界と同じような道をたどるという未来図だと思っています。
村山:最初に2,000円で売って、あと1,000円ずつちょっとずつ売っていくようなビジネスモデルにしていくとか。でないと業界として死滅する可能性はあるとは思います。いつまでも100%絶対あるというわけではないと思うので。でも、ネット配信とかについては、マイクロソフトさんとかはすでに考えていると思いますけどね。
E岡:こないだ映画をレンタルしたんだけど、すごくつまらなくて。「でも300円だしな」っていうのは僕の中であったのね。話を聞いていたら、例えば1,000円で数日レンタルして、面白かったらさらに延長というビジネススタイルだったら、これから先はあるかもな?って思った。
村山:そういう意味では、1時間で飽きてしまう可能性があるソフトにいきなり6,000円を払わなくてはいけないというのは、もしかしたらいびつなのかもしれませんよね。
芝村:でもコストパフォーマンスで考えるとゲームっていいはずなんですよ。2時間を300円で楽しめるものと、100時間を6,000円で遊べるものを比べると、時間当たりの単価は後者の方が安くなるんで。
E岡:でもそれはブランドと一緒だよ。その価値があるかもしれないんだけど、単純に4万円が高いと思う人もいる。
村山:ネット認証とかして、ゲームで遊べるというのに料金形式をつけていくなどにした方がいいのかもしれないですね。
里見:その前の障害として、さっき言っていた中毒性があるのかもしれません。映画とかと比べて関わる時間が長いじゃないですか。本当に楽しもうとしたらそれなりの時間がかかるので、そういう面でレンタルという形式が向かないのかもしれませんよね。
E岡:だとしたら、メディアがちゃんと情報を発信しろということだよね?
村山:メディアはね……、ちゃんとせにゃいかんと思う。
――耳が痛いです。頑張ります。
芝村:お金を払って買う雑誌よりも、無料で見れるネットワークの情報が有利という人もいるかもしれませんが、おもしろいことを書けるライターの文ならお金を払ってもいいという価値があると思いますからね。
――そろそろ今回の話題の総括をしたいのですが、2008年はどうなっていくと思いますか?
全員:それがわかるなら、教えてほしいよ!
――……ですよね。え〜、今日はありがとうございました。では、そろそろ場所を移しましょうか。
男たちはネオン輝く街に消えて行った。2次会が催されたが……とてもクリエイティブな話はなく、ここで書けないようなトークが展開されたので割愛させていただく。
くりバカメンバーの皆さん、2008年もよろしくお願いします。