最新プラットフォーム＆RX3060の快適デスクトップPC『G-Master Spear Z690D4』【電撃ベストバイ2021】

　電撃独自の視点で選出した“買って損なし”な逸品を紹介する特別企画“電撃ベストバイ2021”。

　今回はデスクトップPC部門から、グラフィックカードにRX3060を搭載するサイコムの『G-Master Spear Z690D4』を紹介します。

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あらゆるタイトルで非常に快適なゲーム体験が期待できる鉄板PC

　直近のデスクトップPC市場では、インテルがリリースしたばかりの“第12世代Coreプロセッサー”採用PCが人気を集めています。

　サイコムのBTOデスクトップPC『G-Master Spear Z690D4』は、そんな第12世代Coreプロセッサーの上位SKU『Core i7-12700K』を搭載するゲーミングPCです。

　PCケースにはCoolerMasterのミドルタワーケース『MasterBox CM694』を採用。

　CPUの『Core i7-12700K』は12コア/20スレッド構成で、最大5GHzと高い動作クロックを誇ります。

　発熱が大きいことで知られる第12世代Coreですが、クーラーは空冷で静音性・冷却力どちらも定評あるNoctuaの『NH-U12S redux』をチョイス。

　高負荷状況でもしっかりと発熱をコントロールします。

　グラフィックスカードは『GeForce RTX 3060』搭載の『MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X OC』です。

　フルHD～WQHD解像度のゲーミングにおいては鉄板のGPUということで、4Kディスプレーを使用する予定がないというユーザーであれば、あらゆるタイトルで非常に快適なゲーム体験が期待できます。

　メモリ―はDDR4で、容量は16GB。内蔵ストレージは容量512TBのNVMe SSDを搭載するなど、シンプルな構成です。

実際のベンチマークで実力を検証！

　実際のゲームベンチマーク結果を見てみます。

　『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク』では、“フルスクリーン”、“最高品質”の設定で、フルHD解像度時はスコアーが20928（非常に快適）、WQHD解像度時は14721（とても快適）、4K時は7142を記録。

　スコアが10000を超えていればおおむね快適にプレイできる本タイトルで、これだけの結果を出せれば申し分なし。

　4Kではやや荷が重いですが、その場合は構成を変更してグラフィックスカードのアップグレードなども視野に入れると良いでしょう。

　構成の変更という点では、プラス10,000円前後でコスパのよい『GeForce RTX 3060 Ti』へのアップグレードが人気のようです。こちらのアップグレードを果たしたマシンの性能は“電撃の逸品”記事にて公開しているので、ぜひチェックしてください！

　実売価格は259,390円（税込）。昨今の半導体不足や物流の滞りの影響を受け、PCは全般的に高額化している状況ですが、そんな中でも20万円台で購入できるゲーミングPCは人気があります。

　最新パーツで揃えたゲーミングPCに買い替えたい、性能的に不足のないゲーミング入門機が欲しいといったニーズには、この『G-Master Spear Z690D4』がしっかり応えてくれるでしょう。